回顧録『Worthy(原題)』の発売に先駆け、2023年10月13日(現地時間)に米TV局NBCで放映される夜のニュース番組に出演予定のジェイダ。
10月11日(現地時間)に公開されたプレビュー動画によると、米ジャーナリスト、ホダ・コット(59)とのインタビューの中で、2016年からウィルとは「完全に別々の生活」をしているという、驚くべき事実について口を開いたという。
プレビュー動画の中で、インタビュアーのホダは、回顧録の内容は驚くことばかりだったが、特に「2016年に完全に別々の人生を歩むことに決めた」というくだりは読み返さなければならないほど驚いたと発言。「それは真実なの?」と尋ねられたジェイダは、シンプルに「イエス」と答えた。
「書類上は離婚していないですよね」と確認され、ジェイダは「その通り」と返答。「でもいわゆる離婚なのね」とホダが続けると、「離婚よ」と繰り返した。
「2016年からということは、7年前からあなたたちは別々なのね」と念押しされ、ジェイダは指と指が離れるジェスチャーを交えながら、笑みを浮かべて「そうよ」と答えている。
なぜ2人の関係のステータスについて今まで話さなかったのかと聞かれたジェイダは、「まだ準備ができていなかった」と答え、今もどうやってパートナーシップを築いていくか、考えあぐねていると打ち明けた。
さらに、なぜ関係にひびが入ったのかを問われると、「なぜ破局したのか、理由はいろいろある」と前置きし、「2016年になる頃には、私たちは努力することに疲れ果てていたの」と告白。「私たちは相手がどうあるべきかという空想の中に、閉じこもっているような感じだった」と付け加えた。
1997年に結婚したウィルとの間にジェイデン・スミス(25)とウィロー・スミス(22)の2人の子どもを持つジェイダ。
2人の結婚はオープンマリッジだという憶測がつきまとい、2020年には歌手オーガスト・アルシーナ(31)との“婚外恋愛”について取り沙汰されたことも。
ジェイダは法的な離婚を考えた時期もあったが、実行に移すことはできなかったという。「私たちはこれからも離婚の原因になるようなことは絶対にないと約束した。私たちならどんなことでもやり遂げられる」と続け、「私はただその約束を破れずにいるの」と語った。
米誌『PEOPLE』によると、2022年アカデミー賞授賞式で自身の脱毛症についてクリス・ロックにからかわれ、夫ウィル・スミスがクリスに平手打ちをするのを目撃した時の詳細についても、回顧録で明らかにしているという。
壇上で起こっていることを最初は、「寸劇だと思った」というジェイダ。「ウィルが彼に手を上げるなんてありえない、という感じだった」と振り返り、ウィルが席に戻ってくるまで、事態の深刻さを理解できなかったそう。
同誌独占の回顧録の抜粋によると、「ウィルが怒っている理由がはっきりしなかった。私たちは別々に暮らしていたし、夫と妻としてではなく、家族としてその場にいたから」と記しており、ウィルが立ち上がって「妻の名前を口に出すな」と繰り返し叫んだ時、“妻”と叫ぶのを聞いて、「ああ、私は彼の妻なんだ」と瞬時に思い起こされたとも打ち明けている。
ちなみに、平手打ち事件の直後、クリスはジェイダの席へ行き、「悪気はなかった」と謝ろうとしてきたのだとか。
実はクリスがアカデミー賞の授賞式でジェイダについてジョークを飛ばしたのは2度目のこと。2016年にも、「#OscarsSoWhite」運動を支持し、授賞式のボイコットを呼びかけたジェイダと、その年の司会を務めたクリスの間にトラブルが起きていた。
しかし『PEOPLE』との最新インタビューでジェイダは、「2016年のアカデミー賞に関しては、クリスと私の間に誤解があったかもしれない」と述べており、その後、電話でお互い謝ったという当時のエピソードを本の中でも披露。さらには、ウィルとの離婚報道が出たある夏、クリスが電話をしてきてデートに誘われたことも明かしているとか。
注目の回顧録『Worthy(原題)』は、2023年10月17日(現地時間)に全米で発売される予定。