テイラー・スウィフト(33)がメーガン妃(41)のポッドキャスト番組『Archetypes』への出演を辞退していたことが分かった。地元メディアによると、メーガン妃は番組出演者を探すことに苦労したそうで、先日同番組の打ち切りが発表されたことの一因だと推測されている。
テイラー・スウィフト(33)が、メーガン妃(41)のポッドキャスト番組『Archetypes』からの出演オファーを断っていたことが分かった。
2022年8月にスタートした『Archetypes』は、女性に向けられる偏見やステレオタイプをテーマにメーガン妃とゲストが語り合うという内容。
第1シーズンでは、パリス・ヒルトン(42)やセリーナ・ウィリアムズ(41)、マライア・キャリー(54)など、名だたるゲストが登場。豪華なゲストの効果もあってか、ストリーミングサービスSpotifyの国際チャートでは米国、英国を含む6つの国と地域で1位を記録するなど、話題を呼んでいた。
しかし、人気は長くは続かず、2023年6月15日(現地時間)、ヘンリー王子(38)とメーガン妃のプロダクション会社Archewell AudioとSpotifyは共同声明という形で番組の打ち切りと契約終了を発表。現地メディアは、メーガン妃にとっては「不本意な終了である」と報じていた。
番組終了の経緯は発表されていないものの、米経済紙The Wall Street Journalによると、ヘンリー王子とメーガン妃は2020年にSpotifyと約2,000万ドル(約29億円)の契約を結んだものの、第1シーズンとして配信したのはわずか12エピソードのみ。
これに対し、Spotify側が「報酬の全額を受け取るだけのコンテンツを制作していない」として解雇を通知したという。
同紙によると、メーガン妃が番組のエピソード数を増やすことができなかったのは、出演ゲストの確保に苦労したことが一因だとか。
テイラーへの出演をオファーした際にもメーガン妃は直筆の手紙を書いて猛アピールをしたそうだが、結果は不発。テイラーの代理人から出演を辞退する旨の連絡が入ったという。
そういったメーガン妃の努力も実らず、同番組は約1年余りで配信を終了。
SpotifyのCEOダニエル・エク(40)は今年はじめに応じたインタビューで、これまでは経営面で「投資しすぎ」な側面があったと発言。今後はポッドキャストの市場での地位を確立するために、「業績が上がらないものは当然、更新しない」としており、メーガン妃の番組といえども、特別扱いとはならなかったようだ。
一連の発表を受け、メーガン妃の代理人を務める芸能事務所WMEは、地元メディアの取材に「メーガン妃はポッドキャスト番組に代わる新たなプラットフォームでの配信を望んでおり、企画を練っている最中である」と返答。
現時点で詳細は不明だが、豪華なゲストを呼んでの番組が難しくなってきたことで番組内容に頭を悩ませているのかもしれない。