今をときめくセレブや好感度が高かったセレブたちの不祥事は、いつの時代もゴシップメディアを賑わせてきた。アリアナ・グランデ(32)やヒュー・ジャックマン(56)のW不倫騒動や、アンバー・ハード(39)の泥沼離婚裁判、アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス(56)の平手打ち事件、そして2022年3月に英王室を離脱したメーガン妃(43)など、セレブたちのイメージダウンにつながってしまったトラブル・ハプニングを調査した。
今をときめくセレブや好感度が高かったセレブたちの不祥事は、いつの時代もゴシップメディアを賑わせてきた。アリアナ・グランデ(32)やヒュー・ジャックマン(56)のW不倫騒動や、アンバー・ハード(39)の泥沼離婚裁判、アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス(56)の平手打ち事件、そして2022年3月に英王室を離脱したメーガン妃(43)など、セレブたちのイメージダウンにつながってしまったトラブル・ハプニングを調査した。
ブレイク・ライブリー(38)/訴訟問題は解決するも、イメージダウンは避けられず

撮影現場にて、ブレイクとジャスティン Photo:Getty Images
夫のライアン・レイノルズ(48)とは夫婦円満であり、テイラー・スウィフト(35)やジジ・ハディッド(30)といった華やかな交友関係、自身でスタイリングするファッショニスタぶりなども相まって、バツグンの好感度を誇っていたブレイク・ライブリー。
そんな彼女は昨年、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(2024)の監督であり共演者のジャスティン・バルドーニ(41)による撮影中の嫌がらせ問題で、訴訟へと発展。今年6月、ジャスティンと彼の制作会社の訴えが棄却されたことでブレイクの勝利となったが、来年3月からは彼女の訴えに関する裁判が始まる予定だ。しかし、これまでの過程でブレイクの好感度が急落。
撮影中から不仲説が浮上していたブレイクとジャスティン。ブレイクはジャスティンから「女性のヌード画像やビデオを見せられる」「(撮影当初は)産後だったのにも拘らず体重の話をされた」などの行為を受けていたことが発覚し、当初、ブレイクを庇う声が多かった。
今年6月にキャッチされたブレイクとライアン。二人の間には、2023年2月に誕生した第4子(性別は未発表)の他に、長女ジェームズ(9)、次女イネス(7)、三女ベティ(4)がいる Photo:Backgrid/アフロ
だがブレイクは、DVをテーマにした同作のプロモーション活動中に、自身がプロデュースするアルコール飲料を宣伝したり、映画の宣伝に便乗するように自身のヘアケアブランドをローンチさせたりとやりたい放題で、風向きが変わってしまう。そこへ追い討ちをかけるように、ジャスティン側はブレイクの態度が悪かった過去のインタビュー動画を掘り起こすなどをして、世間からの評価はダダ下がり。ブレイクは現在、ジャスティン側が行った自身へのネガティブキャンペーンなどを含む行為に対して、数百万ドルの支払いを要求している。
ブレイクはまた、この訴訟問題に親友のテイラーを巻き込んでしまったことで、友情関係に亀裂が入ってしまったとの噂も。修復しようとするブレイクに対して、テイラーが拒んでいるとも言われている。
アリアナ・グランデ(32)/スター街道を上り詰めた先のW不倫騒動で大炎上

Photo:Getty Images
グラミー賞ノミネートの常連であり、先日開催されたMTV VMAsでは、年間最優秀ビデオ賞を含む3冠を手にしたアリアナ・グランデ。そんな彼女はヴィーガンで動物愛護にも熱心。2020年には動物救助のチャリティ団体も立ち上げた。
また、恋多き歌姫としても知られており、その中でも世間を騒がせたのが、2018年のピート・デイヴィッドソン(31)とのスピード婚約&スピード破局、そして現在の交際相手であるイーサン・スレイター(33)とのW不倫だ。
イーサンとは、アリアナがシンシア・エリヴォ(38)とW主演を務めた映画『ウィキッド ふたりの魔女』(2025)での共演をきっかけに急接近し、2023年7月に交際が発覚。当時アリアナは不動産エージェントのダルトン・ゴメス(30)と結婚しており、イーサンは高校時代から交際していたリリー・ジェイ(29)と2018年に結婚していた。
イーサンとリリーの間には2022年に男児が出生していたことが発覚すると、ネットでは「アリアナがリリーからイーサンを略奪した」などと大炎上。2024年9月にイーサンとリリーの離婚が成立するも、リリーはその後発表したエッセイの中で、「まさか第一子の出産直後に夫の恋愛関係で悩まされるとは思ってもいなかった」「結婚生活の破綻を受け入れるためのプロジェクトに取り組んでいる」などと悲痛の思いを語り、産後うつになったことも明かした。
メーガン妃(44)/英王室離脱後、Netflixでの視聴率低迷やブランドのロゴ盗作疑惑でイメージダウン

