2000年代にアイドル歌手として人気を博したアーロン・カーターが、34歳という若さで亡くなった。衝撃な死に、兄のニック・カーター（42）をはじめとしたセレブたちは悲しみと共に追悼のメッセージをSNSで送っている。
2022年11月５日（現地時間）、2000年代にアイドル的人気を誇ったアーロン・カーター（享年34）が、米カリフォルニア州のランカスターにある自宅で亡くなったことが分かった。
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米メディア「TMZ」が伝えたところによると、５日にアーロンのハウスシッターを務めていた人物が「男性がバスタブで溺れ、意識がない」と警察に通報。駆けつけた警察が、バスタブで亡くなっているアーロンを発見したという。死因は明らかになっていないが、警察によると、他殺などの事件性はないとのことだ。
バックストリート・ボーイズのニック・カーター（42）の弟として脚光を浴びたアーロンは、1997年に９歳で歌手デビュー。『アイ・ウォント・キャンディ』などのヒット曲を連発し、1990年後半〜2000年前半にアイドル的人気を博した。
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2001年には、ディズニー・チャンネルのドラマ『リジー&Lizzie』で大ブレイクしたヒラリー・ダフ（35）と交際。若きスター同士のカップルとして、大きな注目を浴びていた。
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若くしてスターダムを駆け上がったアーロンだが、人気は長くは続かず、近年は私生活のトラブルばかりが取り沙汰されるように。2017年には飲酒運転とマリファナ所持で逮捕され、2019年にはニックと姉のエンジェル・カーター（34）から暴力を理由に接近禁止命令を出される。
昨年11月にはメラニー・マーティン（30）との間に長男が誕生するも、今年、双方がDVを受けたと主張し世間を騒がせた。
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また、以前から薬物依存症や摂食障害、メンタルヘルスの問題を抱えていたアーロン。リハビリ施設への入所を繰り返してきたが、つい最近も飲酒運転の疑いで警察から車を止められたことが報道されていた。
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アーロンの突然の訃報を受けて、パリス・ヒルトン（41）、俳優メリッサ・ジョーン・ハート（46）、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、イン・シンクなど、同じく1990〜2000年代に人気を博したセレブたちがSNSで追悼メッセージを発信。
兄のニックは、インスタグラムにアーロンとの幼少期の写真をアップ。「胸が張り裂ける思いだ。弟との関係は複雑だったが、彼に対する愛は、決して色褪せることはなかった。いつか彼が健康的な人生を歩み、必要としていた助けを得られるだろうと、ずっと希望を持っていた。人を失うと誰かを責めたくなるが、悪者は依存症と精神病だ。弟が恋しい」と、悲しみを綴った。
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元恋人だったヒラリーも「アーロンへ。あなたが人生に悩み、世界に見られながら苦しまなければならなかったことを、とても残念に思う。あなたはとてもハツラツとした魅力を持っていた。10代の私は、あなたをとても深く愛していた」というメッセージを投稿し、アーロンを追悼した。
