ベン・アフレック(51)とジェニファー・ガーナー(51)の次女セラフィーナ・ローズ・エリザベス・アフレック(15)が、トランスジェンダーであることを公表。はじめて公の場で「新しい名前」を明らかにした。
ベン・アフレック(51)とジェニファー・ガーナー(51)の次女として、幼い頃から頻繁にパパラッチされてきたセラフィーナ・ローズ・エリザベス・アフレック(15・以下フィン)。
先日行われたジェニファーの父親の追悼式で、「フィン」という新しい名前で初めて公の場に登場し、自身がトランスジェンダーであることを暗に認めた。
追悼式当日、端正な黒のスーツにネクタイを締め、バズカットスタイル(=坊主)で壇上へ。
その場に居合わせた人々や、フェイスブックのライブ配信を見ている数千人の視聴者を前に、落ち着いた様子で「こんにちは、私の名前はフィン・アフレックです」と自己紹介。続けて、フィンの亡き祖父にとって大切なものである旧約聖書の中の一書『箴言』の第16章8節を読み上げた。
フィンは今年2月にもバズカットのヘアスタイルを写真に撮られていたものの、公の場で新しい名前で自己紹介したのは、この追悼式が初めてだそう。
今回自身のジェンダーを公にしたフィンだが、家族や周囲の環境がフィンに良い影響を与えていると、関係者が証言した。
両親のジェニファーとベンは2018年に離婚しているものの、それ以後も友好的に子供たちの共同養育にあたり、たびたび皆で一緒に外出する姿がキャッチされている。
ベンは2022年に歌手のジェニファー・ロペス(54)と再婚。ジェニファー(ロペス)と連れ子の娘エメ(16)を交えて、前妻ジェニファー(ガーナー)や実子とも積極的に出かけており、まるで大家族かのようにお互いに支え合っている。
双方をよく知る関係者は、米メディア『Us Weekly』にこのように語っている。「ジェニファー(ロペス)とジェニファー(ガーナー)、ベンの3人は、もう随分の間、素晴らしい関係を保っている。親としてお互いを尊敬しているし、お互いの子どもたちが皆仲良く過ごせることも知っている。彼らは、そういった関係を作り育てることを願っており、お互いへのサポートを示すためには何でもするつもりだ」。
英メディア『Daily Mail』によれば、エメとフィンは義理の姉弟として親しい間柄であり、エメは性別を問わない呼び方でフィンに接しており、フィンのジェンダーについても家族で深く理解しているそう。
ジェンダーを公表する何年も前から、たびたびジェンダーレスな装いで注目を集めていたフィンだが、今年に入ってからは名前についても示唆していた。
2024年2月、「フィン」という名前のプリントが施されたバックパックを背負い、母親にキスされている姿がキャッチされた。『Daily Mail』の記者はこの写真に対し、「フィンの家族が彼の性自認をさりげなく、とても深く理解していると分かる写真だ」と言及。
ジェニファーもベンも、フィンのジェンダーについて公には言及していないものの、思春期であるフィンが自分のアイデンティティを模索し確立する過程を丁寧にサポートしているようだ。
‟自分を表現する”というフィンの勇気ある決断と、家族による深いサポートや愛情に、SNSでは称賛の声が続々。新しい人生の節目を迎えたフィンのこれからに、引き続き注目していきたい。