科学的に証明された「最もハンサムな男性」にジョージ・クルーニーら人気セレブが多数ランクイン！ １位はドラマ『ブリジャートン家』でブレイクしたあの俳優

イギリスの美容整形外科医が古代ギリシャの黄金比を使って、男性セレブの顔を科学的に検証した結果、レジェ＝ジーン・ペイジ（34）が世界一のハンサムであることが判明。数多くのメディアに取り上げられ、話題となっている。

英ロンドンの美容整形外科医ジュリアン・デ・シルヴァ氏が、古代ギリシャで考案された黄金比に基づく男性セレブのハンサムランキングを発表。Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』シーズン１でブレイクしたイギリス人俳優レジェ＝ジーン・ペイジ（34）が、「世界で最もハンサムな男性」に輝いた。

フェイシャル美容整形を専門とする医師で、長年にわたり、多くのセレブの顔の研究を行ってきたというデ・シルヴァ氏によると、レジェの顔は古代ギリシャの黄金比に93.65%も合致。古代ギリシャ人の考える“完璧”に最も近い、古典的な魅力を持つ顔立ちであることが判明したという。

「ビューティ・ファイ」と呼ばれる黄金比は、古代ギリシャの彫刻家フェイディアスにちなんで名付けられたもの。身体的な完璧さを計測するための数学的比率のことで、この概念は人の顔の対称性を測り、見かけ上の魅力を決定するものなのだそう。

2016年、“完璧な顔”の持ち主はアンバー・ハード（36）であると発表して、注目を集めたデ・シルヴァ氏。2023年１月、英「デイリーメール」のインタビューで、コンピューターのマッピング技術と画像データを解析するプログラムを使って、多くのセレブの顔を科学的に検証していることを明かした。

この最新技術によって、「身体的に人を美しくするのは何かという謎を解明することができる」と同時に、「美容整形の手術計画を立てる際にも有効」だと説明。自身のInstagramで発表した最もハンサムなセレブ男性トップ10について、特徴などを解説している。

顔のあらゆる要素に関して、物理的な完璧さを測定した結果、世界で最もハンサムな男性に選ばれたレジェ。『ブリジャートン家』シーズン１でセクシーな若き公爵サイモン・バセットを演じ、センセーションを巻き起こした彼は、その「古典的な美しい顔とゴージャスなブラウンの瞳」が１位に選ばれた要因だという。

特に、目の間隔は最高得点をマーク。目の位置や完璧な形の唇も高得点だったそうだが、わずかに数値が低かったのは鼻の幅と長さだったとのこと。

２位はマーベル映画のソー役でおなじみのクリス・ヘムズワース（39）で、１位とは僅差で93.53％。「往年のハリウッドスターを思わせるアイドル的魅力を持っている」ことが、「古典的な美しさを測る上で高得点につながった」という。“最も魅力的な顔の特徴”ランキングでは、“顔の輪郭”部門でNo.１なんだとか。

３位は同じくマーベルの映画の『ブラックパンサー』（2018）で、キルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダン（35）の93.46%。「鼻の幅と長さはトップ、あごは２位」だったとのこと。

４位はグラミー賞2023にもノミネートされ、トップアーティストとして活躍するハリー・スタイルズ（28）の92.30%。あごは99.7%、目は98.4％とともにトップスコアを記録した、科学も証明するイケメンで、「シンガーとしてだけでなく、映画俳優として急成長中なのも不思議ではない」とデ・シルヴァ氏。

５位はサッカー・イングランド代表で、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで活躍するジュード・ベリンガム（19）の92.22％。「唇と鼻の位置がほぼ完璧であることが評価」されての順位で、「ワールドカップで注目を集めたのはサッカーの才能だけではない」と絶賛。

６位は92.15%のロバート・パティンソン（36）。彼は2020年に、このハンサムランキングでトップの座に輝いているが、今年も鼻は94.7%でトップ、ほぼすべてのパーツでトップ５に入る「素晴らしい顔立ち」とのこと。ただ、唇だけが平均以下のスコアなんだとか。

７位は、マーベル映画のキャプテン・アメリカ役で有名なクリス・エヴァンス（41）の91.92%。2022年、米誌『People』恒例の最もセクシーな男性に選ばれた彼は、唇は98.8%という驚異的なスコアでもっとも美しいと認められた。検証された写真が数年前のものだとの指摘はあるものの、「目の位置と顔の輪郭もほぼ完璧な調和を保っている」ことにはファンも同意。

８位は「イケおじ」と名高いジョージ・クルーニー（61）の89.91%。2017年は１位に選ばれた彼も、近年は「加齢の影響」でランクダウン。2020年、当時58歳で５位に甘んじたのは「顔のボリュームが失われたこと」が原因だったそう。ただ「61歳でまだトップ10に入るのは驚くべきこと」とデ・シルヴァ氏。持って生まれた美貌を証明しているという。

なお９位はヘンリー・ゴールディング（35）の87.98%、10位はザ・ロックことドウェイン・ジョンソン（50）で、86.07%という結果となっている。

米「Insider」によると、黄金比を美的な基準とするアイデアが使われたのは、19世紀のドイツ人心理学者にまで遡るとのことだが、2015年、イギリス出身の数学者キース・デブリン（75）は同サイトの取材で、この黄金比が「人々の間で自然発生したという証拠も、美しさを意味するという証拠もない」と答えたそうだ。

とはいえ、レジェが『ブリジャートン家』で圧倒的な存在感を発揮して以来、彼がハンサムであることは世界中が認めるところ。同作から退いてからの活躍ぶりも目覚ましく、NEXTジェームズ・ボンドの有力候補という噂も根強い。

そんなレジェが、クリス・パイン（42）やヒュー・グラント（62）らと共演するアクションファンタジー映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』は日本でも３月31日公開予定。映画館の大スクリーンで、古代ギリシャの黄金比とほぼ一致する“完璧な顔”をチェックしてみるのもいいかもしれない。