シルベスター・スタローンが描いた絵が6,300万円で落札される! ロッキーなどを描いた作品をオークションに出品、「すごい才能の持ち主」と称賛される

米ラスベガスで行われたチャリティイベントのオークションで、シルベスター・スタローン(78)が描いた絵画が41万ドル(約6,300万円)で落札されたことが話題を呼んでいる。

映画『ロッキー』シリーズや『ランボー』シリーズなどでおなじみの俳優シルベスター・スタローン(78)が、2024年11月22日(現地時間)、米ラスベガスの高級ホテル、ウィン ラスベガスで行われたチャリティイベント「amfAR LAS VEGAS」に出席。その際、シルベスターがオークションに出品した自作の絵画が、高値で落札されたと海外メディアがこぞって報じた。

シルヴェスター・スタローン
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このイベントは米国エイズ研究財団、通称amfARの主催によるもので、豪華ハリウッドスターがレッドカーペットに登場。米コメディアンのジェイ・レノ(74)が司会を務め、米音楽界のアイコン、ダイアナ・ロス(80)らによるライブパフォーマンスやガラ・ディナー、ライブオークションなどが行われた。

シルヴェスター・スタローン、ジェニファー・スタローン
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この華やかなイベントに、シルベスターは22歳年下の妻ジェニファー・スタローン(56)とともに出席。

ダブル仕立てのネイビースーツに身を包んだシルヴェスターは同色のシャツに明るいブルーのネクタイを合わせ、赤いポケットチーフをポイントに。ジェニファーはグリーンのスパンコールが煌めくストラップドレス姿で、この日のベストドレッサーと米版『HELLO!』に絶賛された。

シルヴェスター・スタローン、ジェニファー・スタローン、ソフィア・スタローン、システィーン・スタローン、スカーレット・スタローン
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2022年にはジェニファーが離婚を申請し、わずか1か月で取り下げて世間を騒がせたことがあったものの、その後すっかり円満のよう。美しい三姉妹として有名な子どもたち、長女ソフィア(28)、次女システィーン(26)、三女スカーレット(22)も姿を見せ、一家総出で仲睦まじい様子を披露した。

この日、シルベスターは一般的にはあまり知られていない、芸術の才能を明かして話題に! エイズ研究の資金集めを目的としたオークションで、シルベスターは2018年に描いたという自身のオリジナル作品「Knocking Heads」を出品。たちまち入札合戦となり、この日のオークションで唯一スタンディングオベーションを引き起こしたと地元メディアが報じた。

その様子の一部を動画でシェアした米ゴシップサイト『TMZ』によると、41万ドル(約6,300万円)という高値で落札された瞬間、シルベスターは大義のために大金を集められたことに興奮している様子だったという。

同サイトは、「絵画の天才でもある」シルベスターが「チャリティのためにアートで大金を稼ぐ」と題した記事を掲載。シルベスターはその記事のスクリーンショットなどをインスタグラムでシェアし、「素晴らしいチャリティだったことに感謝します」などと綴った。

シルヴェスター・スタローン
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英メディア『Daily Mail』によると、大きなキャンバスに描かれたこの作品は、ビビッドカラーを基調としており、ストリートグラフィティとキュビズムを融合させたようなスタイル。シルベスターの象徴的なキャラクターであるロッキー・バルボアなどがステンシルで描かれており、左下には「Still fighting(戦いは終わらない)-12/21/18」という文字が刻まれているという。

同サイトによれば、2023年3月、シルベスターはこの絵画をインスタグラムでファンに紹介。その際、絵を描くことから離れていた時期もあったことを認めていたが、別の投稿では「絵を描き始めたのは9歳くらいのときで、とても面白いことがわかった。みんなにおすすめするよ」とコメント。ヒット作『ロッキー』の脚本を書く前、インスピレーションを得るために、登場人物をスケッチしたことなどを明かしたという。

米誌『The Hollywood Reporter』によると、オークションではシルベスターが主演するコメディドラマ『タルサ・キング』シーズン3の通行人役としての出演権も出品され、こちらも人気を集めたようだ。『TMZ』は、この出演権は30万ドル(約4,600万円)で落札されたと報じた。

シルヴェスター・スタローン、ジェニファー・スタローン
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オークションの後、シルベスターとジェニファーは、人命を救助する活動に加え、健康や教育、女性の権利に関する数多くの活動に対する支援が評価され、「インスピレーション賞」を受賞。

プレゼンターは親しい友人で隣人でもあるファッションデザイナーのトミー・ヒルフィガー(73)夫妻が務め、トミーの妻ディー・ヒルフィガー(58)はスタローン夫妻の28年間に及ぶ結婚生活に言及。家庭内の強い絆を称えたという。

シルヴェスター・スタローン、ジェニファー・スタローン
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シルベスターは受賞スピーチで、故ダイアナ元妃(享年36)がエイズへの関心を高めてくれたことに敬意を表し、「これはすべて1991年、伝説のダイアナ妃によって始められたことです。彼女は病院を訪れ、この病気に関する広報活動や認識を世界的なものにする度胸がありました」と語ったそう。

この夜は、RMサザビーズによる高級クラシックカーのオークションも行われ、それによって集まった約1,100万ドルを含め、合計1,400万ドル(約21億6,000万円)以上の寄付金が集まったとのこと。地元メディアはイベントの大成功に、シルベスターが大きな役割を果たしたと伝えている。

シルヴェスター・スタローン
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amfARのウェブサイトによると、今回のイベントはF1世界選手権ラスベガス・クランプリが行われる週末に合わせて特別に催されたもので、11月23日(現地時間)、F1レース会場にはパリス・ヒルトン(43)ら、ビッグネームが集結。シルベスターも家族とともに駆けつけ、チェッカーフラッグを勇ましく振る姿が目撃されている。

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