Photo:Getty Images
王室きってのプレイボーイであったヘンリー王子(40)を射止めた、元俳優のメーガン妃。二人は、2018年5月に聖ジョージ礼拝堂で盛大な結婚式を挙げ、ヘンリー王子の兄であるウィリアム皇太子(43)とその妻キャサリン皇太子(43)を含む4人は「ファブ4」(ファビュラスな4人)の愛称が付けられるほど好感度が高く、世間から注目された。
しかし、2020年1月にメーガン妃とヘンリー王子は王室を離脱することを発表し、同年の3月31日(現地時間)に正式に離脱。理由はメーガン妃に対する人種差別的な嫌がらせや、王室からのサポートと理解を得られなかったことなどと言われているが、メーガン妃は離脱後に出演したテレビやインタビューで王室内のいじめ問題をはじめ、王室が抱える問題を暴露するなどして、英国民から批判されたことも。
二人はその後、1億ドル(約148億円)でNetflixと大型契約を締結。王室離脱がテーマとなった『ハリー&メーガン』(2022)、メーガン妃単独のライフスタイル番組『ウィズ・ラブ、メーガン』(2025)などが配信されるも、視聴率は低迷。ネットや評論家からは「つまらない」「ビジネス目的」などの批判の声が挙がった。
一時は契約解除の危機にあると噂されたが、『ウィズ・ラブ、メーガン』は現在シーズン2が配信中で、今年のクリスマスには特別版も配信予定とか。
また、『ウィズ・ラブ、メーガン』との連携で、メーガン妃はライフスタイルブランドのアメリカン・リヴィエラ・オーチャードを設立したが、すぐさまブランド名をアズ・エヴァーに変更したり、ロゴデザインの盗作疑惑なども浮上したりと、何かと話題が尽きない。
>> メーガン妃&ヘンリー王子、ロイヤルツアーさながらのナイジェリア訪問が話題の的に! 一方で「アーチウェル財団」の登録料滞納が発覚
アンバー・ハード(39)/世界を敵に回した!? ジョニー・デップ(62)との泥沼離婚劇

裁判所から出てくるところを激写されたアンバー Photo:Getty Images
「夫からDVを受けていた」と衝撃告白し、世界中に激震を走らせたアンバー・ハード。2016年5月に、当時の元夫ジョニー・デップとの離婚を申請してから2022年12月に示談が成立するまでの間、複数の裁判を通して法廷闘争を繰り広げた。
2020年7月、ジョニーは「DV夫」と報じたメディアを提訴するも、同年の11月に敗訴。DV加害者のレッテルを貼られたジョニーはキャリアが低迷していった。
しかし、法廷バトルが繰り広げられる中で、世間はアンバーの嘘っぽい演技に注目。メディアからは皮肉まじりに「人生最高の演技」などと揶揄された。そのうえ、2022年4月からは裁判がイギリスからアメリカに渡ったことで風向きが変わり、2022年6月にジョニーが勝訴。
アンバーは法廷で嘘をついていたことや、ジョニーのキャリアに泥を塗ることになったことが引き金となり、敗訴後はハリウッドから追いやられる結果に。アンバーは現在俳優業を続けるも、拠点をスペインに移し、シングルマザーとして3人の子どもたちと暮らしている。
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ウィル・スミス(56)/アカデミー賞授賞式の舞台で司会者にビンタ。自らキャリアに傷を付ける

