日本でも洋画として年間最高のスタートを切り、世界で1.4億ドル(約223億円)のオープニング興行収入を達成したSF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(公開中)。広大な宇宙をバックに一人芝居を魅せたライアン・ゴズリングの単独主演作としても最高の記録だ。
45歳として全盛期を迎えたライアンは、独特な俳優でもある。笑ってしまうほどハンサムなのに、なぜか「非モテ」役までモノにしてしまうのだ。
日本でも洋画として年間最高のスタートを切り、世界で1.4億ドル(約223億円)のオープニング興行収入を達成したSF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(公開中)。広大な宇宙をバックに一人芝居を魅せたライアン・ゴズリングの単独主演作としても最高の記録だ。
45歳として全盛期を迎えたライアンは、独特な俳優でもある。笑ってしまうほどハンサムなのに、なぜか「非モテ」役までモノにしてしまうのだ。
コメディで開花
子役時代から挑戦をつづけたライアンだが、2010年代の終わりにかけて、4年ほどの空白期間がある。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)で共演した妻エヴァ・メンデスとのあいだに生まれた娘たちと過ごすため、いわゆる育児休暇をとったのだ。
親としての責任感も芽生えて落ちついたというライアンだが、復帰後に挑戦したのは、人生最難関の役柄だった。
興行収入14億ドル超えの社会現象ヒット『バービー』(2023)におけるケン人形だ。普通の男性スターなら受けない、「バービーの二番手」としてフラれつづける間抜けなキャラクターだった。
セレブリティや音楽、映画、ドラマなど、アメリカのポップカルチャー情報をメディアに多数寄稿。著書に『アメリカン・セレブリティーズ』(スモール出版)


