シンガポールを舞台にしたロマンチック・コメディ『クレイジー・リッチ！』の世界的ヒットをきっかけに、ハリウッドは今、アジアンブームが到来中。本作品で個性的なキャラクターを熱演するキャストはなんと、全員がアジア系。作品の面白さに加えて、ハリウッドにはこんなにアジア系俳優がいたの!?と、その数と多様さにも驚かされた人も多いのでは？
さらに2019年のゴールデングローブ賞では、ドラマ『グレイズ・アナトミー』でおなじみのサンドラ・オー（47）がアジア系の俳優として初めて司会に抜擢され、サンドラ自身が主演を務めるドラマ『キリング・イヴ／Killing Eve』でテレビ部門の主演女優賞にも輝くという、歴史的快挙も！
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いまだかつてないアジア系俳優ブームの今だからこそ、絶対におさえておきたい、アジアンビューティー33人をピックアップ。人種の壁を超え、欧米の映画やドラマ、音楽、ファッションシーンで活躍する彼女たちの姿に、勇気とインスピレーションをもらえるはず！
photo：Getty Images, Aflo text : Makiko Ota
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コンスタンス・ウー
『クレイジー・リッチ！』で主人公を演じ、今年のゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。現在もっとも注目されるアジアン女優、コンスタンス・ウー（36）は、両親が台湾からの移民。2015年から人気コメディドラマ『フアン家のアメリカ開拓記』に主演。
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ルーシー・リュー
『チャーリーズ・エンジェル』で大ブレイクしたルーシー・リュー（50）。アクションもこなす都会派アジアンとして大人気で、現在はドラマ『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY』で女性版ワトソンを熱演。2015年には代理母出産で息子を迎え、シングルマザーに！
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チャン・ツィイー
清楚な美貌と抜群のスタイルで、いち早くハリウッドでの成功を掴んだチャン・ツィイー（40）。ここ数年ハリウッドから遠ざかっていたが昨年、Netflixの映画『クローバーフィールド・パラドックス』で復帰。５月公開の映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にも出演。
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クローディア・キム
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でナギニ役に抜擢された、韓国出身のクローディア・キム（34）。名門女子大を卒業後、モデルコンテストで優勝し女優の道へ。『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』など大作への出演が続く期待の星。
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サンドラ・オー
『グレイズ・アナトミー』でブレイクしたサンドラ・オーは韓国系カナダ人。2013年に同ドラマを卒業してからニュースが途絶えていたけれど、昨年『キリング・イヴ／Killing Eve』が大ヒットして華麗に大復活！ ２度目のゴールデングローブ賞受賞で、アジアン女優の人気を牽引！
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福原かれん
日本人の両親をもち、ロサンゼルスで生まれた福原かれん（27）は、ハリウッド大作『スーサイド・スクワッド』で映画デビュー！ いきなりマーゴット・ロビー（28）、カーラ・デルヴィーニュ（26）ら人気セレブと共演したシンデレラガール。現在も映画、テレビで活躍中。
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ジンジョー・リー
ジョー・ジョナス（29）が結成したバンドDNCEで、濃ゆい男性陣に交じりギターを弾く紅一点のジンジョー・リー（31）。韓国で生まれ、19歳でアメリカに移住し、ジョーダン・スパークス（29）やジョナス・ブラザーズのバックバンドを務めた。ポップなファッションも注目。
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菊地凛子
映画『バベル』で、アカデミー賞をはじめさまざまな映画賞にノミネートされた菊地凛子（38）。その後も『パシフィック・リム』シリーズなどハリウッド大作に出演し、国際派女優に。2007年にシャネルの広告に登場するなど、ファッション界からもラブコールが。
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マギー・Ｑ
『NIKITA / ニキータ』で見せたキレキレのアクションと妖艶な美貌が魅力のマギー・Ｑ（39）は、母親がベトナム人。アジアで人気モデルになった後、ジャッキー・チェン（64）の元でアクションを学び、女優として開花した。2015年にディラン・マクダーモット（57）と婚約。
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クリッシー・テイゲン
