ニコール・キッドマンとアリアナ・グランデが対談。ニコールは、キース・アーバンとの離婚申請後の現状を明かす

アリアナからの最初の問いに、「頑張ってるわ」と答えたニコール。破局のニュースが報じられた当時は、1998年に公開されたコメディ映画『プラクティカル・マジック』の続編を撮影していたニコールだが、現場は「安全で守られていた」という。「現場には、サンドラ・ブロック（61）と私、それからジョーイ・キング（26）とメイジー・ウィリアムズ（28）という素晴らしいキャストが揃いました。（中略）私はそこにいる女性たちととても強い絆で結ばれているので、守られ、愛されていると感じました。本当に、本当に安全でした」と話したとか。

ニコールとキースは、今年の夏頃からすでに別居していたという情報もあり、二人の周囲は知っていたそうだが、ニコールは何よりも世間の反応が怖かったという。10月初旬に、ある情報筋が米メディア『People』に語った内容によれば、「彼女は別居がいずれ公になることを知っていましたが、それを恐れていたし、ストレスを感じていた」と話したそうだ。続けて、「でも彼女は驚くほど冷静沈着です。今は、これからのことと娘たちのことだけに集中しています」と、ニコールとキースの娘であるサンデー（17）とフェイス（14）についても触れた。

一方のアリアナもニコール同様に腹を割ってトーク。アリアナは来年、アルバム『エターナル・サンシャイン』（2024）のツアーを予定しているが、以前に比べて小規模で開催すると明かした。「ここ数年、音楽とツアーとの関係を修復してきました」とアリアナ。

ニコールが「どういう意味？」と尋ねると、「うーん、難しいですね」と前置きしつつも、「音楽を作るにあたって、自分のシステムを再構築するのにかなりの時間を費やしたんです。『エターナル・サンシャイン』は、私にとって今までと全く違う経験だったと思います。音楽から離れていた時間が、自分の一部を取り戻す助けになったと思います」と回答。また、大ヒットとなったミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』（2024）と、日本では来年３月に公開される続編『ウィキッド 永遠の約束』（2026）で演じたグリンダ役が心身的に大きな役割を果たしたと答えた。

今回のインタビューでは、友人と会話をしているような勢いで現状を打ち明けながら、アリアナの胸の内も聞き出したニコール。そんなニコールとキースといえば、ハリウッドにおいて、１、２を競うほどおしどり夫婦だった二人の破局は当然のことながら世間に衝撃を与えたが、一方的にアーバンから別れを告げられたとされるニコールのイメージダウンは免れそうだ。 ニコールは離婚後にシャネルのアンバサダーに復帰するなど、キャリアは順風満帆。58歳で再びシングルとなったニコールはこの先、どんな道を歩むだろうか。