ヘンリー王子&メーガン妃、英国の邸宅からの退去を求められる。父・チャールズ国王が要請

2020年3月に英王室から離脱し米国に移住したヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)に対し、英国滞在時に住居として利用していた邸宅から退去するよう、チャールズ国王(74)が要請していることがわかった。

ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)が、英国滞在時に住居として利用していた「フロッグモアコテージ」からの退去を要請されていることがわかった。

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2018年5月に結婚して以降、英ロンドンに位置するウィンザー城の敷地内にある邸宅のひとつ、「フロッグモアコテージ」に住んでいたヘンリー王子&メーガン妃。

2020年3月に英王室を離脱し米国に移住してからは、英国滞在時の拠点として利用していたそうだが、英タブロイド紙『The Sun』によると、今年1月にチャールズ国王(74)が邸宅を明け渡すよう夫妻に要請。夏までの退去を求めているという。

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皇太子時代から王室のスリム化を提言しており、今年5月に行われる自身の戴冠式を前に、王室メンバーの居住地などを整理しているチャールズ国王。

現在、バークシャー州に位置する王立公園「ウィンザー・グレート・パーク」内にある31ものベッドルームを備えた巨大なコテージに住んでいる弟のアンドルー王子(63)&セーラ夫人(63)を「フロッグモアコテージ」に転居することを提案しているとか。

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ヘンリー王子は王室を離脱した際、英国滞在時の自身や家族に対する英警察の警護を英政府に求めたものの、要求が拒否されたため「(英警察の)警護なしで英国を訪問するのは危険すぎる」として英内務省を提訴しており、現在も裁判は継続中。

そんな状況の中で今回の退去要請が行われたことを受け、ヘンリー王子は「自身とメーガン妃、そして長男アーチー(3)と長女リリベット(1)が英国で更なる危険に晒される」と主張しているという。

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元ロンドン警視庁の司令官を務めたという男性は、『The Sun』の取材に応答。ヘンリー王子の主張に対し、「国の警備を期待するなど横柄で不合理で、うぬぼれとしか思えない。それなしでは自分の重要性が格下げとなると考えて警備が欲しいだけ」と、厳しい言葉で王子を非難した。

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地元メディアによると、ヘンリー王子&メーガン妃夫妻は安全保安上の観点から、子どもたちを連れて英国に渡航することを悩んでいるといい、「フロッグモアコテージ」が自由に使えなくなれば、英国滞在の計画がより複雑になることを懸念しているそう。

さらに、今年5月に行われる予定のチャールズ国王の戴冠式に出席できるかどうかも不透明な状況で、「もし戴冠式への出席が叶っても、それが最後の家族揃っての英国旅行になるかもしれない」と話す関係者も。

昨年6月に行われたエリザベス女王(享年96)即位70周年を祝う行事「プラチナ・ジュビリー」では、家族揃って英国に戻り、「フロッグモアコテージ」の裏庭でリリベットの1歳の誕生パーティを行なったヘンリー王子とメーガン妃。思い出の邸宅で過ごすことは、もうないのだろうか。続報を待ちたい。

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