スウェーデンの次期女王ヴィクトリア皇太子が大阪・関西万博で来日し、日本各地を訪問!平和記念公園への訪問の様子や夫ダニエル王子と好感度大なデニムルックでサイクリングを楽しむレアなショットなどを公開

2025年10月9〜15日、スウェーデンのヴィクトリア皇太子(48)が大阪をスタートに日本を公式訪問。11日からはダニエル王子(52)も合流し、香川、広島、東京を巡った。

スウェーデンの王位継承順位第1位であり、即位すればスウェーデン史上4人目の女王、さらには1720年以来初の女王ということで注目を集めるヴィクトリア皇太子が、公務のため日本を約1週間訪問。合間にはプライベートな休暇も組み込み、ダニエル王子との“第二のハネムーン”も満喫した。

大阪城をバックに笑顔のヴィクトリア皇太子

ヴィクトリア皇太子 Photo:Aflo

10月9日にヴィクトリア皇太子が単独で来日し、まず訪れた先は大阪城。その後大阪府知事と面会し、翌10日に先日フィナーレを迎えたばかりの大阪・関西万博へ足を運んだ。

大阪万博を訪問するヴィクトリア皇太子

大阪・関西万博を訪問 Photo:Aflo

大阪万博での公務について、スウェーデン王室のインスタグラムの公式アカウントでは次のように報告されている。

「本日、皇太子は2025年大阪・関西万博を訪れ、民生大臣エリック・スロットナー(45)とともに、万博でのスウェーデンの活動を締めくくりました」続けて、「皇太子は一日を通して北欧パビリオンを訪れ、展示を見学し、スタッフと面会の時間を持ちました。また、国連、日本、韓国、ペルーの各パビリオンも見学されました」。

この日の服装は、鮮やかなグリーンのセットアップに黒のバレエシューズ。広い会場を歩き回るのにぴったりなパンツとヒールのない靴をセレクトしたようだ。

視察後、皇太子は北欧パビリオンで開かれたレセプションに出席し、日本やスウェーデンの代表者たちと交流した。

大阪万博を訪問するヴィクトリア皇太子

Photo:Aflo

大阪万博を訪問するヴィクトリア皇太子

Photo:Aflo

豊島でサイクリングを楽しむヴィクトリア皇太子とダニエル王子 

その後、ダニエル王子も合流し、10月11〜12日にかけて訪れたのは、アートが有名な香川県の直島と豊島。瀬戸内国際芸術祭に参加し、美術館を見学した。ここでは大阪での公式日程とは対照的に、リラックスした表情も垣間見えた。王室やセレブのニュースを取り上げるメディア『HOLA!』によると、皇太子はダニエル王子に「写真を撮って」とお願いし、家族アルバム用やストックホルムで留守番をしているエステル王女(13)とオスカル王子(9)に送るための写真を撮ってもらっていたとスウェーデンのメディアが報道しているという。

2人はサイクリングも楽しみ、白シャツにスニーカーといういつもよりラフなスタイルで、笑顔あふれるひとときを過ごした。そんな姿を見たフォロワーは大騒ぎ。「同じデニムが欲しい」などコメント欄に書き込まれるなど思わぬ反響が上がっている。

13日には広島を訪問し、平和記念公園で慰霊碑に献花し、市長との面会を行なった。80年前の原爆によって命を落とした罪なき人々に哀悼の意を捧げた様子を、王室の公式インスタグラムは次のように投稿している。

「本日、皇太子とダニエル王子は広島を訪問されました。訪問中、皇太子ご夫妻は外務大臣とともに、80年前にこの街に投下された原子爆弾によって亡くなった人々や被害に苦しんでいる方々に敬意を表した」。

皇太子はベージュのロングワンピースに、同色のリーフモチーフをあしらったヘッドバンドで現れた。モチーフがシニョン付近に配置されるもので、上品で美しいスタイルに。

平和記念公園を訪問するヴィクトリア皇太子

広島・平和記念公園を訪問 Photo:Aflo

スウェーデン大使館主催のレセプションへ向かうヴィクトリア皇太子皇太子

スウェーデン大使館主催のレセプションに出席 Photo:Aflo

その後東京へ移動し、同日夜にはホテルオークラで行われた、スウェーデン大使館主催のレセプションに出席。高円宮妃久子さまやノーベル賞受賞者の坂口志文、北川進、野依良治らも同席している。

チームラボを訪問するヴィクトリア皇太子

チームラボプラネッツ TOKYO DMMを訪問 Photo:Aflo

また、翌日の14日にはチームラボプラネッツ TOKYO DMMや、自衛隊統合幕僚学校を訪問した後、天皇皇后両陛下との夕食会に出席した。

白地に花柄があしらわれたロング丈のワンピースという出で立ちで、皇太子のエレガントさが強調される美しい装いだった。皇太子と王子は、15日からの韓国訪問に向け、日本を後にした。