アリアナ・グランデ(30)が最新インタビューで、実写版映画『ウィキッド』の共演者イーサン・スレーター(31)との交際をめぐるネガティブな噂について言及し、話題を呼んでいる。
2023年、元夫ダルトン・ゴメス(28)との離婚とイーサン・スレイター(31)とのロマンスが重なり合うように報じられ、注目を集めた歌手のアリアナ・グランデ(30)。
TwitchのAmazon Musicチャンネルほか、YouTubeなどで配信されているインタビュー番組『Zach Sang Show』に出演し、自身のプライベートがタブロイドの標的にされることについて、考えを明かした。
2023年7月、ダルトンと破局したことが公になった同じ月に、イーサンと交際を始めたという報道が飛び出したアリアナ。その数日後、イーサンが妻リリー・ジェイ(29)との離婚を申請したことで、“W不倫疑惑”が浮上した。
米誌『Us Weekly』などのメディアは、2人の交際が始まったのは、それぞれのパートナーとの関係が終わってからと報じたにもかかわらず、イーサンには当時生後18か月の幼い息子がいたためか、アリアナが家庭を壊すような行為をしたという“ストーリー”が一人歩きすることとなった。
そんなアリアナが、『Zach Sang Show』の2024年2月26日(現地時間)のエピソードに出演。ニューヨークのある倉庫で行われたという米ポッドキャスター、ザック・サング(30)とのインタビューに、真っ赤なプラダのミニドレスに、同色のリップとタイツを合わせたレッドルックで登場した。
ザックとのインタビューは4年前、コロナ禍下に発売されたアルバム『ポジションズ』の発売時に、オンラインで行なって以来だというアリアナ。ニューアルバムや自身のコスメブランド、『ウィキッド』について語り、特に全身全霊をかけて取り組んだというグリンダ役について熱弁をふるった。
インタビューの終盤、「勝手に物語をでっち上げている人たち」についての話題になり、ザックに「みんなに知っておいてほしいことは?」と聞かれたアリアナは、「たくさんある」と回答。
世間の詮索や噂について正したいと思うが、すべてに目を通すには「時間が足りない」と認めた。そして、イーサンとの交際にまつわる報道について示唆。
「具体的に説明する必要はないような気もするけど、もちろん、自分が愛する人々や自分自身や何かを、世間が誤解しているのを見るのは、止まるところを知らない苛立ちを覚えるし、説明しがたい地獄のような気分になるわ」と“不満”を露わにした。
アリアナとイーサンは、今年11月に第一部が公開予定の実写版映画『ウィキッド』で共演。
この作品は『オズの魔法使い』の前日譚であるブロードウェイ・ミュージカルの映画化で、2部作として制作されており、アリアナは良き魔女グリンダ役を、イーサンはグリンダに片思いする大学の同級生ボック役を演じている。
『Us Weekly』によると、2023年夏から密かに付き合い始めたという2人は、9月には交際を公に。同年10月、ニューヨークで同棲していることを関係者が同誌に明かしたという。
その後、アリアナはイーサンが出演するブロードウェイの舞台『Spamalot(原題)』の初日に姿を現し、クリスマスイブには自身の父親と一緒に劇場を訪れる姿も目撃された。
また、2024年1月には、「アリアナとイーサンの交際はここ数カ月でより真剣なものとなり、切っても切れない関係になっている」という関係者の発言も。
「アリアナはイーサンをとても大切に思っていて、間違いなく彼との将来について考えています。彼女は新しい年に新しいスタートを切ることをとても楽しみにしており、2人の関係がどう進展していくのか待ちきれないようです」と語ったという。
とはいえ、2月に報じられた同誌の情報によると、アリアナの離婚は2023年10月に成立しているが、イーサンの離婚は現在も調停段階で「(事態は)最終決定していない」ようだ。
インタビューの中で、イーサンとの恋愛騒動の最中にニューアルバムをリリースすることについて話をふられたアリアナは、「絶対に最悪なアイデア」だとジョークを飛ばしながら、さらなる憶測を呼ぶのではないかと、「すごくナーバスになっている」と告白。
歌詞の一部は現実にふれた部分もあれば、漠然としたコンセプトの部分もあるので、「都合のいい解釈をするような人たちに“解読”を委ねるのは、とても怖い」と明かした。
しかし、「もう遅いわ。レコードは作られてしまったから」と笑い、「今アーティストとして、充実していることにとても感謝しているの。個人的にもね(中略)だから文句は言えないわ」と語ったアリアナ。3月8日にリリースされる新作『エターナル・サンシャイン』を楽しみにしたい。