『エミリー、パリへ行く』でおなじみのリリー・コリンズ(34)が米ロサンゼルスの高級ホテルで盗難被害に遭ったことが明らかとなった。
先日、ウエスト・ハリウッドにある高級ホテル、ザ・ウエスト・ハリウッド エディションに滞在していたリリー・コリンズ(34)。スパに行っている間に、保管スペースに置いていた婚約指輪、結婚指輪といくつかの電子機器が盗まれていたことが明らかに。
米ゴシップサイト『TMZ』によると、現時点ではリリーが荷物を保管していた場所に、誰かが無理やり押し入った形跡はなかったとのこと。警察は、建物の監視カメラの映像から手がかりを探る予定で、「1万ドル以上」の窃盗事件として分類されており、今のところ逮捕者は出ていないという。
リリーは2019年、出演作『Gilded Rage(原題)』の撮影現場で監督チャーリー・マクダウェル(39)と知り合い、2020年9月、ニューメキシコへ旅行中に婚約したことをInstagramで公表。
「私の人生はあなたを待っていました、そして私たちの人生を一緒に過ごすのが待ちきれません」というコメントを添えて、プロポーズシーンの写真とともに、婚約指輪がキラリと光るラブラブなカップル写真を投稿した。
またチャーリーも自身のアカウントで婚約したことを発表。「不安と暗闇の中で、あなたは私の人生を照らしてくれた。君との冒険を永遠に大切にする」とキャプションを添えて、淡いピンク色のダイヤがきらめく、ユニークな婚約指輪を付けたリリーの写真をシェアした。
米誌『People』によると、この投稿に、指輪のデザインを手がけたジュエリーデザイナー、アイリーン・ニューワースから祝福のコメントが寄せられ、チャーリーは「今まで見た中で最も美しい指輪を作ってくれてありがとう」と返信。リリーも「最も見事で完璧な指輪を、心の底からありがとう。息をのむほどだわ」と付け加えている。
この婚約指輪はアイリーン・ニューワースの公式ウェブサイトで、「唯一無二のローズカットダイヤモンド」のカスタムリングであることが紹介されており、リリー自身もプロポーズの経緯を含め、指輪の詳細を2020年10月、トーク番組『Live with Kelly and Ryan』でシェア。
リモート出演したリリーは、カメラに向かって左手をかざしながら、「ローズカットのダイヤモンドよ」とうれしそうに話し、「チャーリーがアイリーンと一緒にデザインした」ことを明かした。指輪を渡された時にはとても驚いたそうだが、「まさに私が望んでいたもので、彼は明らかに私のことをよく知っている」と満面の笑みで語っている。
そんな世界でひとつだけのスペシャルな婚約指輪について、米サイトPOPSUGARがジュエリーブランド、ジェシカ・フリンのCEO兼ジュエリーデザイナーに取材したところによると、「ローズカットダイヤモンドは3カラット」とみられ、「ベゼルセッティングでイエローゴールドのバンドにセット」されており、同ブランドの見積もりでは「約125,000ドル(約1,685万円)の価値がある」という。
先述の『TMZ』の報道では、今年1月、ラッパーのドレイク(36)のビバリーヒルズの邸宅に何者かが押し入ったほか、2月にはサッカーのスター選手ケリン・アコスタ(27)や『トップガン マーヴェリック』でおなじみのマイルズ・テラー(36)が空き巣被害に遭っており、ロサンゼルスで暮らすセレブリティが相次いで泥棒のターゲットとなっている。
リリーは今回の盗難について、コメントは出しておらず、代理人も各メディアからの問い合わせに応じていない模様。大切な指輪が彼女の手に戻ることを祈りたい。