けいれんが原因で歌うこと、歩くことにも支障が。セリーヌ・ディオン、闘病のために来年のショーをキャンセル

映画『タイタニック』の主題歌などで知られる人気歌手のセリーヌ・ディオン(54)が来年のツアーを延期することを発表。自身の難病が原因であると明かし、ファンからは応援のメッセージが続々と届いている。

2022年12月8日(現地時間)、歌手のセリーヌ・ディオン(54)がインスタグラムで、来年予定されていたツアーを延期し、来夏のショーはキャンセルすることを発表。投稿した動画では、目を潤ませながら、闘病していることを明かした。 

神妙な面持ちで、「私は長い間、健康面での問題と闘っていた。この闘いに向き合うこと、そしてこれまでしてきたことを全て話すことは、とても難しい」と語ったセリーヌ。

そして「最近、私はスティッフパーソン症候群と呼ばれる稀な神経性疾患であると診断された。これは約100万人に1人が抱える病気」と、病名を明かした。

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さらに「これまで悩んでいた痙攣(けいれん)は、この病気によるものであったことがわかった」「残念なことに、痙攣は私の日常生活のさまざまな面において影響を及ぼしている」と明かし、歩くことに支障が出るほか、以前のように歌うことができないことを、声を震わせながら語った。

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カナダ出身のセリーヌは、その圧倒的な歌唱力で映画『タイタニック』の主題歌である『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』をはじめとした数多くのヒット曲を連発。

また、選ばれた歌手のみがパフォーマンスできるラスベガスの定期公演を2003年から2019年まで16年間行い、最高収益、最高動員数、最高公演数の記録を打ち出すなど、名実ともに「世界の歌姫」として圧倒的な人気を誇ってきた。

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2021年には再びラスベガスの公演を予定していたものの、重度で持続的な筋肉のけいれんに悩まされていることを発表し公演を延期。その際には、親族が「セリーヌは足の痛みで寝たきりの状態。とても衰弱していて、体重も減っている」とメディアに語り、ファンを心配させていた。

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今回の投稿でけいれんの原因を明かしたセリーヌは、現在は苦しみながらも日々、医療セラピストと体力をつけるために治療ケアを行っているとも告白。この投稿にはグウェン・ステファニー(53)をはじめとしたセレブや多くのファンから、セリーヌへの多くの応援メッセージが続々と寄せられている。