「科学界のアカデミー賞」とも呼ばれるブレークスルー賞授賞式が行われ、リリー・コリンズ（36）やケイティ・ペリー（40）、グウィネス・パルトロー（52）など、豪華セレブが大集結。レッドカーペットでこぞってエレガントシックなドレススタイルを披露し、話題を呼んだ。
2025年４月５日（現地時間）、米カリフォルニア州サンタモニカで開催された第11回ブレークスルー賞授賞式。テック界の大物とハリウッドや音楽界のスターが肩を並べ、科学者や数学者、ノーベル賞受賞者など、科学界のスターを盛大に祝福した。
ブレークスルー賞の公式サイトによると、この賞は世界トップクラスの科学者や数学者の画期的な業績を称えるもので、Google共同創始者のセルゲイ・ブリン（51）、現在はMetaの会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ（40）とその妻プリシラ・チャン（40）、ロシア生まれの富豪ユーリ・ミルナー（63）夫妻、遺伝子医療サービス「23andMe」の創始者でCEOのアン・ウォイッキ（51）によって創設された。
生命科学、基礎物理学、数学の分野で授与され、各賞の賞金は300万ドル（約４億4,000万円）。今年は６つのブレークスルー賞が贈られ、日本の高エネルギー加速器研究機構（KEK）や東京大学などが参加する国際素粒子実験のプロジェクトも選ばれたという。
『エミリー、パリへ行く』でおなじみのリリー・コリンズは夫チャーリー・マクダウェル（41）と手を繋いで、レッドカーペットに登場。今年２月に代理出産で長女を迎えたことを公表した２人は、幸せいっぱいな様子で笑みを浮かべ、カメラの前でポーズをとった。
米誌『Variety』によれば、今年で８回目の出席となり、この授賞式の常連ともいえるリリーは、アルマーニ プリヴェのコルセットトップスとシルクシフォンの水玉柄スカートを合わせ、シックにモノトーンでまとめたエレガントな装いを披露。タイトなボブヘアにした耳元に、カルティエのジュエリーを輝かせた。
プレゼンターを務めたグウィネス・パルトロー（52）は、クリーム色のストラップレスドレスに身を包み、無造作な感じを残したロングヘアでエフォートレスなムードを発揮。ミニマルなデザインにドラマティックな裾が引き立つ１着はダナ・キャランの2015年リゾートコレクションのもので、メシカのジュエリーで洗練ルックを完成させた。
今年のアカデミー賞で助演女優賞に輝いたゾーイ・サルダナ（46）は夫マルコ・ペレゴ（46）とともに出席。構築的なシルエットが美しいダークカラーのドレスはスキャパレリの2025年秋冬コレクションで、広く開いたデコルテでタトゥーのように見えるバラは、チュールに描かれているのだとか。
Netflixの新作コメディ『ランニング・ポイント』が大ヒット中のケイト・ハドソン（45）は、ゴージャスなゴールドのドレスに、エフィのジュエリーを合わせ、煌びやかに登場。
クリスタルがちりばめられたカットアウトのホワイトドレスで、エレガントに肌見せしたジェシカ・チャステイン（48）。背中が大胆に開いたグラマラスなデザインはグッチのもの。同じくグッチのシルバーのクラッチバッグを合わせ、ダミアーニのダイヤのピアスとリングを煌めかせた。
今年３月、ハリウッド殿堂入りを果たしたガル・ガドット（39）は、プラダのブラックのフリンジドレスを着用。同じくプラダのミニバッグを合わせ、ティファニーのジュエリーで輝きをアップした。
『The Hollywood Reporter』によれば、ステージでスピーチを行ったガルは、妊娠中に脳に血栓ができて緊急手術を受けたことにふれ、「私が今ここにいる」のは、医師はもちろん、科学の功績のおかげだと語ったという。
ケイティ・ペリーが纏った、シルバーのスパンコールが煌めくフューチャリスティックなフード付きドレスは、ガウラブ・グプタの2024年春夏のクチュールコレクション。『The Hollywood Reporter』によれば、ケイティは授賞式の中盤、ピアノとチェロの伴奏でヒット曲「ファイヤーワーク」を熱唱したそう。
肩から流れるようなトレーンが揺れる、軽やかなホワイトドレスで、ミューズのようなルックを披露したクリスティーナ・アギレラ（44）。レースアップのコルセットでひねりを加えたエレガントなドレスは、ドルチェ＆ガッバーナのもの。レッドカーペットでは長年のパートナー、マシュー・ラトラー（40）との熱烈なキスも注目された。
ロサンゼルスの山火事の際には、自宅を焼失しながらも、熱心な支援活動で称賛を浴びたパリス・ヒルトン（44）。この日はブロンドのロングヘアをフルアップにし、シアーなトレーンがドラマティックなブラックドレスを纏って、妖艶な雰囲気を演出。夫カーター・リウム（44）とラブラブな様子を見せた。