ジョン・レジェンド（40）の妻でモデル、テレビタレント、そして料理本の著者でもあるクリッシー・テイゲン（33）は、母親がタイ人。子どもの頃はタイ料理独特の香りをまとうのが恥ずかしかったそうだが、今は大好きで、著書でもタイ風のレシピを多数登場させている。
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ジェンマ・チャン
『クレイジー・リッチ！』、『ヒューマンズ』での品格あふれるアジアンビューティーぶりが際立っていたジェンマ・チャン（36）は、オックスフォード大卒のスーパー才媛。アマンダ・セイフライド（33）の元彼ドミニク・クーパー（40）と熱愛のウワサ！
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ミシェル・ヨー
『クレイジー・リッチ！』で主人公の彼ママを威厳たっぷりに演じたミシェル・ヨー（56）は、かつて香港映画界が誇った美人アクションスター。なかでもジャッキー・チェン主演の『ポリス・ストーリー3』で、車やバイクを使った過激アクションを自ら演じたのは、今や伝説！
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ジェイミー・チャン
韓国系アメリカ人２世のジェイミー・チャン（35）は、艶やかな黒髪と細身の体型で着こなすLAカジュアルが注目を集める、アジアン女優きってのファッショニスタ。バッグブランドのアンバサダーを務め、シューズラインをプロデュースするなど、サイドビジネスも盛んに展開中。
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ケリー・マリー・トラン
ベトナムからの移民の両親のもと、カリフォルニアで生まれたケリー・マリー・トラン（30）は、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のローズ役に抜擢され、無名の女優から一躍、時の人に！ ネットいじめの標的になったことが報じられていたが、くじけずに活躍して欲しい。
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タオ・オカモト
日本人スーパーモデルとして世界中で活躍したタオ・オカモト（33）は、2013年のハリウッド大作『ウルヴァリン：SAMURAI』でヒロインを演じ、女優に転身。現在も日本とアメリカを股にかけ、映画やテレビに出演している。2016年に雑誌編集者と結婚したことを発表！
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オークワフィナ
『オーシャンズ８』ではスリ役で豪華キャストに負けない存在感を放ち、『クレイジー・リッチ！』では主人公の親友をコミカルに演じたオークワフィナ（29）。父親は中国系アメリカ人、母親は韓国移民のニューヨーカーで、ラッパーとしても活動。
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リウ・ウェン
2009年にアジア系では初めてヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーに出演したリウ・ウェン（31）は、2017年に『フォーブス』誌の「最も稼いだモデル」８位にランクインした中国初のスーパーモデル。エスティ ローダーのスポークスモデルも務めた素肌美人。
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キミコ・グレン
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』でアジア系受刑者を体当たりで演じたキミコ・グレン（29）は、アメリカ生まれでブロードウェイでも活躍中の歌ウマ日独ハーフ女優。プライベートでは俳優ショーン・グランディロ（26）と交際中で、SNSでラブラブな写真を多数公開！
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ジン・ティエン
中国人のジン・ティエン（30）はハリウッドデビューを飾った『グレートウォール』以降、『キングコング：髑髏島の巨神』、『パシフィック・リム：アップライジング』などの大作にひっぱりだこ。トム・ヒドルストン（38）らイケメン俳優との共演が目立ち、熱愛に期待がかかる!?
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ミン・シー
2013年から6年連続でヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーに出演しているミン・シー（29）。2017年に上海で開催されたショーでは、ランウェイで転倒するハプニングが。笑顔で立ち上がったものの、バックステージで号泣する姿が、多くの人の印象に残っているはず！
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ブレンダ・ソング
ディズニー・チャンネルのドラマ『スイート・ライフ』で知られるブレンダ・ソング（30）は、タイ人の母と少数民族ミャオ族の父との間にアメリカで誕生。マイリー・サイラス（26）の兄トレイス（29）の元カノで、今はマコーレー・カルキン（38）と交際中。
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スイ・ハ
ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーに登場した２人目のアジア人モデル、スイ・ハ（29）。昨年まで8年連続でランウェイを歩き、もはやベテランの域に。モデル業の他に中国では映画にも出演しており、ハリウッドデビューも遠くない!?
