テイラー・スウィフト(32)が、ニューアルバム『Midnights』の発売を発表。一部のファンが「発売日である10月21日は、テイラーの長年の因縁の相手キム・カーダシアン(41)の誕生日である」と指摘し、注目が集まっている。
テイラー・スウィフト(32)が、約2年ぶりとなるニューアルバム『Midnights』の発売を発表。その発売日に注目が集まっている。
2022年8月28日(現地時間)、米音楽専門局MTVが主催するMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式が行われ、最優秀ビデオ賞を含む最多3冠に輝いたテイラー。受賞のスピーチでファンへの感謝を述べた後、10月21日にニューアルバムを発売することをサプライズ発表した。
約2年ぶりとなるアルバムの発売にファンは歓喜。喜びの声が広がる中、一部のファンが「発売日である10月21日は、テイラーの長年の因縁の相手キム・カーダシアン(41)の誕生日である」と指摘し、思わぬ形で注目を集める結果に。
テイラーとキムの因縁の発端は、2009年にまで遡る。当時19歳だったテイラーが、今回アルバムを発表した舞台と同じMTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀女性アーティストビデオ賞を初めて受賞した際、キムの元夫カニエ・ウェスト(45・イェに改名)がステージに乱入し、「(同賞は)ビヨンセ(40)が受賞すべきだった」と言い放ったのだ。
さらに、カニエは騒動から7年後の2016年に発表した自身の楽曲『Famous』で、「俺は今でもテイラーとセックスしたいかもしれない」「なぜって、あのビッチを有名にしたのは俺だから」と、過激な歌詞のラップを披露。
テイラーは内容に激怒したものの、カニエは「この歌詞はテイラーがあらかじめ了承したもの」と主張し、双方の主張は激しく食い違った。
楽曲の発表当時カニエの妻だったキムは、過激な歌詞の楽曲が制作されることを「知らなかった」と主張していたテイラーを「ヘビ(嘘つき、裏切り者という意味を持つ)」と呼び、SNS上で激しく非難。
非難を受けたテイラーは、後日「何百万もの人々が、私のことを嘘つきだと言っていた。大衆からの辱めを受け、とてつもない孤独を感じた」とコメントを発表し、キムの虚偽の主張により精神的な苦痛を受けた、としていた。
そんな因縁の相手、キムの誕生日に発表されるニューアルバム『Midnights』は、ふたりの新たな火種となってしまう可能性も?
テイラーはアルバムの発売を発表した翌日、自身のインスタグラムでアルバムのコンセプトについて言及。頭を抱えている自身の写真に「これは真夜中に書かれた楽曲を集めたもので、恐怖と甘い夢の中を旅するようなもの」とメッセージを添え、今回のアルバムは眠れない夜に書いた曲を集めたものだと明かした。
続けて、「寝返りを打ち、ランタンを灯し続けて(何かしらの答えを)探すことを決心した全ての人のために。時計が12時を打つとき、もしかしたら自分自身に出会えるかもしれないと願いながら」と語り、「私の人生に散らばった13の眠れない夜の物語、『Midnights』は10月21日に発売されます。真夜中に会いましょう」と、結んだ。
果たしてテイラーは、新アルバムに含まれる楽曲で、どんなメッセージを発信しているのか。発売日が待ち遠しい!