『ミッション:インポッシブル』最新作、デジタル技術で若返らせたジュリア・ロバーツの登場が検討されていた!

現在公開中の映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に、デジタルで若返らせた俳優のジュリア・ロバーツ(55)を登場させるアイデアがあったことが明らかになった。(※ネタバレ注意)

現在全国公開中の映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。

監督を務めたクリストファー・マッカリー(54)が7月26日(現地時間)、Podcast番組『The Empire Spoiler Special Film Podcast』に出演。映画のあるシーンでデジタル技術で若返らせたジュリア・ロバーツ(55)を登場させるアイデアがあったことを明かした。

ジュリア・ロバーツ
Photo:Getty Images

ジュリアを登場させるアイデアがあったのは同作の冒頭シーン。マッカリー監督は以前、英メディア『GamesRadar+』のインタビューで主役のイーサン・ハントを演じるトム・クルーズ(61)に若返り技術の使用を検討したことがあったと明かしており、そのイーサンの回想シーンで登場する相手役としてジュリアの出演が検討されていたのだという。

トム・クルーズ
トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のプレミアにて Photo:Getty Images

回想シーンの1989年を描くにあたり、誰が相手役の俳優に適切かを考えていたという監督。「1989年にブレイクしたスターは誰か考えた。ちょうど『ミスティック・ピザ』が公開されていた頃で、“そうだ。ジュリア・ロバーツだ。『プリティ・ウーマン』以前のジュリア・ロバーツがこの若い女性にぴったりだ”と思ったわけだよ」とその背景についてコメント。

ジュリア・ロバーツ
作品への登場が検討されていたジュリア Photo:Getty Images

結局のところアイデアは実現に至らなかった。その理由として監督は、「映画の冒頭シーンの小さな役をやってもらえるように、ジュリア・ロバーツを説得しなくてはいけなかったから」と告白。さらにそのシーンに登場する俳優全員を若返らせる必要があり、費用が膨らんでしまうことを避けるため、実行されなかったと明かしている。

ちなみにデジタル技術での若返り加工は、これまでマーベル作品や『スター・ウォーズ』作品などで採用されており、映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でハリソン・フォード(81)に顔交換技術が施されたことで話題を呼んだ。

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