マドンナ(64)がゲイだとカミングアウトした動画について、SNSでさまざまな意見が飛び交っている。
先日マドンナ(64)が、ゴミ箱に向かってバスケットボールのシュートを打つように下着を投げる動画をTikTokに投稿。動画には、「外したら、わたしはゲイ」というメッセージが!
マドンナが投げた下着はゴミ箱に入らず、遠回しにカミングアウトした結果に。すると、このマドンナの動画にSNSでは賛否の声が上がった。
「マドンナがついにカミングアウトをした」「歴史的な瞬間を見られてうれしい」などの肯定的なコメントも寄せられた一方で、「話題作りにすぎない」「これはクィア・ベイティングだ」という否定的な声も。
ちなみに「クィア・ベイティング」とは、性的マイノリティを装って人々の注目を集めるマーケティング手法のこと。また、マドンナはこの動画をTikTokに投稿したことから、「若年層のファンを増やしたいのでは?」という見解も寄せられた。
この動画に対する批評はTikTokだけでは収まらず、Twitterでも大きな話題に。
「彼女の行動をクィア・ベイティングと呼ぶ人たちは、マドンナを理解していない。あなたたちはもっと自分自身を教育し、何でも口にすることをやめるべき」と擁護した人々は、マドンナが80年代以降にエイズに対する意識を高めるなど、アライ(LGBTQ +を理解して支援する人)として活動してきた過去を讃えた。
マドンナがクィアであることを証明するべく、2003年に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードのステージで披露した、ブリトニー・スピアーズ(40)とのキスを例に挙げた人も。マドンナは、今年6月にバイセクシャルを公表しているラッパーのトキーシャ(26)ともステージでキスを披露している。
去る10月11日は国際カミングアウトデー。マドンナがなぜこのタイミングでカムアウトしたのか、理由は定かではないが、マドンナのこれまでの言動を知っている人々にとってはサプライズではなかったよう。
現在は28歳年下の男性モデルとの交際説が浮上しているマドンナ。今後の恋愛ゴシップからも目が離せそうにない。