ジュリア・ロバーツが衝撃告白! 「キング牧師夫妻は、私が産まれるための費用を立て替えてくれた」

俳優のジュリア・ロバーツ(55)が米テレビチャンネル「History」のライブイベント「HISTORYTalks」に出演。自身の誕生秘話を初めて明かした。

俳優のジュリア・ロバーツ(55)が自身の誕生秘話を初めて明かし、話題を呼んでいる。

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2022年10月28日(現地時間)、55歳の誕生日を迎えたジュリア。ジュリアを祝う様々な投稿がSNS上にアップされる中で、一際注目を集めたのが、コンサルタントのザラ・ラヒムが自身のツイッターにアップした映像。

映像は今年9月に米テレビチャンネル『History』のライブイベント「HISTORYTalks」にジュリアが出演した際のもので、ザラの投稿から5日あまりで約5万件のいいね!がつくなど、放送から約ひと月遅れで大きな注目を集めることに。

実はこのライブイベントで、自身の誕生にはアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者として知られるキング牧師こと、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(享年39)とその妻コレッタ・スコット・キング(享年78)が大きく関わっていると明かしたジュリア。

ザラはツイートで「この番組を見てから、そのことが頭から離れない」と語っており、ジュリアの告白を驚きとともに投稿したよう。

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ジュリアいわく、当時貧しい暮らしを送っていて生活に余裕がなかったジュリアの両親に、コレッタ夫人がジュリアを出産するための費用を立て替えてくれたそう。

キング夫妻が血縁関係のない自身の両親の費用を立て替えてくれたことについて、ジュリアは「彼ら(キング牧師とコレッタ夫人)が私たち家族を窮地から救ってくれた」と明かした上で、感謝を述べた。

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また、キング夫妻とジュリアの両親が知り合うきっかけについては、ジュリアの両親がアトランタで経営していた演劇学校にキング夫妻の子どもたちが通っていたからだと説明。

ジュリアによると「ある日、コレッタ夫人が私の母に電話をかけてきて、『子どもたちを受け入れてくれる学校がなかなか見つからないので、そちらの学校に入学させてくれないか』と頼んできた」んだそう。ジュリアの母はキング夫妻の子どもたちの入学を歓迎し、それ以来親交が深まったんだとか。

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当番組のパーソナリティを務めたガイル・キング(67)は一連のジュリアのエピソードを受け、「(ジュリアが生まれた)1967年は、キング夫妻が公民権を主張して活動していた真っ最中。そんな中で黒人と白人の子どもたちが交流している学校があったなんて驚くべきこと」と、感想を述べた。

話題を呼んだツイートは、キング夫妻の間に誕生した4人の子どもたちにも届いたよう。キング夫妻の次女バーニス・キング(59)は自身のツイッターを更新し、「ジュリア・ロバーツがこの話をガイル・キングと共有してくれたこと、そして多くの人がこの話に畏敬の念を抱くきっかけとなったことを感謝します。私はこの話をよく知っていますが、両親の寛大さと影響力を改めて感じ、感動しています」と、感謝の言葉を綴った。

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米国における人種差別とその克服に向けて闘ったキング牧師とその妻コレッタによる支援によって救われたと語るジュリア自身も、現在は夫で映画監督のダニエル・モダー(53)とともに慈善活動に力を入れていることでも知られている。

2014年にはその活動が讃えられ、性的指向や性表現に基づく差別、いじめを終わらせ、LGBTの文化的包摂と意識を高めるために活動している米教育機関(GLSEN)のヒューマニタリアン賞を夫婦で受賞した。

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