有名海外セレブのハートを射止めた、15人の日本人&日系人女性たち

今となっては全く珍しいことではなくなった日本人と外国人の国際結婚だが、海外セレブとの結婚となれば話は別。おとぎ話のように思えるが、2021年2月にハリウッドスターのニコラス・ケイジ(57)と式を挙げた女優のシバタ・リコ(26)を筆頭に、実は日本女性が海外のスター&著名人の心を掴んだ事例は少なくない!

Photo:Getty Images
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日本でビッグニュースになった国際結婚の代表格といえば、元F1レーサーのジャン・アレジ(56)と女優の後藤久美子(47)。人気女優の突然の結婚&活動休止宣言もさることながら、世界各国に豪邸を有し、ワイナリー経営も行うジャンとの「海を越えた玉の輿婚」が世間を驚かせた。

Photo:Aflo
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現在お茶の間で愛されるデヴィ夫人ことラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ81)は、インドネシアのスカルノ元大統領(享年69)の第夫人。一般市民から大統領夫人になるという究極のシンデレラストーリーを果たすも、その陰には、並々ならぬ努力と苦労があったよう。

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交際発覚からデートの様子まで、海外メディアで大々的に報じられていたニコラス・ケイジ&シバタ・リコは2021年2月に挙式。ニコラスの結婚は今回が5度目で、年齢差は31歳、プロポーズはオンライン、挙式は和風などなど、仰天ポイント満載で注目の的に。

ひとえにセレブとの国際結婚といっても、出会いも、なれそめも様々。多種多様な15組のカップルのラブストーリーに、海外セレブと恋愛するためのヒントが隠れているかも!?

ジョン・レノンとオノ・ヨーコ

ザ・ビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコ

海外セレブと結婚した日本人の代表といえば、ザ・ビートルズのジョン・レノン(享年40)と結婚したオノ・ヨーコ(88)。芸術家のヨーコの作品に惚れたジョンは、当時結婚していたものの、ヨーコとの同棲生活をスタート。ふたりはジョンの離婚が成立した翌年の1969年に結婚し、新婚旅行では「ベッド・イン」というパフォーマンスを披露。平和を訴え、大きな注目を集めた。しかし翌年、ザ・ビートルズが解散すると、ヨーコは「解散に追い込んだ人物」と非難の的に。そして1980年には、ジョンが襲撃事件に遭い死去。没後40年経った今も、ヨーコはジョンの遺志を受け継ぎ、平和活動に献身的に参加。“愛と平和”のアイコンとして君臨し続けている。

サム・ニールと渡辺典子

サム・ニールと渡辺典子

『ジュラシック・パーク』シリーズや『マイティ・ソー バトルロイヤル』など、数々の大ヒット映画に出演している俳優のサム・ニール(73)。そんな彼は、映画『デッドカーム 戦慄の航海』の撮影でメイクアップアーティストをつとめた渡辺典子と1989年に結婚。彼女は『スパイダーマン2』のメイクも担当するなど、ハリウッドで活躍するアーティスト。サムは彼女が帰国する際、一緒に来日するほど仲が良かったそう! 現在は離婚してしまったものの、娘で女優のエレナ(30)や養子縁組したマイコ・スペンサー(39)との仲は良好で、SNSで時折、父&祖父の顔を見せている。

イギー・ポップと浅野スチ

イギー・ポップと浅野スチ

過激なステージパフォーマンスを行うことで知られるロックバンド、ザ・ストゥージズのメンバーで、映画『トレインスポッティング』のサウンドトラックを担当しソロアーティストとしても人気を得た、米ミュージシャンのイギー・ポップ(74)。1983年に行なったワールドツアーで来日した際、たまたまコンサートを観に来ていた浅野スチと出会いフォーリンラブ!その後のツアーに彼女を引き連れ、そのままアメリカへ帰国し結婚するというふたりのラブストーリーは、まるで映画のよう。彼女はイギーが薬物依存症の治療を行った際も献身的に支え、イギーは無事に依存から脱却。ふたりは90年代後半に離婚しているが、理由は明かされていない。

