「自分かNFLか選べ、なんて言っていない!」ジゼル・ブンチェンがトム・ブレイディとの離婚後、初めて心境を語る

2022年10月、正式に離婚を発表したモデルのジゼル・ブンチェン(42)とNFL選手のトム・ブレイディ(45)。約13年間の結婚に終止符を打った理由として、引退の約束を反故にしたトムに、ジゼルは我慢の限界だったと噂されてきたが、ついにジゼルが離婚について語り、話題を呼んでいる。

長年トップモデルとして君臨してきたジゼル・ブンチェン(42)とNFL史上最高のクオーターバックと名高いトム・ブレイディ(45)。セレブ界きってのスーパーカップルとして知られ、オシドリ夫婦としても有名だった2人がなぜ、離婚することになったのか。

ジゼルが雑誌のインタビューで初めて明かし、「自分かNFLか選べと最後通告した」という噂を否定した。

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2人の結婚生活は破綻しているのではないかとの憶測が続いた後、2022年10月28日(現地時間)、円満に離婚が成立したことをそれぞれのInstagramストーリーズで発表したジゼルとトム。

2022年11月、ポッドキャストの番組に出演したトムは、ジゼルとは「非常に友好的な関係」にあると強調していたが、その後も、離婚の原因はトムが引退計画を撤回し、もう1シーズン復帰するという衝撃的な決定をしたことだと囁かれ続けていた。

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英『デイリー・メール』によると、ジゼルは2023年3月22日(現地時間)に公開されたインタビューで、そんな世間の憶測や噂について「とても傷つく」と言い、「これまで聞いた中でもっともクレイジーなこと」だと否定。

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「私はいつも彼を応援してきたし、これからもずっと応援し続ける」と今なおトムの“チアリーダー”であると主張し、「世界でもっとも幸せになってほしい人がいるとしたら、それは彼よ。信じて。私は彼に達成し、征服してほしい。彼の夢のすべてが叶うことが私の望み。本当に、心の底から」と訴えた。

離婚は「私の夢の死」であり、「死と再生のようなもの」だと表現したジゼル。「自分の人生のあるべき姿を想像して、出来る限りのことをやったのに。辛かった」と述べている。

13年間の結婚生活の末に別れた理由として、「言われてきたことは、もっと大きなパズルのほんの1ピースにすぎない。白黒はっきりさせられるものではない」と発言。

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「私が26歳、彼が29歳の時に出会って家庭を持ち、一緒に何かをしたい」と思ったが、一緒に成長することもあれば、一緒に離れていくこともあったと言い、「時が経つにつれて、私たちはただ違うことを望んでいると気づき、ある選択を迫られた。だからといってその人を愛していないわけではない」と語った。

ただし、ジゼルが妻や母としての役割を優先したのに対し、トムはキャリアを追求し続けたことをほのめかすように、「自分が本当に望む人生を生きるためには、ダンスのようにお互いにバランスをとれる人が必要」だとも付け加えている。

2006年に交際を始め、2009年に結婚したジゼルとトム。離婚後も息子ベンジャミン(13)と娘ビビアン(10)の親権を共有しており、共同育児を続けていくつもりだという。

トムと元パートナーである俳優ブリジット・モイナハン(51)との間に生まれた息子ジャック(15)のステップマザーでもあるジゼル。ジャックの存在が「母親になりたいという欲求を目覚めさせた」と打ち明け、離婚後もジャックが「最高の人生を送れるよう」全員で協力することを決意していると宣言。

また「困難な状況」があったと認めつつ、現在はブリジットとも「素晴らしい関係」であり、ジャックの共同の親として過ごした日々が、トムとの共同育児を進めていく上で役立ったとも語っている。

今後は子どもたちの母親として全力を注ぐ一方、「自分自身の夢」があることを明かし、「本当の充足感を見つける」ことが人生において重要であると子どもたちに示したいと思っているという。

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トムのサポートのために中断していたファッションキャリアを再始動させる予定とのことで、彼女の代理人は、さらなる「本当に大きなファッションの瞬間」が訪れると明言しているそう。

米『フォーブス』誌の「世界で最も稼ぐモデル」の座に15年君臨したジゼルが、どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

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