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ジェシカ・ヘンウィック
ジェシカ・ヘンウィック（26）はイギリス生まれのアジア系女優。大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で女戦士ナイメリアを演じ脚光を浴び、『Marvel アイアン・フィスト』ではヒロイン役に大抜擢！ 2020年公開の『Godzilla vs. Kong（原題）』にも出演が決定。
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岡野りりか
Huluで配信中のオリジナルドラマ『マーベル ランナウェイズ』でニコ・ミノルを演じている岡野りりか（24）は、本作で主要キャストの座を掴んだ、新進の日本人女優。アジアン女優ブームにのって、さらなる大役をゲットしてほしい！
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ケルシー・メリット
昨年フィリピン人モデルとして初めてヴィクトリアズ・シークレットのショーに出演したケルシー・メリット（22）。2015年にインスタグラムを通じてスカウトされ、いきなりメイベリンの広告に抜擢！ 水泳の金メダリスト、コナー・ドワイヤー（30）との交際も話題。
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ソノヤ・ミズノ
『クレイジー・リッチ！』で花嫁を演じたのが、日系イギリス人女優のソノヤ・ミズノ（32）。2015年の『エクス・マキナ』で映画デビューした途端、『ラ・ラ・ランド』では主役のエマ・ストーン（30）のルームメイト役をゲットするなど、今もっともノリにのっている女優のひとり。
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アーデン・チョウ
2011年から6シーズン続いたドラマ『ティーン・ウルフ』や人気シリーズ『シカゴ・メッド』に出演したアーデン・チョウ（33）は、テキサス生まれの韓国人２世。昨年、犬用のレザー製カラーとリードのブランドを立ち上げるなど、大の犬好きの一面も。
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キャシー
ヒップホップ界の大物ディディ（49）と10年近い交際の末、昨年秋に破局したR&B歌手のキャシー（32）はフィリピン系アメリカ人。当初、破局は円満だったと言われていたものの、ディディがキャシーの浮気を疑っているとのウワサが浮上し、ゴシップ誌の常連に。
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セリーナ・ジェイド
米中ハーフ美人で、かつては小室ファミリーの一員として、日本で音楽活動をしていたセリーナ・ジェイド（33）。その後、女優にシフトし、最近では『ARROW／アロー』に出演するなどハリウッドでも活躍。昨年、K-Popスターのハンギョン（35）と交際発表したことも話題。
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クロエ・ベネット
ドラマ『エージェント・オブ・シールド』にレギュラー出演中のクロエ・ベネット（26）は、父親が中国系。昨年７月、日本で撮影した動画が論議を呼んだユーチューバー、ローガン・ポール（23）と交際していることを認めたが、３カ月で破局した。
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ラナ・コンドル
ベトナムで生まれ、すぐにアメリカ人夫婦の養子になったラナ・コンドル（21）。2016年に『X-MEN：アポカリプス』で映画デビューし、昨年はNetflixで配信された映画『好きだった君へのラブレター』に主演。共演のノア・センティネオ（22）との仲のよさも注目されている。
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ミシェル・アン
大人気シリーズ『ウォーキング・デッド』にやっと現れたアジア系女優ミシェル・アン（35）は、スピンオフ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のサイドストーリー『フライト462』で主人公アレックスを熱演。このミニシリーズでエミー賞にノミネートされた。
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エロディ・ユン
カンボジア人の父とフランス人の母を持つエロディ・ユン（37）は、『Marvel デアデビル』、『Marvel ザ・ディフェンダーズ』などアクション作品を中心に活躍。昨夏、長年交際しているイギリス人俳優ジョナサン・ハワード（年齢不明）との間に女の子が誕生した新米ママ。