デヴィ夫人とスカルノ元大統領

デヴィ夫人とスカルノ元大統領

今では芸能界のご意見番として君臨し、華やかな生活を送っているが、昔は苦労の連続だったというデヴィ夫人(81)。実家が貧しく、弟の学費を稼ぐために、高級クラブでホステスとして働くように。そこで、インドネシアのスカルノ元大統領と運命的な出会いを果たす。当初は愛人のひとりだったが、外国語を猛勉強するなど真面目な性格が気に入られ、第三夫人に。大統領が亡くなるまで、約8年間の結婚生活を送った。激動の人生を送り、努力を惜しまなければ愛は実ることを証明した夫人の名言や教訓は、多くの人を魅了!

ジャン・アレジと後藤久美子

ジャン・アレジと後藤久美子

日本でも大々的に報じられたビッグカップルといえば、元F1レーサーのジャン・アレジと女優の後藤久美子。ジャンの来日イベントの共演がきっかけで交際に発展したとか。当時ジャンには妻子がいたものの、その後離婚が成立。久美子は女優業を休止し、1996年からは、事実婚という形でフランスに移住した。ふたりはジャンの邸宅で暮らし、ワイナリーを経営するというセレブライフをスタート。現在、長女のエレナ(24)はモデル、長男のジュリアーノ(21)はカーレーサーとして活躍する、セレブファミリーに。

デヴィッド・バーンとアデル・ラッツ

デヴィッド・バーンとアデル・ラッツ

1980年代に人気を博したバンド、トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン(69)が結婚したのは、日系・ドイツ系アメリカ人で、衣装デザイナー兼女優のアデル・ラッツ(72)。実は彼女、日本ではバニー・ラッツという芸名で、モデルとして活躍していた経歴が。そんな彼女とデヴィッドは、仕事を通じて交際に発展し、1987年に結婚。2年後には長女をもうけるも、2004年に離婚している。

スティーブン・セガールとミヤコ・フジタニ

スティーブン・セガールとミヤコ・フジタニ

17歳のときに来日し、禅や合気道、空手などの日本文化にどっぷりハマったスティーブン・セガール(69)。1975年、大阪にある合気道道場の娘であるミヤコ・フジタニと結婚した。ふたりの子どもに恵まれるも、結婚生活は長くは続かず、スティーブンはアメリカへ帰国。すると、見事ハリウッド俳優として大成!子どもたちとは現在も交流があるようで、長男の剣太郎セガールはロスで合気道の道場長に。長女で女優の藤谷文子(41)は母と同じく国際恋愛を経て、スペインの脚本家ハビエル・グヨン(39)と結婚している。

ビリー・ディー・ウィリアムズとテルコ・ナカガミ

ビリー・ディー・ウィリアムズとテルコ・ナカガミ

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でハン・ソロの友人役を演じ、知名度を得た俳優のビリー・ディー・ウィリアムズ(84)。これまで3度結婚している彼が3度目に結婚した妻は、テルコ・ナカガミという日系アメリカ人女性。ふたりの馴れ初めは不明だが、1972年に結婚し、翌年にハナコという娘が誕生。1993年に一度離婚を申請するも、友好的な別れだったことから、1997年に再び同居をスタート。孫も生まれ、現在も仲良く結婚生活を続けているとのこと!

ピーター・ストーメアとトシミ・ストーメア

ピーター・ストーメアとトシミ・ストーメア

舞台などで活躍した後、米人気ドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズでブレイクした、スウェーデン出身の俳優ピーター・ストーメア(67)。女優カレン・サイラス(57)との離婚後に出会い、恋に落ちがのが、日本人女性のトシミ・ストーメア。彼女の名前以外の情報は明らかになっていないが、ふたりは2008年に結婚し、翌年には長女のカイヤ・ベラ・ルナが誕生。ピーターはインタビューで「父親になれて最高だ」と語っており、インスタグラムでは、娘が好きだと思われるハローキティのアイテムを度々投稿。娘にデレデレのよう!

