ミシェール・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』/優美なホワイトドレスに身を包んで
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア系初となる、主演女優賞を受賞したミシェール・ヨー(60)は、デコルテ部分がシースルーになったディオール(Dior)のオートクチュールのフェザードレスを選んだ。繊細なドレスの雰囲気に合わせ、ジュエリーはパリのムサイエフのホワイトゴールドで統一。
ドレス:ディオール(Dior)
ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』/気品が漂うホワイトドレススタイル
映画界の巨匠、スティーヴン・スピルバーグ(76)の自伝的映画『フェイブルマンズ』で主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ(42)。まとったのは、シャネル(CHANEL)のオートクチュールドレス。胸もとに刺しゅうが施された白ドレスに、スパンコールをあしらった印象的なケープを重ねることで、グッと洗練された雰囲気に。
ドレス:シャネル(CHANEL)
ネックレス・指輪:ティファニー(Tiffany & Co.)
ケイト・ブランシェット『TAR/ター』/光沢感のあるブルー×ブラックで上品に
著名な女性指揮者を演じた映画『TAR/ター』で3度目の受賞が期待されていたケイト・ブランシェット(53)は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアーカイブコレクションより、ドレープが美しいトップスとスカートをセレクト。光沢感のあるブルーとブラックの共演で、とびきりシックな印象へと導く。袖に施されたスリットのデザインから、さりげなく肌を見せられるのもポイント。
アナ・デ・アルマス『ブロンド』/立体的な花びらのモチーフに心を奪われるマーメイドドレス
マリリン・モンロー(享年36)を演じたNetflix映画『ブロンド』で主演女優賞にノミネートされたアナ・デ・アルマス(34)。煌びやかに光るマーメイドドレスはルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のもの。ドレス全体にちりばめられたクリスタルや、裾に装飾された立体的な花びらモチーフのデザインが美しい。細部にまでこだわり抜いたドレスは、なんと制作時間が100時間にも及んだそう!
ドレス:ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)
カーラ・デルヴィーニュ/クラシックな装いで、ベストドレッサーと大絶賛
アンバランスなオフショルダーデザインに加え、ショルダー部分のビッグリボンや足もとの深いスリット、なにより鮮烈な赤色が印象的。そんなドレスをまとって登場したのはカーラ・デルヴィーニュ(30)。ジュエリーをブルガリ(BVLGARI)で統一し、赤とシルバーの世界観で表現した。
ドレス:エリー・サーブ(ELIE SAAB)
シューズ:スチュアート ワイツマン(Stuart Weitzman)
ネックレス・腕輪・指輪:ブルガリ(BVLGARI)
レディー・ガガ/センシュアルな肌見せをかなえるブラックドレス
デコルテやお腹、そして背中やお尻までもがシースルーになったヴェルサーチェ(VERSACE)のブラックドレスで、大胆な肌見せをエレガントに表現したレディー・ガガ(36)。往年のハリウッド俳優を彷彿させるスモーキーアイメイクとレッドリップメイクで、高貴なオーラを放って。
ドレス:ヴェルサーチェ(VERSACE)
リアーナ/レザーとシアーの共演で唯一無二のドレスルックに
第2子妊娠中のお腹を美しく見せたリアーナ(35)は、上半身にシアー素材を用いたアライア(ALAÏA)のブラックドレスをまとい、独自のマタニティドレススタイルを披露。レザー素材の切り替えがユニークかつモードなドレスを選び、エッジを効かせた。存在感のあるピアスやリングがスタイリングのポイントに。
ドレス:アライア(ALAÏA)
ニコール・キッドマン/ブラックドレスに輝く、花モチーフのスパンコール
オスカー常連のニコール・キッドマン(55)は、ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVÉ)のブラックドレスをセレクト。黒地にスパンコールで描かれた花のモチーフがなんともエレガント。太ももまで入った深いスリットのデザインで、センシュアリティを薫らせて。
ドレス:ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVÉ)
フローレンス・ピュー/ショートパンツを合わせた“カジュアルダウン”が話題に
度々ファッションスタイルに注目が集まるフローレンス・ピュー(27)。形状記憶のデザインや、ボリュームスリーブのシルエットがユニークなドレスは、ヴァレンティノ(VALENTINO)のオートクチュールをセレクト。あえて黒のショートパンツで“カジュアルダウン”させたことや、遊び心が滲むヘアスタイルが周囲の視線を奪い、レッドカーペットでの話題も独り占め。
ドレス:ヴァレンティノ(VALENTINO)
ハル・ベリー/一筋縄ではいかないホワイトドレスをまとうなら
花のデザインに目を奪われるホワイトドレスとをまとったハル・ベリー(56)。日々ワークアウトで鍛えている美しいボディゆえに、胸もとのトライアングルデザインや、足もとの深いスリットデザインから大胆に肌を見せても、ヘルシーな肌見せを実現できる。ポイントになるジュエリーやレトロなウェーブヘア、印象的なアイメイクなど、ハルらしいエッジを効かせたスタイリングに仕上げている。
ドレス: タマラ・ラルフ(Tamara Ralph)
ジュエリー:ポメラート(Pomellato)
エヴァ・ロンゴリア/デコラティブなドレスは辛さをミックスするのが上級
アール・デコを彷彿させる幻想的なデザインに、大胆なシルエットやマテリアルを使用したドレスをまとい登場したのは、エヴァ・ロンゴリア(47)。象徴的なドレスをメインに、オールバックヘアやスモーキーアイメイクで程よいスパイスを投入。
ドレス:ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)
イヤリング・指輪:ショパール(Chopard)
アリソン・ウィリアムズ/大人の幻想的なピンクの世界を表現
2023年1月に行われたノミネーションで発表を務めたアリソン・ウィリアムズ(34)は、花柄が描かれたスキンドレスにパステルピンクのボリュームシルエットコートを羽織って登場。ドレスに合わせた春らしいピンクメイクもアリソンによく似合う。ガーリーすぎない大人のピンクを見事に表現!
ドレス:ジャンバティスタ・ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)
ケイト・ハドソン/スパンコールの輝きが眩しいドレスで登場
大胆なフリルとトレーン、そして全身に施された総スパンコールのドレスで、視線を集めたケイト・ハドソン(43)。唯一無二の存在感を放つドレスを主役に、アクセサリーは華奢なものをセレクト。ゴージャスだけれどやりすぎ感のない、絶妙なバランスを実現。
ドレス:ロダルテ(RODARTE)
ファン・ビンビン/視線を独占するようなカラーとデザインが見事!
スパンコールドレスと、エメラルドグリーンのスリーブ&トレーンの切り替えが特徴的なドレスで登場したのは、中国人俳優のファン・ビンビン(41)。単なるAラインシルエットではない、独創性のあるデザインが魅力のドレスは、トニー ワード クチュール(Tony Ward Couture)のもの。ドレスに合わせたエメラルドグリーンのイヤリングが耳もとで光る。
ドレス:トニー ワード クチュール(Tony Ward Couture)
ジャネール・モネイ/エネルギッシュなオレンジを味方に
歌手、俳優として活躍するジャネール・モネイ(37)はヴェラ・ウォン(VERA WANG)の黒×オレンジのカスタムドレスで登場。体のラインに沿うなめらかで優美なシルエットが印象的。大胆に肌を見せながらも決していやらしくなく、モダンな雰囲気に仕上げている。
ドレス:ヴェラ・ウォン(VERA WANG)