キャサリン皇太子妃、つば広帽に黒の厳粛な装いが「息をのむほどの美しさ」と讃辞の声多数! 見事なシニヨンが「2025年最もドラマティック!」と話題に

キャサリン皇太子妃(43)が黒のコートドレスに身を包んだ厳粛な装いで、第一次世界大戦休戦記念日の式典に出席し、その後ろ姿が注目の的に。芸術作品のような手の込んだまとめ髪とつば広帽の見事な調和が「2025年最もドラマティック」だとネット上で大絶賛された。

英誌『HELLO!』によると、リメンバランスデーとして知られる英国および英連邦諸国における第一次世界大戦の休戦記念日に、英スタッフォードシャー州で追悼式典が行われ、キャサリン皇太子妃(43)が単独で出席。気品あふれるオールブラックスタイルで厳粛なドレスコードを完璧にこなし、ロイヤルファンを魅了した。

キャサリン皇太子妃

2025年11月11日(現地時間)、休戦記念日の式典に出席したキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images

米誌『People』によるとウェールズ公妃ことキャサリン皇太子妃は2025年11月11日(現地時間)、国立記念樹木園の英国軍記念碑で行われた追悼式典に王室を代表して出席。毎年この行事には王室メンバーが出席するのが通例ながら、キャサリン皇太子妃が参加するのは初めてのことだったそう。

この日、キャサリン皇太子妃は厳かな全身黒の装いで登場。キャサリン・ウォーカーのミリタリー風コートドレスをまとい、衿元にはポピーのピンを2つ添え、「儀式の厳粛さと優雅さのバランス」が見事なスタイルだったと英紙『Daily Express』は報じた。同紙によれば、このコートドレスは着回しで、初披露されたのは2019年11月。今回と同様リメンバランスデーの関連行事で、2023年にも着用していたという。

キャサリン皇太子妃

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「エレガンスと優雅さの極み」「息をのむような美しさ」「素晴らしい未来の王妃」などとネット上に称賛の声が相次いだ、この日の装い。『HELLO!』によれば、最も目を惹いたのは、キャサリン皇太子妃が国旗に敬意を表した際、後ろ姿で披露された見事なヘアスタイルだった。

キャサリン皇太子妃

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つややかで豊かな髪をサイドにまとめ、複雑な編み込みが施されたもので、同誌が取材したヘアスタイリストによると、「あらゆる角度から撮影される王室公務において、不可欠な要素が網羅」されているそう。またこのまとめ髪に合わせていた大きなフェルト帽は、形状の優雅さはもちろん、広いつばから生まれる柔らかな影が追悼の場にふさわしいデザインとのことで、同誌は「2025年最もドラマティックなヘアスタイル」と絶賛した。

キャサリン皇太子妃
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ロイヤルファンブログによると、このつば広帽はジェーン・テイラーの「DECIMA」という約45万円のラグジュアリーなモデルで、皇太子妃は30分間の式典中、風に飛ばされないよう、頻繁に手で押さえていたそうだ。

この式典でキャサリン皇太子妃は、現地時間午前11時に参列者とともに2分間の黙祷を捧げた後、軍務に就いたすべての人々を追悼する花輪を、署名入りの手書きのメッセージを添えて献花したという。

『HELLO!』によると、このとき生中継していた英『BBC』の番組で、「ひどく失礼な」失態が起きたのだとか。女性レポーターがキャサリン皇太子妃の到着を伝える際、旧姓で「ケイト・ミドルトン」と呼んだとのことで、ロイヤルファンは一斉にSNS上で激怒。そのレポーターはその後も旧姓を連呼していたようで、「厳粛な式典の品位を損なう」といった声があがるなど、『BBC』に対する不満の声が続出したそうだ。

キャサリン皇太子妃

Photo:Getty Images

キャサリン皇太子妃は式典後、追悼の石碑を拝観し、参列した退役軍人と面会。『People』によると、100歳の退役軍人ドナルド・“ビル”・レッドストン氏と、膝をついて手を握りながら会話を交わしたという。PA通信の記者によれば、キャサリン皇太子妃がレッドストン氏に長寿の秘訣を尋ねたところ、彼は「体を動かし続けること」だと回答。65歳でロンドンマラソンを走り、その翌年にはニューヨークシティマラソンを走ったと聞いた皇太子妃は驚いていたそうだ。

キャサリン皇太子妃

2025年11月9日(現地時間)ロンドン・ホワイトホールで行われた式典を見守るキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images

今回の式典はリメンバランスデーを記念した一連の行事の最後を飾るもので、キャサリン皇太子妃はほかにも2つの行事に出席。11月9日(現地時間)、通称リメンバランスサンデーに行われた戦没者追悼礼拝では、ロンドンにある慰霊碑「セノタフ」でチャールズ国王(76)、ウィリアム皇太子(43)、エドワード王子(61)が献花する様子を、カミラ王妃(78)とともに近くのバルコニーから見守った。

キャサリン皇太子妃、カミラ王妃

キャサリン皇太子妃のハットもロック&コーのもの Photo:Getty Images

その際、キャサリン皇太子妃は2022年に着用したキャサリン・ウォーカーのコートドレスに、黒レースのスカーフを添えてリピート。皇太子妃はそれまでポピーを3つ着けることが多かったが、この日は1輪のポピーのコサージュを着用して、注目を集めた。

『HELLO!』によれば、これは世界最古の帽子店として知られるロック&コーのもので、同ブランドの帽子職人によるハンドメイドとのこと。1点あたり製作に12時間を要し、価格は500ポンド(約10万円)。収益は英国王立軍人協会に寄付されるのだとか。

キャサリン皇太子妃、ジョージ王子

2025年11月8日(現地時間)、ロイヤルアルバートホールで行われた記念コンサートにジョージ王子と登場 Photo:Getty Images

その前日の11月8日(現地時間)には、白い衿が印象的なアレクサンドラ・リッチのブラックドレスをまとい、ロンドンで行われた追悼記念コンサートに参加。夫ウィリアム皇太子はブラジル訪問中だったため、今回は長男ジョージ王子(12)と母子での出席となり、大きな話題を呼んだ。

さらにキャサリン皇太子妃には今後もビッグイベントが控えており、自身が主催する恒例のクリスマスキャロルコンサートが12月5日(現地時間)に行われることが発表されたばかり。5回目となる今年は英俳優ケイト・ウィンスレット(50)らが出演予定だという。今回も皇太子一家5人が勢揃いするとみられており、ロイヤルファンは今から心待ちにしているようだ。

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