伝説の写真とともに振り返る! アンジェリーナ・ジョリー、その情熱と波乱に満ちた人生

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1975年6月4日、ロサンゼルスで誕生したアンジェリーナ・ジョリー。父親はオスカー俳優のジョン・ヴォイト(79)で、母親の故マルシェリーヌ・ベルトラン(享年56)も女優という芸能一家に生まれた、いわゆる二世セレブ。これは父に抱っこされた生後4時間のアンジー。
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1986年の第58回アカデミー賞授賞式に父ジョン(右)に連れられ出席した、セレブキッズ時代のアンジー。白いレースのドレスは子どもらしいけれど、表情は10歳とは思えない大人っぽさ! この時すでに父の主演作『大狂乱』(1982)で子役デビュー済み。
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10代前半はモデル業にチャレンジするも、背が低すぎる、痩せすぎているなどで、オーディションに落ちてばかりの苦難の時代だったとか。そうした挫折を経て、16歳のときに本格的に女優を目指すように。1991年、肩パッド入りスーツで父親とイベントに出席。
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1993年に映画『サイボーグ2』に出演すると、そのセクシーな魅力とカリスマ性が注目される。『サイバーネット』、『第一目撃者』、『ジョージ・ウォレス アラバマの反逆者』と続々と映画に出演し、たちまち売れっ子女優に!
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映画『サイバーネット』で共演したジョニー・リー・ミラー(45)と、1996年3月に20歳の若さで結婚。その一方で、バイセクシャルを公言していたアンジーは映画『Firefox(原題)』で共演した、日系人モデルのジェニー・シミズ(51/中央)とも恋人関係に。
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主人公の2番目の妻を演じたテレビ映画『ジョージ・ウォレス アラバマの反逆者』では、1998年のゴールデングローブ賞にて助演女優賞を受賞。作品自体も作品賞に輝き、ダブル受賞の喜びからか、トロフィーをペロリとする仕草がセクシー。
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ハリウッド女優として順調にキャリアアップするものの、ジョニーとの結婚生活は1年半で破綻。短い結婚生活であったが、ジョニーとは現在も親しい友人関係をキープ。英国アカデミー賞でも、ツーショットで登場。型にはまらない恋愛観が話題に。
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テレビ映画『ジア 裸のスーパーモデル』で、主人公の実在したスーパーモデル、ジア・キャランジをオールヌードも辞さずに熱演。これが高く評価され、1999年のゴールデングローブ賞では見事、主演女優賞をゲット。大喜びし、ドレスのままプールにダイブしたというエピソードも。
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『ジア 裸のスーパーモデル』では、主要映画賞のひとつである全米映画俳優組合賞も受賞。当時『17歳のカルテ』を撮影中だったようで、ブロンドヘアが新鮮な印象。ゴージャスなオフショルダーのドレス姿からは、すでに大女優の風格が!
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映画『17歳のカルテ』で、2000年のゴールデングローブ賞助演女優賞に再び輝いたアンジー。感極まってか、同行していた兄ジェームズとの濃厚キスを披露! これにはさすがのファンたちからも、ネガティブなコメントが続出。
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24歳にしてゴールデングローブ賞に続き、『17歳のカルテ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞。父ジョンと、親子でオスカー俳優となる。黒ずくめのスタイリングで登場したアンジーは、ここでも兄とキス。近親相姦疑惑が浮上するも、本人は否定している。
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映画『狂っちゃいないぜ』で共演したビリー・ボブ・ソーントン(63)と、恋に落ちたアンジー。彼が女優のローラ・ダーン(51)と婚約中だったにもかかわらず、2000年にラスベガスで駆け落ち婚。略奪愛は大スキャンダルとなり、お騒がせ女優のイメージが定着。
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主演作『トゥームレイダー』の大ヒットを受け、名実ともに人気女優の仲間入り。撮影のために訪れたカンボジアの厳しい現状と、人々の温かさに感銘を受けたよう。人々の役に立ちたいと、人道支援活動に目覚める。
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カンボジアから帰国したアンジーは自らUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に連絡し、撮影の合間を縫って難民キャンプを訪問。2001年にはUNHCR親善大使に任命され、現在に至るまで、難民となった人々の苦しみを伝え、支援を訴える活動を続けている。
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2002年にカンボジアから長男マドックスを養子に迎えると、アンジーの愛情は完全に息子にシフト。同年7月にビリー・ボブとの離婚を申請し、翌年には正式に離婚。そのため2004年のアカデミー賞授賞式では、ひとりでレッドカーペットに登場。
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アクションもこなすセクシー美女として、話題作に引っ張りだこに。“魔性の女”というイメージが強く、『テイキング・ライブス』で共演したイーサン・ホーク(47)が2004年に当時の妻ユマ・サーマン(48)と離婚すると、アンジーが原因では?と囁かれたことも。
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勢いに乗ったアンジーは、『シャーク・テイル』で声優に初挑戦。セクシーな魚・ローラ役について、「テレフォンセックスをするときの声で演じた」と過激発言! カンヌ国際映画祭では共演したウィル・スミス(50)、ジャック・ブラック(49)とともに海から登場。
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2004年に映画『アレキサンダー』で、ハリウッドきってのプレイボーイとして有名なコリン・ファレル(写真右・42)と共演。おのずと恋多きアンジーとも交際説が浮上したが、真相は明らかになっていない。
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『Mr.&Mrs.スミス』でブラッド・ピットと共演し、恋に落ちる。当初はブラッドが既婚者だったため、父の浮気に苦しむ母を見て育ったことを理由に「結婚している人とはセックスをしない」と頑なに熱愛を否定。PRイベントでも、微妙な距離感をキープ。
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2005年3月にジェニファー・アニストンがブラッドとの離婚を申請し、5月に離婚が成立。翌年1月にアンジーはブラピとの第一子妊娠を発表し、5月にナミビアでシャイロ(12)を出産。12月に行われた『グッド・シェパード』のワールドプレミアにて。
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2007年のゴールデングローブ賞授賞式のレッドカーペットで、アツアツぶりを見せつけたアンジー&ブラピ。この直後に、アンジー最愛の母マルシェリーヌが約10年に及ぶ乳がん、卵巣がんとの闘いの末に死去。
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2007年のカンヌ国際映画祭にカップルで登場。3月にはベトナムからパックスを養子に迎え、カンボジア出身のマドックス、エチオピアから迎えたザハラ、実子のシャイロと、4人の子どもの親に!
