Photo:Getty Images
2013年にデビューし、いくつかのTVドラマにゲスト出演した後、2016年、Netflixのドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のエル(イレブン)役で大ブレイクを果たしたミリー。
一躍有名になった彼女は、メディアのスポットライトを浴びて成長し、2024年5月、当時20歳という若さでモデルのジェイク・ボンジョヴィ(22)と結婚した。
そんなミリーは2025年3月3日(現地時間)、自身のインスタグラムに約3分間のメッセージ動画を投稿。
その中で、ブロンドのロングヘアの彼女はノーメイクで、自身の容姿に関する「憂慮すべき」記事が増えていることについて、「世間の監視下で成長するすべての若い女性に影響を与えること」だとし、「これについて発言する必要がある」と話し始めた。
Photo:Getty Images
「私がこの業界に入ったのは10歳のとき。私は世間の目にさらされて成長したのに、どういうわけか、人々は私と一緒に成長することができないようです」と語ったミリー。
「それどころか、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1に出演したときの姿のままであるべきだとでもいうように、彼らは私に時が止まったままでいなければいけないような態度をとります」と続け、「私がそうしないから、今、標的にされているのです」と説明した。
Photo:Getty Images
ミリーは最近、「若い女性を貶めようと必死になっている」見出しの記事があることに気づいたとコメント。米紙『Los Angeles Times』によると、ミリーは英紙『Daily Mail』の記者の名をあげながら、「なぜミリー・ボビー・ブラウンのようなZ世代はこんなにも老けているのか?」などといった辛辣な見出しをいくつか読み上げ、「これはジャーナリズムではない。いじめだ」と強く批判した。
また「大人のライターたちが私の顔、私の体、私の選択を詳細に分析することに時間を費やしているという事実は非常に不快」だと語り、「さらに悪いことに」これらの記事を書いている中には女性もいると付け加えた。
Photo:Getty Images
ミリーは「成長したことを謝るなんてお断り。少女が女性になるのを見るのが耐えられない人々の非現実的な期待に沿って、自分を小さく見せるのもごめんです」と毅然とした態度で発言。「私がどう見えようと、何を着ようと、どう表現しようと、これからも自分自身を恥じることはないでしょう」と続けた。
そして、社会は褒めるよりも批判する方が簡単な場所になってしまっていると述べ、なぜ人々は何か良いことを言うのに「居心地の悪さ」を感じるのかと疑問を呈した。
Photo:Getty Images
さらに批判する前によく考えるように、何か「恐ろしいこと」を口にする前に優しくすることを試してみるようにと促したミリー。
「もっと良くしよう。私のためだけでなく、ただ存在しているだけで中傷されるという恐怖を感じることなく、成長するにふさわしい、すべての若い女性のために」と締め括った。
この投稿はファンや俳優仲間からの支持を集め、ミリーと同じく子役出身のマッケナ・グレイス(18)は「若い女性や若い人がただ存在しているというだけで、プレッシャーや残酷さを感じるべきではない。あなたはとても適切に話してくれたし、とても美しい。本当によく言ってくれた」と絶賛。
サラ・ジェシカ・パーカーは「ものすごく誇りに思います」と書き込み、シャロン・ストーン(66)は「ありがとう。本当に年齢も身長も関係ないわ(中略)よくやった、私の友達」と綴った。
Photo:Getty Images
『デッドプール』の原作者ロブ・ライフェルド(57)は「ブラボー!君の影響力は絶大だ!私の娘やその他多くの人たちがミリーのことを尊敬しています!自分らしく生きて」とメッセージを寄せている。
またミリーの共演者たちも賞賛。Netflixの映画『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズで共演するルイス・パートリッジ(21)は「よく言ったミリー。素晴らしく対処したね」とコメント。
Photo:Getty Images
Netflixの新作映画『エレクトリック・ステイト』(3月14日配信開始)で共演するクリス・プラット(45)は、「君が立ち上がる姿を見るのはうれしいよ。(中略)君は本当に偉大だ!! そして何より重要なのは、きみが美しい心を持っていることだ」と綴り、5万近い「いいね!」が寄せられた。
現在、ミリーはそのクリスとともにプロモーション活動中で、英版『Buzz Feed』のインタビューでは、本当のミドルネームが「ボビー」ではなく、「ボニー」であることを初めて明かし、話題になったばかり。クリスが「芸名」にした理由をミリーに尋ねると、「ただちょっと笑えるから」と答え、クリスと世間を大いに驚かせた。