クリスマスの定番ソングといえば、なんといってもマライア・キャリー(52)が歌う『恋人たちのクリスマス』。1994年の発売以来、毎年愛されている同曲の売り上げやマライアの取り分が明らかにとなり、話題を集めている。
約30年もの間、毎年ホリデーシーズンになると世界中の音楽チャートにランクインするマライア・キャリー(52)の『恋人たちのクリスマス』。今やクリスマスに欠かせない名曲を歌うマライアは、なんとこの1曲だけで大金を稼いでいることが分かった。
米誌『ビルボード』が伝えたところによると、同曲は2021年だけでも全世界でストリーミング数8億2,300万回、ダウンロード数9万4,000回を突破し、その売上は約6億円。印税は約2億2,000万円で、合計は8億円以上とのこと。
同曲をプロデューサーのウォルター・アファナシェフ(64)と共作しているマライアは、そのうち約2億6,500万円を手にしたと予想されている。
また、この金額には、カバー曲による印税やテレビ、映画といったメディアでの使用料などは一切含まれておらず、それらを含めた場合は、より大きな金額になるだろうといわれている。
ちなみに米誌『フォーブス』が伝えた2016年の調査によれば、マライアは毎年同曲で約3億円は稼いでいるとのこと。つまり発売した1994年から計算をすると、昨年までにマライアは『恋人たちのクリスマス』の1曲だけで、約95億円を稼いでいるという。
そんな『恋人たちのクリスマス』は、金額だけでなく、数々の新記録も樹立中。2019年には、ソロ・アーティストによるホリディソングとして米ビルボードの“Hot 100”にて最高位を獲得するなど、3つのギネス世界記録を達成。
さらに2020年1月には、米ビルボードの“Hot100”で1位となり、マライアは1990年代~2020年代すべての年代で首位を獲得した初のアーティストに輝いた。
また、マライアはホリデーシーズンにコンサートやイベントに多数出演し、絵本やアニメーションなどを発売するなど、さらに収入を増やしている。今年の感謝祭では明らかな口パクで炎上していたものの、そんなことを気にする素振りもなし。果たしてマライアは、この曲で生涯いくら手にするのか? ディーヴァの驚くべき懐事情に、ますます注目が集まりそうだ。