ラッパーのスヌープ・ドッグ(52)が禁煙を宣言し、ファンに衝撃を与えている。
大の大麻好きで知られる人気ラッパーのスヌープ・ドッグ(52)が、禁煙をすると突如宣言。自身のX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで公表した。
スヌープは2023年11月17日(現地時間)、SNSに一枚の画像を投稿。グレーの背景にスヌープが写る写真には「熟考し、家族と話し合った結果、大麻をやめることに決めました」と書かれている。
スヌープといえば、大の大麻好きで知られ、大麻を指す“ウィード”は彼の楽曲の歌詞にも欠かせないワードのひとつ。
今回の発言にはファンも衝撃を受けており、本気で禁煙をするのかどうかを怪しむ意見も。一部のファンは、この投稿が彼が設立した大麻に関するブランド『Leafs By Snoop』のマーケティングの一環ではないかと推測。
さらに「今日はエイプリルフールじゃないよ」「煙のないスヌープは、水のない地球のようなもの」というコメントも寄せられた。ちなみにスヌープによる衝撃的な投稿はすぐに注目を集め、70万を超える「いいね」を獲得した。
デビュー前、無名だったスヌープは、ラッパーのドクター・ドレー(58)が1992年にリリースしたアルバム『The Chronic』で大々的にフィーチャーされ音楽界へ。同作のタイトルは高品質のマリファナを指す俗語だ。
さらに長年にわたってスヌープの歌詞では大麻を吸うことについて言及されており、2022年のスーパーボウルのハーフタイムショーのオープニングを飾ったドクター・ドレーとのコラボ楽曲『The Next Episode』には、「毎日大麻を吸う」という歌詞が登場する。
過去のインタビューでは、1日に80本の大麻を吸っていると語り、「スヌープといえば大麻」のイメージがついていた彼の衝撃発言。そんななか、スヌープの『禁煙宣言』の真相が明らかに。
11月20日(現地時間)、スヌープは改めて自身のX(旧Twitter)を更新しビデオを投稿。そのなかで「俺は煙をやめる。なにを考えているかわかる。“スヌープ! 煙は君のすべてみたいなものじゃないか”と言いたいんだろう? でも、もうやめた。咳き込むのも、服がベタベタするのも、臭いも、もうたくさんだ」と語り、最後にはストーブでマシュマロを焼いている姿が映されている。彼の『禁煙宣言』は、アメリカの無煙ストーブの広告であったことが明かされた。