全世界でのCDトータル・セールスは2億枚超え、1990、2000、2010年代すべてで全米トップ10入りのヒットを放ち、ソロ・アーティストとして歴代最高となる18曲もの全米No.1ヒットを誇る、歌手のマライア・キャリー(48)。数字だけでも「世界一のディーヴァ」という名にふさわしいのは明らかだが、忘れてならないのが、伝説的なエピソードの数々。
高校を卒業後、ウェイトレスとして働きながらデビューを目指したマライアがデモテープを渡した見知らぬ相手は、米音楽界のドンで現ソニー・ミュージックの元社長トミー・モトーラ。彼女の歌声を聴いた瞬間に大声で叫び、「とんでもないスターの発掘を確信した」という奇跡は、音楽史に深く刻まれている。
華々しいデビューを飾ってからはヒット曲を連発し、瞬く間にスター街道を駆け上ったマライア。順風満帆のように思えるが、じつは2度の離婚にレコード会社からの契約打ち切り、度重なる激太り、躁うつ病との戦いなど、苦難も数知れず。試練にも負けず第一線を走り続けるマライアの軌跡を、アイコニックな写真とともにプレイバック。まさに豪華絢爛、奇想天外なディーヴァ・ライフをご覧あれ!
photos:Getty Images, Aflo, Courtesy of Instagram text:Ayano Nakanishi
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