ウィリアム皇太子・キャサリン皇太子妃が8年ぶりのアメリカ訪問。ダイアナ元妃にオマージュを捧げる

2020年に発足した地球環境賞「アースショット賞」の第2回授賞式に出席するため、アメリカ・ボストンを訪問したウィリアム皇太子(40)とキャサリン皇太子妃(40)。英国航空の飛行機から降り立ったキャサリン皇太子妃が、故ダイアナ元妃(享年36)から受け継いだとされるイヤリングを着用していたことに、英国メディアが注目。義母への敬意を表していると話題に。

2022年11月30日(現地時間)、第2回「アースショット賞」授賞式に先駆け、ボストン入りした皇太子(40)・キャサリン皇太子妃(40)。今回は2014年以来、8年ぶりのアメリカ訪問で、ウェールズ公・公妃の称号を受け継いでから初めての訪米、エリザベス女王(享年96)が亡くなってから初めての海外訪問となった。

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今回の訪米の目的は、ウィリアム皇太子自らが立ちあげた「アースショット賞」の第2回授賞式がボストンで行われるため。英国王室は特別な場合を除き、民間機の利用が適切だと言われているが、今回は環境への配慮の意味もあり、ロンドンから英国航空の飛行機を利用しての移動となった。

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ボストンのローガン国際空港に降り立つ際、ネイビースーツのリンクスタイルを披露したウェールズ公夫妻。キャサリン皇太子妃はアレキサンダー・マックイーンのパワーショルダージャケットに、タートルネックをイン。同じくアレキサンダー・マックイーンのパンツにジャンヴィト・ロッシのパンプスというスタイリッシュな全身ネイビールックでの登場。

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セットアップがキャサリン皇太子妃御用達のアレキサンダー・マックイーンのもので、2011年に着用したウェディングドレスのブランドであることはもちろん、耳元でキラキラと輝くイヤリングにも注目が集まることに。

このゴージャスな2連イヤリングの元来の持ち主は、ウェールズ公妃の称号を持っていた故ダイアナ元妃(享年36)。キャサリン皇太子妃が2022年6月の「トゥルーピング・ザ・カラー」の時に着用していたことから、当時キャサリン妃に受け継がれたようだと言われていた。

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サファイアとダイヤモンドがあしらわれたフラワーシェイプが連なる、このイヤリングは故ダイアナ元妃のお気に入りで、1997年に亡くなるまで何度も着用が目撃されていたもの。故ダイアナ元妃はブルー系のドレスと合わせるのが定番だったようで、1986年に来日した際の晩餐会でも身につけていた。

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アメリカ訪問でも何度かこのイヤリングを披露しており、1996年、NYで開催されたメットガラではお揃いのチョーカーとともに着用。その時、故ダイアナ元妃はジョン・ガリアーノによるクリスチャン・ディオールのネイビーのドレスに合わせていたことから、今回、ウェールズ公妃の称号を受け継いだキャサリン皇太子妃のALLネイビーの到着スタイルは、義母へのオマージュだと英国民の目に映ったようだ。

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到着日の11月30日(現地時間)、NBAのボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートの試合にもサプライズ登場したウェールズ公夫妻。楽しそうにコートサイドで笑うキャサリン皇太子妃の観戦スタイルも話題となった。鮮やかなブルーのツイードジャケットは、1995年のシャネルのヴィンテージもの。イヤリングは、ロンドン発サステイナブルブランド、シャイラのカジュアルなものにつけ替えている。

今回のアメリカ訪問の主目的である「アースショット賞」は、2020年、当時は王子だったウィリアム皇太子が英国王立財団と創設した地球環境賞で、地球環境の回復への貢献に対して授与されるもの。そのため今回のウェールズ公夫妻の旅も、環境に優しいというテーマに沿っているとのことで、飛行機は民間航空機を、車はハイブリッドのレンジローバーを利用して移動しているという。

授賞式自体もできる限り、環境に配慮したものになるようで、照明には電池式のLEDを使用し、昨年の授賞式で使用した“グリーンカーペット”を使い回しするそうだ。メイクアップにもヴィーガンやクルーエルティフリのコスメを使い、食事はすべてプラントベースで、使い捨てのプラスチックは一切使用しない予定とのこと。

12月2日(現地時間)に開催される授賞式には、ビリー・アイリッシュ(20)やエリー・ゴールディング(35)などがパフォーマーとして出演することが発表されているが、ゲストにもヴィンテージやリユース、リサイクルなど、サステイナブルな服装が求められているという。キャサリン皇太子妃と歌姫たちの“エコファッション対決“も注目を集めそうだ。

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