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2008年のカンヌ国際映画祭に大きなお腹で参加。アンジーは双子妊娠中であることを秘密にしていたが、『カンフーパンダ』で共演したジャック・ブラック(右・49)がメディアにうっかりバラしてしまった。7月12日、フランスでノックス・レオン、ヴィヴィアン・マルシェリーヌという男女の双子を出産。
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2008年12月、ブラピが主演する『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のプレミアに、ブラピの両親とともに登場。交際当初は元妻ジェニファー派と言われていたブラピの母も、孫にはメロメロ!? アンジーとも徐々に、良好な関係を築いていたもよう。
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双子を出産後、みるみる痩せてしまい、体調を不安視されていた2010年頃。摂食障害では?という噂も囁かれたが、アンジー本人は母を亡くしたショックによるものと弁明。しかし体型が戻ることはなく、現在まで激やせ状態が続行中。
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2011年、ブラピと双璧をなす人気スターのジョニー・デップ(55)と共演! 『ツーリスト』で、アンジーとジョニーはそれぞれ、ゴールデングローブ賞にノミネートを果たす。
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2011年、アンジー初の長編監督作『最愛の大地』が公開に。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で敵同士となった恋人たちを描いたドラマで、人道支援活動を通じて、被害女性たちの話を聞いたアンジーが義憤に駆られ映画化したもの。各国で論議を巻き起こした。
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2012年のアカデミー賞授賞式に、深いスリット入りドレスで登場。レッドカーペットでカメラに応える際、右脚を不自然に露出させたポージングがネット上で話題に! この後、ドレスのスリットから脚見せする女性セレブが続出した。
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2013年5月、乳がん予防のため乳房切除手術を受けたことを公表。理由は遺伝子検査で乳がん、卵巣がんの発症リスクが高いことが判明したためで、世界に遺伝子検査を広めることに貢献。2015年には卵巣・卵管摘出手術を受けたことも発表した。
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2013年11月、映画業界の発展に功績を残した人物に贈られるアカデミー特別賞のジーン・ハーショルト友愛賞を受賞。人道支援活動を通じた映画界への貢献が認められたもので、授賞式には前年に婚約したブラッド&長男マドックスも出席。
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紛争地域における性的暴力撲滅に取り組んできたことが評価され、2014年10月にエリザベス女王から聖マイケル・聖ジョージ勲章・名誉大英勲章第一位の勲章が授与された。8月に結婚した夫ブラッドと子どもたちもバッキンガム宮殿を訪れ、女王と対面。
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ディズニー映画『眠れる森の美女』に登場するヴィラン(悪役)を主人公にした『マレフィセント』で、邪悪な妖精マレフィセントを熱演。全米の子どもたちの投票で決まるキッズ・チョイス・アワード2015では、好きな悪役賞を受賞!
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アンジー&ブラッドが新婚旅行代わりに製作した、『Mr.&Mrs.スミス』以来の共演映画『白い帽子の女』が公開。アンジーが脚本、監督を務め、新婚のふたりが演じたのはなんと離婚寸前の倦怠期の夫婦。その内容はまるで、後のふたりを予見していたかのよう。
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2016年9月15日にアンジーが突然、ブラッドとの離婚を申請。子どもたちの単独親権を要求し、ブラッドと親権をめぐりバトルに突入した。現在、子どもたちと暮らす物理的親権はアンジーが保有しており、監督作『最初に父が殺された』のプレミアにも家族そろって参加。
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2018年5月にロンドンで『マレフィセント2』の撮影がスタートし、オーロラ姫役のエル・ファニング(20)にフォトボム! ブラッドとの親権争いでは、ブラッドと子どもたちの面会を制限していることが発覚。判事からもっと父親に会わせるよう命じられる。
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2018年6月、ロンドンで行われた英王室主催のイベントに出席。2017年から英名門大の客員教授を務めていることもあり、英国に拠点を移すという噂もチラホラ。
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