華麗なスタイルが常に注目を浴びるロイヤルファッション。代表的な存在といえば、やはりイギリスのキャサリン妃(40)。しかし最近では、キャサリン妃を凌ぐセンスと注目度を集めるプリンセスたちが続々!
親しみやすいフェミニンなファッションがキャサリン妃に似ていると評判な、デンマークのメアリー皇太子妃(50)。つい先日も柔らかなムードのワンピースをヘビ柄のパンプスでスタイリッシュに着こなした、海外ツアーのファッションがまるでキャサリン妃のよう!と話題に。
デザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ(75)を祖母に持ち、ドイツ貴族の血を受け継ぐ父、母はギリシャのマリー・シャンタル王太子妃(53)の妹という貴族一家に生まれたタリタ・フォン・ファステンバーグ(23)。祖母のDNAを引き継ぎ、デザイナーとして活躍しているゆえ、トレンド感と抜け感をミックスしたセンスはピカイチ。
ファッションショーの常連で、自身のファッションブランドも立ち上げているタイのシリワンナワリー・ナリラタナ王女(35)。トレンドに敏感なモードな着こなしが評判で、アジアを代表するロイヤルファッショニスタとして人気を確立。
品格だけではなく、自身のキャラクターやバックグラウンドを活かした多彩なファッションが魅力のプリンセスたち。総勢10名のファッションを早速チェック!
スペイン:レティシア王妃
スペイン国王フェリペ6世(54)の妃であるレティシア王妃(49)。かつてスペインのテレビ局で働いていた元ジャーナリストの彼女は、シンプル&モダンといった知的な着こなしが定番。ZARAやMANGOといった自国のファッションブランドをこよなく愛し、ハイ&ローを上品にミックスしたファッションは常に憧れの的に。
また、フォーマルな装いの際にも、肩や腹筋を見せるカットアウトのデザインを取り入れ話題を呼ぶことも多い。この日は髪はポニーテールでまとめ、デコルテ部分にデザインされたジュエリーをポイントに。
今年のNATO首脳会議で各国のファーストレディと集合した際は、ライトブラウンのドット柄ワンピースに白のウェッジソールといったカジュアルで親しみやすいコーディネートを披露。ドット柄をこよなく愛する点も、英王室のキャサリン妃と似ている!
モナコ:シャルレーヌ公妃
ここ数年はモナコ公国の君主で夫のアルベール2世(64)との不仲ばかりが話題となっているシャルレーヌ公妃(44)。しかし最近、久しぶりに公務に復帰し、先日は鮮やかなグリーンのワンショルダードレスで優雅な姿を披露。ピクシーカットとフリンジイヤリングで圧巻のオーラを放ち、ロイヤルのファッショニスタとして改めて注目を集めることに。
177cmという高身長に抜群のスタイルを活かし、エレガンスにエッジやスパイスを効かせたスタイリングを見事に着こなす。
療養生活から約15か月ぶりの公務復帰を果たしたのは、今年4月。翌月のF1モナコグランプリでは、個性的な柄がデザインされたコバルトブルーのチュニックドレスにサングラス、レッドリップという優美なミックススタイルが話題に!
デンマーク:メアリー皇太子妃
容姿の美しさはもちろん、洗練されつつも親しみやすいファッションがキャサリン妃とよく似ていると話題のメアリー皇太子妃。今年2月にキャサリン妃がデンマークを訪問した際、ツーショットが撮影されると、「まるで双子のよう」と報じられたほど!
ディナーのおめかしスタイルも、シースルーや刺繍といったデザインでフェミニンさを忘れず、シニヨンヘアで気品を演出。チャーミングなロイヤルスタイルは、高感度バツグンだ。
この日は、女性の地位向上を目的とした国連組織UNウィメンのイベントに出席。コートやブーツなどグレーを基調としつつ、差し色はベージュというシックな大人のパンツスタイルは、「真似したい!」と世界中で大評判に。
ギリシャ:タリタ・フォン・ファステンバーグ
父はドイツ貴族の血を受け継ぐプリンス・アレクサンダー・フォン・フュルステンベルク(52)、母はギリシャのマリー・シャンタル王太子妃の妹であるアレクサンドラ(49)、さらに祖母はなんとアメリカの人気デザイナー、ダイアン・フォン・ファステンバーグという、華麗な一家で育ったタリタ・フォン・ファステンバーグ。
ニューヨーク大学でファッションとファッションビジネスを勉強し、卒業後はデザイナーとして活躍。ロサンゼルス育ちなだけあって、ロマンティックなワンピースやキュート系のミニドレス、肌見せファッションもサラリと着こなす。
モデルとしても活躍するタリタは、自然な美しさと気品を活かし、ドレススタイルも気負わずエフォートレスな仕上がり。2022年のMET GALAで披露した、グラデーションが美しいグリーンのドレスとグローブ姿は、ヘアにラフさを残して独自のスタイルに。ドレスはもちろん祖母のブランド、ダイアンフォン・ファステンバーグのもの!
