ヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)が、王室を離脱してから初めてふたり揃ってヨーロッパを訪問した。英国に立ち寄った際には、エリザベス女王(95)とも面会したといい、その動向に注目が集まっている。
ヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)が、2020年3月に王室を離脱してから初めてヨーロッパを訪問。負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」に出席するため、オランダを訪れた。
2022年4月15日(現地時間)に開かれたオープニングレセプションに揃って出席した、ヘンリー王子とメーガン妃。
メーガン妃は、ヴァレンティノのパンツスーツに同ブランドの新作バッグとゴールドのアクセサリーを合わせた、オールホワイトスタイルを披露。会場に集まったファンに手を振って応える様子がキャッチされた。
2014年にヘンリー王子が設立した「インヴィクタス・ゲーム」には、米国、カナダ、ウクライナ、オーストラリアなど20カ国のチームが参加。オランダでの開催は2020年の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2年の延期を余儀なくされていた。
また、Netflixで『Heart of Invictus(原題)』と題した「インヴィクタス・ゲーム」のドキュメンタリー番組を制作することが発表されており、会場には多くの撮影クルーの姿が。ちなみに、同番組のプロデューサーを務めるヘンリー王子のNetflixとの契約金は1億ドル(約126億円)とも噂されている。
オランダ訪問は以前から計画されていたが、実はこのレセプションの前日、夫妻がエリザベス女王(95)と極秘で面会をしたと、英紙『The Sun』がレポート。ヘンリー王子は故フィリップ殿下(享年99)の葬儀に出席するため2021年4月に一度イギリスに帰国した際に面会しているが、夫婦揃っては王室離脱後初めて。
しかしヘンリー王子は、英国滞在時の自身や家族に対する英警察の警護を英政府に拒否されたことを理由に、2022年3月に行われた祖父フィリップ殿下の一周忌の追悼式典を欠席。国民から批判を浴びたばかりだっただけに、今回の帰国を疑問視する声も多い。
メーガン妃の暴露本を執筆中の作家トム・バウアー(75)は「(ヘンリー王子とメーガン妃は)ロイヤルファミリー最悪の売国人だ」と痛烈批判。今年2月に新型コロナウイルスに感染し、先月公務に復帰したばかりのエリザベス女王と面会したことについても、「自身の信頼性と財源の確保のために、年老いた体調不良の女王を利用している」と非難した。
王室を離脱してから約2年、英国内ではヘンリー王子とメーガン妃への批判が広がるばかり。今年6月にはエリザベス女王の即位70周年を記念する式典が予定されており、ふたりが出席するのか注目されている。