トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「怒鳴る」姿がバズり、妻リタが状況説明する事態に

2023年5月23日(現地時間)、カンヌ国際映画祭で行われたウェス・アンダーソン監督(54)最新作『アステロイド・シティ』ワールドプレミア。トム・ハンクス(66)がスタッフを“叱っている”ような様子の写真が拡散されたことについて、妻リタ・ウィルソン(66)がSNSでその真相を明らかに。

2023年5月23日(現地時間)、カンヌ国際映画祭で行われたウェス・アンダーソン監督(54)最新作『アステロイド・シティ』ワールドプレミアで、妻リタ・ウィルソン(66)とともにレッドカーペットに登場したトム・ハンクス(66)。

スタッフを“叱っている”ような様子の写真が拡散されたことについて、リタがSNSでその真相を明らかにした。

2023年5月23日(現地時間)、ウェス・アンダーソン監督(54)最新作『アステロイド・シティ』のワールドプレミアがカンヌ国際映画祭で行われた。スカーレット・ヨハンソン(38)など豪華キャストが揃って登場し、ひときわ華やかだったレッドカーペットで、思わぬ形で注目を集めたトム・ハンクス(66)。

役柄のイメージからも「ナイス・ガイ」の印象が強いトムが、スタッフに対してまるで激怒しているように見える画像が拡散され、ネット上に動揺が走った。

トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「の画像_1

Photo:Getty Images

クラシックなタキシードに身を包み、ビーズが煌めくヴェルサーチェのドレス姿のリタと揃って登場したトム。今年4月、結婚35周年を迎えたおしどり夫婦は、ほかのキャストたちと一緒に笑い合ったり、スマホで写真を撮ったりしながら、仲睦まじい様子を披露した。

トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「の画像_2

Photo:Getty Images

詰めかけた大勢のファンや記者陣に対して手を振ったり、笑顔を振りまいたりしながら、楽しそうにレッドカーペットを歩いていたが、スタッフと思われる男性に対し、激しいジェスチャーと強い口調で、まるで怒鳴っているように見える一幕が!

その様子はカメラマンたちの目に留まり、拳を突き上げたり、相手の顔を指差したりするトムの激しいジェスチャーや、リタが相手の話を遮るように手をあげる瞬間などがキャッチされた。

さらに翌日、キャストが勢ぞろいしたフォトコールにトムが欠席したことから、ネット上ではますます騒ぎに。

しかし、リタはこの混乱を収束すべく、“疑惑”の画像が掲載された記事のスクリーンショットにコメントを添えて、自身のInstagramのストーリーズにアップ。

トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「の画像_3

Photo:Getty Images

「これは『聞こえない』と言っているところ。みんなが叫んでいたの。なんて言ったの? どこに行けばいいの? って」と状況を説明し、「でも、それでは記事にならないものね。ナイス・トライ(おあいにくさま)! 私たちはとても楽しい時間を過ごしたわ。『アステロイド・シティ』を観に行ってね!」とちゃっかり夫の出演作の宣伝までした。

トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「の画像_4

Photo:Getty Images

英サイト『Daily Mail』によると、その投稿の直後、カンヌ国際映画祭で10年働いているというレッドカーペット・マネージャーの男性が、リタの話を裏付けるように経緯を説明。

「何も起こっていない。その写真は完全に誤解を招くものだ」と同サイトに語り、ハンクス夫妻は、ほかのキャストと一緒に、レッドカーペットのスタート地点まで戻るべきかと尋ねてきただけだったと明かした。

トム・ハンクスがカンヌで拳をつき上げて「の画像_5

Photo:Getty Images

そして、トムに近い関係者が同サイトに語ったところによると、トムはもともとフォトコールに登場する予定はなく、別のイベントのためにアメリカに戻る予定だったという。

ともかくも、リタの投稿後、『FOX NEWS』や『CNN』など、アメリカのニュースサイトは、「真相は本人たちのみぞ知るところであり、写真を見ただけで判断するものではない」という論調に。35年連れ添ってきた妻のナイス・フォロー(?)で、騒ぎは一件落着となったようだ。

先述の関係者の発言を裏付けるように、アメリカに戻ったトムは5月25日(現地時間)に行われたハーバード大学の卒業式にゲストスピーカーとして出席。

式典で名誉博士号を授与され、スピーチを行った際、アメリカが偽情報問題に取り組んでいることをふまえ、「真実は神聖なものである。変えることはできない」と語ったという。今回の騒動の“真実”はいかに?