Photo:Getty Images
第94回アカデミー賞授賞式で司会者を務めたクリス・ロック(60)に平手打ちをして物議を醸したウィル・スミス。クリスが、ウィルの妻で俳優のジェイダ・ピンケット・スミス(53)のヘアスタイルをネタにしたジョークを放ったことが理由だが、ジェイダは脱毛症に悩まされていることもあり、ウィルを擁護する声があったのも事実。
しかし、世界に発信されるステージで暴力を振るったことへの風当たりは強かった。ウィルはその年の主演男優賞に輝くも、授賞式には10年間の出禁が命じられ、俳優活動の幅も狭まってしまった。
Photo:Getty Images
それから約3年半が経ち、ついにウィルが本格復帰する予定であることが明らかに。米誌『バラエティ』は今月の初めに、ウィルとジェイダが代表を務めるエンターテインメント会社のウェストブルックと、米映画スタジオのパラマウント・ピクチャーズが、劇場映画製作のための優先交渉権の契約を締結したと報じた。
これにより、ウィルは同スタジオ作品への出演の可能性が上がり、ジェイダはプロデューサーとして関与することができるそうだ。どんな作品でカムバックするのか、今後の二人の活動に期待したい。
ウィノナ・ライダー(53)/1990年代の黄金期から一転、万引き犯で逮捕される

2002年出廷当時のウィノナ Photo:Getty Images
『ビートルジュース』(1988)の出演を皮切りに、『シザーハンズ』(1990)や『リアリティ・バイツ』(1994)などのヒット作に出演し、1990年代に絶大な人気を誇ったウィノナ・ライダー。
プライベートでも『シザーハンズ』で共演したジョニー・デップと婚約するなど、公私ともに順風満帆だったはずが、ジョニーとの破局やハリウッドの環境に馴染めないなどの原因が重なり、うつ病を患い、薬に頼るようになっていく。出演と制作に携わった『17歳のカルテ』(1999)は、うつ病であった自身の経験に基づくストーリーであったことは有名な話。
そして、2001年12月にウィノナは、ロサンゼルスの高級百貨店サックス・フィフス・アベニューで、約4,700ドル(現在の換算レートで約70万円)の衣類を万引きしたことで逮捕されてしまう。万引きする瞬間は防犯カメラに録画されており、その動画も公開されてしまった。
さらにウィノナは、麻薬所持の疑いでも逮捕され、2002年11月に3年間の保護観察と480時間の社会奉仕という判決が下り、仕事は激減。
その後、ウィノナはNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズ(2016〜)で、主人公の母親として再び脚光を浴び、2024年9月には、『ビートルジュース』の続編『ビートルジュース・ビートルジュース』の公開が話題を集めた。
クリステン・スチュワート(35)/王道のラブストーリーに刺激を求めた? 既婚者との浮気でイメージダウン

クリステンとルパートの浮気現場 Photo:Backgrid/アフロ
映画『トワイライト』シリーズ(2008〜)の大ヒットで、ティーン世代から絶大な人気を誇ったクリステン・スチュワートも過去にやらかしたセレブの一人。
同作で共演した俳優ロバート・パティンソン(39)と交際中、クリステンが主演した映画『スノーホワイト』(2012)の監督を務めたルパート・サンダース(54)との不倫現場をパパラッチされたのだ。
それによって、クリステンはロバートと破局。人気のカップルだっただけに、ファンからは「ロバートを裏切った!」などと非難された。ルパート監督はその後、当時の妻とは離婚し、親権も奪われるなどの波乱続き。クリステンは大きく仕事に影響することはなかったものの、今なおゴシップに取り上げられる始末だ。
2024年3月にキャッチされたクリステンとディラン Photo:Getty Images
浮気騒動から3年後の2015年に、クリステンはマネージャーであったアリシア・カーガイル(39)との交際が発覚。2017年にバイセクシャルであることを公表した。しかし、アリシアとはオンとオフを繰り返すも長くは続かず。2019年から交際を始めた脚本家のディラン・マイヤー(37)と2021年に婚約し、この春にゴールインした。
>> クリステン・スチュワート、脚本家のディラン・マイヤーと結婚! 白Tシャツ&ミニスカートのウェディング姿も話題に
ブリトニー・スピアーズ(43)/華麗な歌姫による数々の奇行に、世界中があんぐり!