ドイツ:エリザベス候女
ドイツのトゥルン・ウント・タクシス侯爵ヨハネス(享年64)の次女、エリザベス・フォン・トゥルン・ウント・タクシス(40)。ロンドンで女性誌のジャーナリストとして活躍し、ファッションやアートなど様々なトレンドにアンテナを張っている彼女は、抜群のセンスの持ち主として有名。
ブリティッシュ・ファッション・アワードのレッドカーペットでは、レトロなムード漂うドレスをチョイス。遊び心ある小物やヘアアレンジのこだわりもさすが。
今年6月に行われたパーティでは、光沢感あるドレスにカジュアルなウォッチやサンダルを合わ、ユニークなMIXスタイルに。普段の着こなしを多数アップしているSNSは、世界中のファッショニスタが注目!
ギリシャ:タチアナ妃
2010年にギリシャの王族であるニコラオス王子(52)と結婚し、民間から王室入りしたタチアナ妃(41)。結婚前はファッションブランド、ダイアン・フォン・ファステンバーグの広報をしていたというキャリアを誇り、洗練されたセンスがギリシャ国民をはじめ、世界のロイヤルファンから大人気。ウエスト部分のドレープが美しいドレスは、ナチュラルに仕上げたヘアで親みやすさも忘れない。
ノルウェー国王のハーラル5世(85)とソニア王妃(85)の誕生日を祝う、ヨットでのランチ会にニコラオス王子と出席。ボーダーでマリンテイストを取り入れつつ、白のジャケットとストール、黒のパンツで上品なモノトーンスタイルに。
スウェーデン:ソフィア妃
ウェイトレスとして働いていたレストランでカール・フィリップ王子(43)と出会い結婚するという、まさにシンデレラストーリーを実現したソフィア妃(37)。モデルとしても活躍していたというナチュラルな美しさを武器に、どんなスタイルもお手の物。ビッグリボンとフュージャピンクがインパクト絶大なドレスも、抜け感漂うヘアとメイクでエフォートレスに着こなした。
この日は、ストックホルムにあるソフィアヘメット大学の卒業式セレモニーに出席。カジュアルな風景画シャツワンピースに、同系色のベルトとパンプスを合わせることで程よいフォーマルさとスタイルアップを図った。
スウェーデン:マデレーン王女
スウェーデンのカール16世グスタフ現国王(76)の第三子という生粋のプリンセスでありながら、現在はロイヤルから離れ、米国フロリダ州で暮らしているマデレーン王女(40)。気品溢れるロマンティックスタイルがお好みで、ピンクのニット&ジャケットに白のパンツとスニーカーを合わせるなど、カジュアルファッションにも欠かさずスウィートさをプラス。
カール・フィリップ王子とソフィア妃の第三子、ジュリアン王子(1)の洗礼式に出席した際は、花柄のドレスに白い花のヘッドアクセサリーを加えたプリンセススタイルを披露。ブルーカラーやシースルーといった清涼なカラー&素材で、爽やかなロマンティックスタイルを完成させた。
タイ:シリワンナワリー・ナリラタナ王女
ラグジュアリーブランドのショーでは、フロントロウの常連。スタイリッシュなロイヤルとして名を馳せてきた、タイ国王ラーマ10世(69)の2番目の妻の娘、シリワンナワリー・ナリラタナ王女。
自身のブランド「シリワンナワリー」のデザイナーとしても活動し、トレンド感度はロイヤル界でも指折り! 昨年は、ブーム再燃中の90年代風ボディコンスタイルをアクセサリーやメイクでスパイシーに仕上げ、会場を沸かせた。
パリでのガラディナーでは、フェザーがあしらわれたスリット入りのイブニングガウンで登場。往年のハリウッドスターを彷彿とさせるまとめ髪とチョーカーネックレスで、クラシックさとモダンを両立させた唯一無二のドレススタイルで会場を魅了した。
ギリシャ:マリア=オリンピア王女
ギリシャのパウロス元王太子(55)とマリー・シャンタル妃(53)の長女であるマリア=オリンピア王女(25)は、ニューヨーク大学でファッションを専攻するほど、大のおしゃれ好き。さらに抜群のスタイルを誇り、モデルやソーシャライツとして活躍するなど、モード界でもひときわ注目を集める王女だ。
ギリシャのフィリッポス王子(36)の結婚式では、シンプルなブルーのドレスに絵本のようなクラッチバッグを合わせ、遊び心あるスタイリングを披露した。
イギリスで開催された2021年ファッションアワードには、ヒョウがスパンコールでデザインされたスリップドレスで視線を独占。ストレートヘアや肩&デコルテの肌見せで抜け感漂うドレススタイルに仕上げた技は、まさにモード界の王女ならでは!