デンマークの次期国王クリスチャン皇太子が20歳に！ 身長190cm超え、精悍な顔つきの最新ポートレートにロイヤルファン大興奮

今回20歳の誕生日を記念して公開された写真は、英誌『HELLO！』によれば、コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿内にある国王一家の冬の邸宅、フレデリック８世宮殿で撮影されたものとのこと。米版『HOLA！』によれば、誕生日の数日前に撮影されたものだという。

デンマーク語で「皇太子殿下は本日水曜日に20歳の誕生日を迎えられた」と始まる投稿のトップの写真は、クリスチャン皇太子がリラックスした様子で笑みを浮かべているもの。庭園らしき場所に座って、ダークブラウンのアウターからデニムシャツをのぞかせ、ベージュのコーデュロイパンツを着用しており、同じ場所で目線を外したショットもあった。

そして、そのアウターを脱いだ状態と思われる写真が３パターン。カーハートのロゴマーク入りのデニムシャツの袖をロールアップにしたカジュアルな装いで、ドアの前に立ち、シリアスな表情で目線を外したものとしっかりカメラを見据えたもの。開かれた扉からは壁に飾られた絵画が見えており、『HELLO！』によれば、ここは一家が暮らす邸宅の正面玄関なのだとか。

また皇太子が窓の前に座ったショットでは、カメラ目線で精悍な顔つきを見せており、これも邸宅内で撮影されたものとのこと。

さらにスーツ姿でネクタイを結んでいる最中のお茶目な表情が捉えられたモノクロ写真もあり、ポートレートのラストは、ネイビーのジャケットに水色のシャツを合わせ、ネクタイをしたフォーマルルックと青い瞳が印象的な１枚で締めくくられていた。

コメント欄には祝福の声のほか、「私たちのハンサムな皇太子」「なんてハンサムな若者、メアリー王妃にそっくり」など、“ハンサム”というワードが続出。「現代君主制の象徴だ」「若い世代に尊敬され、人気があり、賢く模範的な存在」「神々しい」「いつか王になるのが待ち遠しい」などの絶賛コメントが相次ぎ、英誌『TATLER』は「将来の王としてこれほど人気を集める人物はいないだろう」と報じた。

『HELLO！』によれば皇太子は現在、父であるフレデリック国王の足跡を辿って軍隊での訓練を受けており、2025年８月より中尉養成課程に在籍。ティーンエイジャーを卒業する２日前には、幼い頃からの夢を実現し、話題を呼んだばかり。

10月11日（現地時間）、皇太子は訓練の一環として空軍基地を訪れた際、初めて戦闘機に搭乗。それはかつて父親も乗ったことがある機種で、この度、他の用途に使われることになったため、最後の訓練フライトに参加する機会を与えられたという。

その貴重な体験について、「今日、少年の夢が叶った」と王室の公式インスタグラムに投稿。「皇太子殿下」と自身の肩書きを添えて、個人的なメッセージを綴った。そこで公開された写真や動画には、皇太子が戦闘機F-16に搭乗する姿などが捉えられており、英紙『Daily Mail』によれば、その様子は映画『トップガン』のトム・クルーズ（63）さながらだと、ネット上は盛り上がったとか。

豪版『Sky News』によると、皇太子は記者団の前で飛行の感想を語った際にも、明らかに興奮していたそう。空軍入隊の可能性を問われた際、身長190cm超え（『HOLA！』によると６フィート３インチ）という長身の皇太子は、「実は１週間前までF-16の搭乗には身長が高すぎるかもしれないと思っていた」と明かし、実際に搭乗可能だと分かった今、「何が起こるかわからない」と笑いながら答えたとか。

クリスチャン皇太子は4人きょうだいの長男で、妹イザベラ王女（18）、双子の弟ヴィンセント王子（14）と妹ジョゼフィーヌ王女（14）がいる。『HELLO』によれば、多くの若者と同様、スポーツや音楽に関心があるようだ。サッカーを得意とし、地元のサッカークラブ、FCコペンハーゲンの熱心なサポーターだという。

また今年の夏の休暇中にはイザベラ王女とともに地元の音楽フェスを楽しむ姿が目撃され、その際、交際中と噂される21歳の女性とキスする写真などが出回り、ネットを賑わせた。『Daily Mail』によれば、その女性は元デンマーク陸軍大尉の娘で、皇太子とは出身高校が同じなのだとか。

『TATLER』によると、2023年の18歳の誕生日以降、より多くの公務を行なっているというクリスチャン皇太子。2024年１月に国王に即位した父フレデリック10世が同月ポーランドに訪問した際には、初めて摂政として法律に署名したとのこと。

また2024年４月には自身の紋章を発表。同年6月、日本の高校にあたるオルドルップ・ギムナジウムを卒業後、ボランティア活動のため、東アフリカに３か月間滞在した。『HOLA！』によれば、現在の軍事訓練は１年間のプログラムで、その後新たな訓練が控えているという。

着々と王位継承の準備を進めている皇太子が将来、戴冠する際には、男性が国王の場合はフレデリックとクリスチャンの名を交互に継承するというデンマーク王室の伝統に従い、クリスチャン11世となるそうだ。