Photo:Newscom/アフロ
日本で「ブリちゃん」の愛称で親しまれるブリトニー・スピアーズは、1990〜2000年代にお騒がせセレブとしてゴシップに事欠かなかった人物。デビューシングル『ベイビー・ワン・モア・タイム』(1998)が1,000万枚のセールスで大ヒットし、一気にスターダムに駆け上がった。
そんなブリトニーは2004年に最初の夫ケヴィン・フェダーライン(47)と結婚し、2005年に長男ショーン(19)を、2006年に次男ジェイデン(18)を出産。しかしショーンを産後2カ月でケヴィンとの離婚を申請した。
離婚が成立した2007年頃は、パパラッチに追いかけ回される生活を送っていたブリトニー。ある晩に理容室に入ると、バリカンで自身の髪を剃り上げるという不思議な行動を取り、さらにパパラッチに傘で襲いかかるという事件も起こしている。子役デビューしてから無垢で可憐なアイドルとして人気を誇っていただけに、世間に与えた衝撃はあまりに大きすぎた。
また、ブリトニーといえば、長年実父による成年後見制度の管理下に置かれていたことが有名だが、2021年に解除されたことが話題に。晴れて自由の身になるも、昨今は、肌を露出したランジェリー姿でナイフを持ちながらダンスを踊る動画などをSNSに投稿するなどして、未だメンタル面を心配する声が後を断たない。
リンジー・ローハン(39)/飲酒運転、万引き、薬物、買い物依存症で世間を大いに騒がせる

2009年に撮影された出廷当時のリンジー Photo:ロイター/アフロ
3歳でモデルデビューし、『ミーン・ガールズ』(2004)の出演でティーンの憧れの的となったリンジー・ローハン。わずか17歳で富と名声を手にしたことで、パリス・ヒルトン(44)やブリトニー・スピアーズらとナイトクラブに入り浸るようになっていった。
そんな彼女が起こした事件は数知れず。飲酒運転、万引き、薬物、買い物依存症などの疑惑もあり、一時は自己破産寸前と報じられたことも。そのうえ、リンジーは『ミーン・ガールズ』以降に出演した『ハービー/機械じかけのキューピッド』(2005)や『ラッキー・ガール』(2006)なども不発となってしまい、プライベートでの不祥事も相まってキャリアは瞬く間に低迷していった。
そんなリンジーは2020年2月にドバイ在住の投資家ベイダー・シャマスとの交際が発覚。翌年の11月にSNSを通して婚約したことを発表した。2023年7月には第一子ルアイ(2)を出産し、現在はドバイを拠点に家族と暮らす一方で、婚約前後からは俳優業にも意欲的に。Netflix作品『フォーリング・フォー・クリスマス』(2022)、『アイリッシュ・ウィッシュ』(2024)、『リトル・シークレット・イン・クリスマス』(2024)などにも出演している。
>> パリス・ヒルトン、リンジー・ローハン、ブリトニー・スピアーズの3ショットにファン大興奮! 「まさに歴史的な瞬間」と著名人も反応
ヒュー・ジャックマン(56)/ハリウッドいちの愛妻家がW不倫! 猛烈なバッシングを受ける

2023年に撮影されたヒューとデボラ Photo:Getty Images
結婚27周年を迎え、ハリウッドきってのおしどり夫婦と言われていたヒュー・ジャックマンとデボラ・リー・ファーネス(69)。二人の破局は世間に大きなショックを与えるも、2025年6月に正式に離婚したと報じられた。
二人の結婚生活が破綻し始めたのはコロナ禍で、当時ヒューは舞台『ザ・ミュージック・マン』で共演したサットン・フォスター(50)と親しくなったと言われており、周囲は二人の交際に気づいていたという。
この頃、ヒューはすでにデボラとは別居していたが、ヒューとデボラの間には、養子で迎え入れた息子のオスカー(25)と娘のアヴァ(20)がいること、またサットンにも娘がいることなどから、W不倫となった二人は世間から大バッシングを受けることに。
今年5月に撮影されたヒューとサットン Photo:The Image Direct/アフロ
なお、サットン側は2024年10月に夫で脚本家のテッド・グリフィン(54)との離婚を申請したが、ヒューとサットンは交際が公になるとパパラッチがいるにも拘らず、手を繋いでデートをするなど、愛を深めているようだ。