ブラッド・ピット(60)やブラッドリー・クーパー(49)、キリアン・マーフィー(47)ら人気俳優たちがサンタバーバラ国際映画祭に出席。ブラッドがブラッドリーへ、スピーチを捧げるシーンも。
2024年2月8日から14日(現地時間)にかけて、アメリカ、カリフォルニア州南部の都市サンタバーバラで開催された第39回サンタバーバラ国際映画祭。人気俳優のブラッド・ピット(60)やブラッドリー・クーパー(49)、キリアン・マーフィー(47)らがスーツ姿で出席し、観客を沸かせた。
この日の話題をさらったのは、ブラッドとブラッドリーのやりとり。授賞式で、ブラッドリーはメガホンをとった映画『マエストロ: その音楽と愛と』で年間最優秀出演者賞を受賞。プレゼンターを務めたブラッドが感動的なスピーチをおこない、ブラッドリーは感極まった様子を見せた。
まずブラッドは「『マエストロ』 は傑作だ」と述べ、お気に入りのシーンについて語った後、映画全体の構成が素晴らしいとベタ褒め。
「生き生きとしていて、動的で、とても自然。これを達成するのは本当に難しいことだ。ブラッドリーの素晴らしさの核にあるものは何なのか、はっきりとは言えないけれど」と続け、ブラッドリーの活躍を祝した。
するとブラッドリーは、俳優兼監督としての自身のキャリアについて「とても光栄なことで、自分にそんなことができるなんて、今でも信じられない」とコメント。「生きていくことは大変だし、ますます難しくなっているように感じる。自分には僕を愛してくれる人が必要で、 彼らがいなかったら私は荒れた道を歩いていくことになるだろう。愛を本物だと感じたとき、それは私に力をくれる」と話し、周りのサポートがどれだけ力になっているかについて語った。
第39回サンタバーバラ国際映画祭で年間最優秀出演者賞を受賞したブラッドリーは、今回アカデミー賞にもノミネートされており、これまでのキャリアを通じ映画祭には12回ノミネートされている。今回受賞のきっかけとなった『マエストロ: その音楽と愛と』では、脚本とプロデュースも務めた。
同作は彼が共同脚本、製作、主演、監督を務めた映画『アリー / スター誕生』 に続く2度目の監督プロジェクトとなった。