「動画を流出されて人間不信に陥った」テイラー・スウィフト、キム・カーダシアンの裏切り行為と心の傷を明かす

テイラー・スウィフト(33)が、過去のカニエ・ウェスト(46)&キム・カーダシアン(43)との騒動で誰も信用ができないほど精神的に落ち込んでしまったことを告白した。

2009年、MTVビデオ・ミュージック・アワードにて楽曲『You Belong with Me』で最優秀女性ビデオ賞を受賞したテイラー・スウィフト(33)。当日受賞スピーチの途中で突然カニエ・ウェスト(46)がステージに上がってテイラーからマイクを奪い、晴れ舞台を横取り。「カニエ乱入事件」として、ポップカルチャー史に大きな爪痕を残した出来事として知られている。

カニエとテイラー
Photo:Getty Images

そんなスピーチ妨害事件がきっかけで仲違いした二人。その後テイラーがカニエの謝罪を受け入れ、良好な関係を築いていると見られていたなか、カニエが2016年に楽曲「Famous」をリリース。

「俺とテイラーはセックスするかもしれない。俺があのビッチを有名にしてやったから」と歌ったことで再び二人の間に確執が生まれることに。

カニエとテイラー
カニエとテイラー、良好な関係と見られていた時期も Photo:Getty Images

カニエは電話でテイラーから承諾をもらっていたと主張したが、テイラーは同意していないと反論。両者の言い分が食い違うなか、当時のカニエの妻キム・カーダシアン(43)が、カニエがテイラーに『Famous』の歌詞について話し、名前を使ってもいいかと訊く様子を収めた映像を世界に公開した。

映像の流出によってテイラーを“嘘つき”と批判する声が上がり、テイラーは世間のバッシングの標的となった。

カニエとテイラー
何度か授賞式で交流を見せていたテイラーとカニエ Photo:Getty Images

しかし後に、二人の電話の全編が流出。テイラーが主張していた通り、キムが公開した動画は、カニエ側が都合のいいように編集し、でっち上げたものだったことが発覚した。

先日、2023年の米誌『TIME』の『Person of the Year』に選ばれたテイラー。同誌のロングインタビューで彼女は、カニエ&キムによる一連の騒動によって、「間違いなく私のキャリアは奪われた」と振り返った。

テイラーとキム
肩を組むテイラーとキム Photo:Getty Images

「私は精神的に、これまで経験したことがないレベルまで落ち込んだ。海外に引っ越して、1年間、借りていた家から出ることができず、電話に出るのも怖かった。誰も信用できなくなってしまい、自分の人生からほとんどの人たちを遠ざけた。本当に落ち込んだ」と、当時の苦しみを明らかに。日常生活に支障をきたすほど落ち込んだと振り返った。

今回のテイラーの発言を受け、カニエ&キムとテイラーの関係に再び注目が集中。キムのInstagramには、テイラーを擁護するコメントや「嘘つき」を意味する蛇の絵文字が大量にコメントされている。

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