今年で50歳を迎えたアーティスト、グウェン・ステファニー。ロックバンド「ノー・ダウト」のボーカルとして人気を博すと、その後ソロとして大成功！ ブランドのプロデュースや女優業などもマルチにこなし、現在に至るまでトップスターの道を独走している。
一方で、パンクミックスやハラジュクスタイルなど、独自のセンスで数々のトレンドを生み出してきたことでも有名。赤リップとプラチナブロンドのヘアをトレードマークに、ファッションアイコンの名もほしいままに。
そんなグウェンの魅力といえば、誰もが虜になるパーフェクトな美しさ。しかし、デビュー当時から振り返ってみても、その見た目は怖いくらいに変化ゼロだった⁉︎ 他のセレブが嫉妬するほどのエイジレスクイーンぶりを、歴代のドレスルックとともに実証。
photos：Getty Images, Aflo, Courtesy of Instagram text：Kyoko Kawaguchi
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1992年、ロックバンド「ノー・ダウト」のボーカルとしてデビューしたグウェン。メンバーとのオフショットでは、キッチュなサングラスに花柄ワンピースというヴィンテージルックを披露。駆け出しのアーティストながらセンスは抜群⁉︎
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デビュー間もなくは鳴かず飛ばずだったものの、1995年にリリースしたセカンドアルバム『トラジック・キングダム』が大ヒット！ 初の「アメリカン・ミュージック・アワード」では、ブラックのフェザーを纏い、華麗にドレスアップ。
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バンドの人気に乗じて、紅一点だったグウェンのファッションも注目の的に。1998年に行われた「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」では、ブルーを効かせたロックスタイルで登場！ ヘアメイクとともにマネするファンが続出した。
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当時交際していたのが、イギリス人ミュージシャンのギャビン・ロスデイル（54）。ともにバンドのボーカルとあって意気投合したふたりは、レッドカーペットでも常にべったり。セクシーなブラックドレスにギャビンもメロメロ⁉︎
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「ノー・ダウト」のブレイクで才能が見出され、ソロ活動をスタートさせたグウェン。大物アーティストとコラボレーションするなど、次から次へと話題を独占！ この頃からウエストを見せた露出度高めのスタイルが代名詞となる。
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キャリアが勢いづいてきた2002年、ロンドンでギャビンと結婚！ ピンクのグラデーションが目を引くドレスは、ジョン・ガリアーノ（58）によるディオールのオートクチュール。あえて純白を選ばないところがグウェンらしい？
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「ノー・ダウト」の５枚目のアルバム『ロック・ステディ』が、またも大ヒット。すっかり有名人となったメンバーに、以前のような初々しさはもう感じられない？ 特にレオパードのシースルードレスを着こなしたグウェンのオーラは随一！
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このアルバムが高く評価された「ノー・ダウト」は、2003年、2004年と２年連続でグラミー賞を獲得！ 会場でキャッチされたのは、ロングジャケットに迷彩柄のパンツ、レザーブーツとロック色全開のグウェン。トロフィーを手に満面の笑顔を見せた。
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そんな絶好のタイミングでローンチしたのが、ファッションブランド「L.A.M.B.」。イベントには、勝負カラーともいえる白のパンツルックで登場！ 愛用セレブはパリス・ヒルトン（38）やハイディ・クルム（46）など、ビッグネームばかり。
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注目度の高さから、今度は映画界に進出したグウェン。アカデミー賞の作品賞にもノミネートされた『アビエイター』では、クラシックなドレスで華々しく銀幕デビュー！ レオナルド・ディカプリオ（45）との共演シーンは、かなりお宝と言えそう。
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2004年、念願のソロアルバム『ラヴ・エンジェル・ミュージック・ベイビー』を発売！ 同アルバムではバックダンサーに「原宿ガールズ」を起用するなど、グウェンの日本愛がたっぷり。今となっては珍しいロリータファッションも必見。
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続くセカンドアルバム『スウィート・エスケイプ』もヒットし、ソロでも大成功を収める。2006年の「アメリカン・ミュージック・アワード」には、アルバムのカバーそっくりのビジュアルで出席。あふれんばかりの貫禄に、隣のギャビンがかすんで見える⁉︎
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ソロアーティストとしての実力を知らしめると、2007年にはワールドツアーを敢行。また「L.A.M.B.」からは自身初となるフレグランスを発売し、ビジネスも絶好調！ レオパードのビスチェドレスで微笑むグウェンは、もはや敵なし。
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プライベートでは、2006年に長男キングストン（13）、2008年に次男ズマ（11）を出産！ キングストンを連れてランウェイデビューしたときは、なんとミニワンピースを着用。産後とは思えないプロポーションで世間をあっと驚かせた。
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2011年、ロレアルのキャンペーンモデルに選ばれたグウェン。イベントではあえてアイコニックな赤リップをせず、ナチュラルメイクでカメラの前へ。シックなドレスとともに、ビューティクイーンとして新たな魅力を炸裂させた。
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2014年、人気オーディション番組『ザ・ヴォイス』の審査員になると、エピソードごとに披露されるグウェンのファッションが評判を呼ぶ。ちなみに共演者のひとりは、のちに交際するカントリー歌手のブレイク・シェルトン（43・右）。
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数ある衣装の中でもとりわけ反響が大きかったのが、ステージにふさわしいキラキラドレスに、ハードなサイハイブーツを合わせたこのルック。グウェンを前にしたら、オーディション参加者もド緊張してしまいそう…。
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アラフィフになっても完璧なプロポーションを誇るグウェンは、ファッション誌で表紙を飾ることもしばしば。しかし、私生活はパーフェクト！とはならず。2015年にギャビンの浮気が発覚し、夫婦生活に幕を下ろすことに。
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突然の破局で傷心かと思いきや、同年にブレイクとの熱愛が報じられる。離婚申請からわずか数カ月で新たな男性を射止めたグウェンは、華やかにレッドカーペットデビュー。二度見してしまうほどセクシーなドレスルックで、堂々の勝利宣言⁉︎
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2017年、初のクリスマスアルバムをリリースしたグウェン。ニューヨークで行われたイベントでは、キュートなフリンジドレスで観客を魅了した。もちろんブレイクとも順調に交際中。プライベートを反映させるかのような笑顔がまぶしい！
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アニメ『クークーハラジュク』をプロデュースするグウェンは、子どもからの支持も絶大！ 2017年の「キッズ・チョイス・アワード」では、授賞式の演出でおなじみのスライムがデザインされたセットアップを着用。ステージに上がるなり、会場を大いに沸かせた。
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2018年、同世代のアーティスト、セリーヌ・ディオン（51）やジェニファー・ロペス（50）に次いで、ラスベガスのレジデンシー公演を行うことを発表！ 煌びやかなドレスで意気込みを見せただけあって、ショーはすこぶる大盛況だったという。
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メットガラには過去２回出席するも、意外にも控えめなスタイルが多かったグウェン。しかし、今年は一転してパワーアップ！ ボリューミーなファーコートとビジューをちりばめたレオタードで、圧倒的な存在感を放った。
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これまでのドレスルックが称えられ、「ピープルズ・チョイス・アワード」で見事ファッションアイコン賞を受賞。50歳を迎えてもなお、変わらない美しさをキープし続けるグウェン。その姿は、まさに世紀のエイジレスクイーン！
