アカデミー賞候補者の昼食会がトム・クルーズとの撮影大会に! 「ハリウッドを救った男」と巨匠スピルバーグ監督も絶賛

2023年2月13日(現地時間)、米ビバリーヒルズで行われた第95回アカデミー賞候補者の昼食会に、『トップガン マーヴェリック』で作品賞にノミネートされたトム・クルーズ(60)が出席。豪華ハリウッドスターが一堂に会するこのイベントで、最も多くツーショット撮影をお願いされた俳優として話題となっている。

アカデミー賞作品賞にノミネートされた大ヒット作『トップガン マーヴェリック』でプロデューサーとしても名を連ねるトム・クルーズ(60)が、ビッグスターがひしめき合う恒例の候補者昼食会の話題を独占!

ハリウッド仲間たちの“一緒に写真を撮りたい”というリクエストに快く応じる様子や、イメージチェンジした新しいルックスなどが注目を集めている。

アカデミー賞候補者の昼食会がトム・クルーの画像_1

Photo:Getty Images

この日、上質感あふれるブリオーニのスリーピースに身を包み、会場のザ・ビバリー・ヒルトンに姿を現したトム。終始笑顔で、ハリウッドの仲間たちと握手をしたり、みんなでハグをしたり、ジョークを言い合ったりしながら、お互いのノミネートを祝福。会の途中、米誌『PEOPLE』の取材に対して、「楽しいです。この会を満喫しています」と答えたという。

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今年の昼食会に出席したアカデミー賞候補者の多くが、トムの大ファンだったようだ。今回、主演男優賞で初ノミネートとなった『エルヴィス』のオースティン・バトラー(31)は、トムとは初対面で、「長年憧れ、演技のお手本にしてきた人が目の前にいるなんて、とても現実とは思えなかった」とインタビューでコメント。

『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー(54)や『aftersun/アフターサン』のポール・メスカル(27)など、話題の俳優たちもこぞって、“神ファンサ”で有名なトムに近寄り、一緒に写真を撮る姿をカメラに捉えられている。

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今回最多ノミネートの話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称『エブエブ』)で主演女優賞にノミネートされたミシェル・ヨー(60)は、トムが放つ圧倒的なスターオーラにメロメロだったよう。自身のInstagramにもツーショットを投稿しており、ついにトムと会えたことは最高の喜びだと綴った。

また同じく『エブエブ』で助演女優賞にノミネートされたジェイミー・リー・カーティス(64)も、トムと楽しそうに会話するところを目撃されたひとり。

英『デイリー・メール』によると、ジェイミーは「トムにばったり会ったの。お互いのことをよくは知らないけれど、2人とも長くこの仕事をやっているのよ」とうきうきしながら語っていたそう。

人権活動家のマララ・ユスフザイ氏(25)は、エグゼクティブプロデューサーとして参加した短編ドキュメンタリー映画『Stranger at the Gate(原題)』がノミネートされ、この昼食会に出席。素晴らしい1日だったと自身のInstagramに6枚の写真を投稿した。

そのトップ画像はトムとのツーショットで、「トム・クルーズといかに出会ったかを話し出したら止まりません」と興奮気味にキャプションをつけている。

『エブエブ』で前哨戦を総なめにしている、助演男優賞ノミネートのキー・ホイ・クァン(51)は昼食会後、米情報番組『TODAY』に出演。

子役時代に一度会ったことがあるというトムと2度目の対面を果たし、「僕は叫んだよ。トムがこの場がいるんだ。みんなが彼と話すために列を作っていた。興奮しすぎて声が出なくなったよ」と熱っぽく語り、かっこつけている場合ではないと「セルフィーをお願いした」ことを告白。トムが『エブエブ』を好きだと言ってくれたとうれしそうに明かした。

ほかにも『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でマーベル映画初の助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセット(64)や『フェイブルマンズ』で主演女優賞の候補となったミシェル・ウィリアムズ(42)らもトムと親しげに談笑していたとのことで、一流スターにとっても特別な存在であることが改めて証明された。

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数あるツーショットの中で一番の話題となったのは、『マイノリティ・リポート』(2002)や『宇宙戦争』(2005)でタッグを組んだことでも知られる巨匠スティーブン・スピルバーグ監督(76)との再会シーン。今回『フェイブルマンズ』で監督賞ほか7部門にノミネートされたスピルバーグ監督が、トムをハグして『トップガン マーヴェリック』の成功を祝福したと、多くのメディアが報じた。

米サイト『Deadline』によると、監督がトムを賞賛する動画を最初にInstagramで公開したのは、短編ドキュメンタリー映画『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』でノミネートされた監督カルティキ・ゴンサルヴェス(36)で、現在は削除しているものの、あっという間にSNSで拡散された。

その動画でスピルバーグ監督は「君はハリウッドの危機を救った。劇場配給を救ったかもしれない」とトムに語りかけ、「真面目な話、『トップガン マーヴェリック』は映画業界全体を救ったかもしれないね」と大絶賛。

巨匠に“ハリウッドの救世主”と賛辞を贈られ、恐縮するような表情のトムが、見慣れない長髪で、まるでハワイ帰りのような日焼け肌であることも注目を集め、「日焼けスプレーを使った?」とネット上で話題となった。

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3月12日(現地時間)にハリウッドのドルビーシアターで開催される第95回アカデミー賞授賞式。『トップガン マーヴェリック』は6部門にノミネートされており、作品賞の候補はトムにとって『ザ・エージェント』(1996)以来、26年ぶりのこと。

アカデミー賞は娯楽大作を避けてきたといわれるが、2022年5月公開以来、世界中で14億8000万ドルという驚異的な興行収入を記録している本作ならと、受賞に大きな期待が寄せられている。

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