Spotifyのポッドキャストが打ち切りになったメーガン妃、悲壮感漂う表情をキャッチされる

Spotifyとのポッドキャスト契約終了の発表後初めて、カリフォルニアの高級住宅地モンテシートの自宅付近で目撃されたメーガン妃(41)。悲痛な表情を浮かべていたことが話題になっている。

2023年6月15日(現地時間)、ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)のプロダクション会社Archewell AudioとSpotifyが共同声明で、「相互に別れることに合意した。一緒に制作したシリーズを誇りに思う」と、ポッドキャストの契約終了を発表。

その翌日、すっぴんのメーガン妃が、沈痛な面持ちでボディガードと外出する姿をキャッチされた。

英サイト『Daily Mail』によると、メーガン妃はブラックスキニーにシャネルのフラットシューズを合わせ、カジュアルなボーダーニットを着用。フェンディのバッグ「ピーカブー ISeeU」を持っていたという。

サンタバーバラのサロンへ向かっていたとみられ、電話で激しい会話をしているように見受けられたとか。その後、イヤホンを外したが、険しい表情で歩きながら、何度もスマホをチェックし続けていたそうだ。

メーガン妃のポッドキャスト「アーキタイプス」は、2022年8月にスタートし、Spotify国際チャートの米国、英国を含む6つの市場で1位を記録。

第1シーズンはセリーナ・ウィリアムズやマライア・キャリーなど豪華ゲストが出演し、2022年ピープルズ・チョイス・アワードを受賞したほか、メーガン妃は第48回グレイシー賞で「トップ・エンターテイメント・ポッドキャスト司会者」にも選ばれた。

そのような高評価を受けながら、第2シーズンは更新されないという今回の発表を受け、Spotifyの「Podcast Innovation and Monetization」責任者であるビル・シモンズ(53)が、自身のポッドキャストで反応。

ヘンリー王子を助けるため、アイデアを提供しようとZoomで話をしたこともあるという彼は、夫妻を「怠け者」と呼び、「くそったれな詐欺師どもめ」とFワードで罵ったと、英紙『The Guardian』が報じた。

メーガン妃、ヘンリー王子、ドリア・ラグランド
母ドリアさんとヘンリー王子と「ウィメン・オブ・ビジョン・アワード」の授賞式に出席したメーガン妃。Photo : Getty Images

同紙の記事によると、夫妻は2020年にSpotifyと約2,000万ドル(約28億円)の3年契約を結んだが、第1シーズンに配信したのは12エピソードのみ。「報酬の全額を受け取るだけのコンテンツを制作しなかったため、解雇されたと米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報じたと伝えている。

また、2023年初め、Spotifyの最高経営責任者ダニエル・エク(40)はポッドキャスト市場での地位を確立するために、いくつか「払い過ぎ、投資し過ぎ」があったことを認め、今後は慎重を期して、「業績が上がらないものは当然、更新しない」と明言していたという。

メーガン妃とヘンリー王子
ロバート・F・ケネディ人権賞の授賞式に出席したサセックス公爵夫妻。 Photo : Getty Images

今回のポッドキャスト打ち切りに関して、英BBCは、契約金に見合うだけの視聴者数がいなかったと分析しており、アメリカでの2人の人気低下を示唆。

さらに王室専門家たちは、これは「衝撃的な失敗」であり、サセックス公爵夫妻の帝国が破滅の瀬戸際にあることを示すものだと指摘した。

英王室の伝記作家アンジェラ・レビンは「人々はもう彼らにうんざりしている」と語り、夫妻の今後のコンテンツ計画は「悲惨」なものになるだろうと付け加えている。

メーガン妃とヘンリー王子
NBAのLAレイカーズの試合をラブラブ観戦。 Photo : Getty Images

2020年6月にカリフォルニアへ移住して以来、ヘンリー王子が回顧録『Spare』を含む書籍契約をペンギン・ブックスと2,000万ドルで結んだほか、Netflixと組んだドキュメンタリー番組では、夫妻に1億ドルが支払われると報じられるなど、収入を得るためにさまざまな手を尽くしているサセックス公爵夫妻。

メーガン妃
2022年9月のエリザベス女王(享年96)の葬儀以来、王室公式行事への参加はない。Photo:Getty Images

現在、メーガン妃の代理人を務めるタレント事務所WMEは、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙に対し、メーガン妃はポッドキャストにかわる新たなプラットフォームでの発信を望んでおり、コンテンツを開発し続けていると語ったという。

また、英『Daily Mail』によると、2億5,000万ドルの価値があるとされるグウィネス・パルトロー(50)のウェブサイト「Goop」に対抗し、自身のウェルネス&ライフスタイルブログ「The Tig」を近々復活させるという見方もあるそうだ。

今回、Spotifyとの契約を失ったことで財政的な打撃を受けるだろうと予測される夫妻の、次の一手が注目されている。

 

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