GLP-1で約14kgの減量に成功したと明かしたセリーナ・ウィリアムズ、自信に満ちた水着ショットを投稿

元テニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(43)が米誌『People』のインタビューで、「GLP-1薬を服用して、31ポンド(約14kg)の減量に成功した」ことを明かし、話題に。セリーナはその後、ビタミンイエローの水着を着用した写真をインスタグラムに投稿し、引き締まったボディを披露した。

米誌『People』のインタビューで、「GLP-1薬を服用して、31ポンド(約14kg)の減量に成功した」と明かして話題を集めた、元テニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(43)。ビタミンイエローの水着姿で堂々とポーズを決めた写真をインスタグラムに投稿した。

セリーナは2017年に長女のオリンピア(7)を、2023年に次女のアディラ(2)を出産。現在は2児の母でもあるが、オリンピアの産後から体型が変化し始めたとか。

「何をしても、どれだけトレーニングしても、理想の体重にたどり着けなかった」とセリーナ。「これまでのキャリアで一度も近道をしたことはなく、常に一生懸命に努力してきた。でも、同じことを繰り返しても体重計の数字も体型も変えられないのは、本当にフラストレーションが溜まった」と語った。

そしてその苦労は、2023年にアディラを出産した後も経験したという。「2週間で体重は大幅に減ったものの、その後は停滞してしまった。それからは1ポンドも減らなかった」と打ち明け、「自分が理想とする体重に戻れるかどうか分からないと思った」と振り返った。

別の改善策を考えていたところに出合ったのが米ダイエット社「Ro」で、悩んだ末に、GLP-1療法のサポートを頼ることにしたとか。GLP-1薬は主に糖尿病患者に処方されるもので、脳内で満腹感に影響を与える。最近だと、オゼンピックやマンジャロなどが有名だ。

しかし、セリーナはGLP-1薬の使用をめぐって様々な論争があることを認識しており、当初は使用することが不安だったとも告白。

「このことについて、たくさん調べた。『これは近道になるの? どんなメリットがあるの?』って。ただやるだけじゃなくて、もっと深く考えたかった」と話した。

GLP-1で約14kgの減量に成功したとの画像_3

「Roを愛用中」と書かれたナイキのキャップを被ったセリーナ Photo:REX/アフロ

その後、自分にとって正しい選択だと判断したセリーナは、2024年初頭にアディラの授乳を終えてから、GLP-1療法をスタート。実際に31ポンド(約14kg)の減量に成功し、現在は「Ro」のアンバサダーも務めている。

体重が減ってからは、これまで以上に気分が良いというセリーナ。「とにかく、できることが増えた。活動的になったし、関節の痛みも以前ほどなくなった。ただ座るといった単純な動作も、ずっと楽になった気がする」と語り、今後は必要に応じて注射を打つそうだ。

セリーナはこのインタビューで、「私の話を皆さんに聞いてもらうことは大切なことだと思う。そして、共感してくれる人はたくさんいるはず」と話している。