ミヒャエル・エンデと佐藤真理子

ミヒャエル・エンデと佐藤真理子

世界が誇る、ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ(享年65)。そんな彼が2度目の結婚を果たしたお相手は、翻訳家の佐藤真理子。初婚の妻と死別したミヒャエルの心を癒したのが、彼女だったそう。ちなみにミヒャエルは、かねてから能や歌舞伎を鑑賞したり、日本酒を嗜んでいたりしたほどの日本好きだったとか!

ジェンソン・バトンと道端ジェシカ

F1レーサーのジェンソン・バトンとモデルの道端ジェシカ

ジャン&久美子夫妻に劣らぬ「セレブ婚」として、世界から熱い視線を浴びたF1レーサーのジェンソン・バトン(41)とモデルの道端ジェシカ(36)。2006年に仕事を通じて出会ったふたりは、2008年に再び仕事で共演し交際に発展。サーキットやイベントのレッドカーペットでキャッチされるツーショットはうっとりするほど美しく、世界が憧れるパーフェクトカップルに。一度は破局したものの、すぐに復縁し2014年にゴールイン。しかし結婚後も仕事の関係で遠距離が続き、わずか1年で離婚。財産分与は推定63億円と言われている。

ケン・カオと道端ジェシカ

ケン・カオと道端ジェシカ

ジェンソンとの離婚後、ロサンゼルスに移住したジェシカ。そこで出会ったのが、ハリウッド映画のプロデューサーとして活躍する台湾系アメリカ人のケン・カオ。ライアン・ゴズリング(40)とともに映画製作会社を設立するなど、自身のキャリアもさることながら、父親はGPSメーカー「ガーミン」の創始者!ふたりは婚姻関係を持たないパートナーとして、2017年に長女を迎える。レッドカーペットでツーショットを披露するなど、ハリウッドライフを大いに満喫している様子。

イヴ・シャンピと岸恵子

フランス人映画監督のイヴ・シャンピと岸恵子

日本のスター女優として人気絶頂の1957年、フランス人映画監督のイヴ・シャンピ(享年61)との電撃結婚を果たした岸恵子(88)。出会いは、前年に出演した日本・フランス合作映画『忘れえぬ慕情』。彼女をスター扱いしなかったイヴに惹かれ、次第に恋愛関係へと発展したそう。ふたりの間には娘のデルフィーヌ=麻衣子(58)が誕生するも、1975年に離婚。原因は、彼女が日本での仕事を続けていたため、離れて暮らす期間が長く続いたことにあるとか。

和央ようかとフランク・ワイルドホーン

女優の和央ようかとフランク・ワイルドホーン

現在ニューヨークで華やかな生活を送っている、元宝塚歌劇団宙組トップスターで女優の和央ようか(53)。そんな彼女の夫は、ホイットニー・ヒューストン(享年48)の名曲『Where Do Broken Hearts Go』のほか、ソルトレークシティー冬季五輪の開会式の曲やミュージカル『ジキル&ハイド』の曲も手がけた、人気作曲家のフランク・ワイルドホーン(62)。彼女の宝塚の退団公演の作曲をフランクが手掛けたことで出会い、友情を育んだふたり。フランクの猛アタックの末に結婚し、ハワイのフォーシーズンズ・リゾートで挙式!

ニコラス・ケイジとシバタ・リコ

ニコラス・ケイジと女優のシバタ・リコ

直近で世界を騒がせた海外セレブと日本人のラブストーリーといえば、もちろんニコラス・ケイジと女優のシバタ・リコ。2019年に滋賀県で行なわれた映画撮影の現場で出会い、翌年婚約。ニコラスは、コロナ禍で会えないなか、なんとFaceTimeでプロポーズ! エンゲージリングは国際郵便で送ったとか。そんなふたりは、2021年2月に結婚。ウェディングドレスは着物、バージンロードではキロロの『冬のうた』が流れたり、俳句を詠んだりと、日本文化を取り入れた挙式も話題に。

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