今週は第61回グラミー賞授賞式にてキャッチされた、珍場面&ハプニング7選をお届け! 世界中で中継される「音楽界のアカデミー賞」ながら毎年、多くのトラブルが起きることで有名。今年もファンの期待を裏切ることなく、仰天!なネタが大豊作。
ぶっちぎりで話題を集めたのは、別れたはずの夫オフセットと熱烈キスを披露したかと思いきや、壇上では衝撃発言を放ったカーディ・B。そのほか、ドレイクの「賞なんていらない」発言や、カイリー・ジェンナー&トラビス・スコットの貴重なキス場面、アリシア・キーズの神パフォーマンスなどなど、見逃せないシーンを写真とともにお届け!
〈目玉〉①ゴシップクイーンの座を死守! カーディ・B、破局したはずの夫と熱烈キス
昨年はヒット曲を連発し、見事グラミー賞初ノミネートを達成。その反面、暴行事件や夫オフセット(27)との破局報道など、公私ともに話題が絶えないラッパーのカーディ・B(26)。そんなゴシップクイーンは会場でも、もちろんお目立ち。ミュグレーの“貝殻ドレス”でレッドカーペットの視線をさらうなか、横には別れたはずの夫の姿が。
そして夫の顔に手を添えたかと思いきや、報道陣を前に堂々とキス! お互いに舌を突き出しての濃厚キスは、見ているこちらが赤面してしまうほど。明言こそしていないものの、復縁は確実といえる?
②カーディ・Bの「マリファナを吸いたい」発言に、スタッフ冷や汗!?
お次もまたもや、カーディ・Bの言動から。今年初めてグラミー賞ノミネートを果たしたばかりながら、ソロの女性ラッパーとして初めて最優秀ラップアルバム賞を受賞! 名前を読み上げられると、夫オフセットとともにステージへ。
壇上では「どうしよう、息ができないわ!」と、受賞の興奮をあらわにしたカーディ。すると次の瞬間、「ああ、もう。ごめんなさいね、すっごく緊張してる。マリファナを吸わないと無理かもしれないわ」と衝撃発言! とくにお咎めはなかったようだが、スタッフはヒヤヒヤしたに違いない。
またこの日はパフォーマンスも行ったカーディ。全身シースルーのレオパード柄タイツにクジャクのような羽をまとった姿で、大物アーティストたちに負けぬ圧巻のステージを披露。濃厚キスに衝撃発言といったトラブルメーカーぶりが許されるのも、圧倒的な才能があるからこそ?
③ステージで「賞はいらない」と発言したドレイク、スピーチの中継がカットされる!?
主要部門での受賞は逃したものの、『God’s Plan』が最優秀ラップソング賞に輝いたラッパーのドレイク(32)。これまで数々の賞を受賞しながらも、授賞式への出席をほとんど拒否。そんな彼の久々のステージ登場に、観客は大盛り上がり。
スピーチでは「音楽をやりたいと夢見ながら、この授賞式を見ている子どもたちへ。そして心から音楽に打ち込んでいる仲間たちへ、この場を借りて言葉を贈りたい」と語り始めたドレイク。誰もが連想した感謝の言葉に反して、ドレイクは「音楽は事実に基づいたものではなく、意見に基づいた競技なんだ。(中略)もし誰かが君の曲を歌ったり、がんばって働いて得たお金を払って君のショーを観に来たりしていたら、君にこの賞はいらない。だって、もう勝ったも同然だから」と宣言!
さらに「でも……」と続けたドレイクだが、テレビ画面では突然映像が切り替わり、コマーシャルがスタート! SNSには「グラミー賞なんて価値がない」とも取れる発言にグラミー賞の運営陣が激怒したのだろう、という見解が溢れる事態に。その後グラミー賞のプロデューサーは「スピーチが終わったものだと勘違いした」と声明を発表したが、果たして真相は!?
④カイリー・ジェンナー&トラビス・スコット、貴重なキスシーンで視線を独占!
アルバム『Astroworld』が最優秀ラップアルバム賞にノミネートされていた、ラッパーのトラビス・スコット(26)。そんな彼をサポートすべく、パートナーのカイリー・ジェンナー(21)も来場。揃ってイベントに参加することはほとんどないふたりのツーショットだけでも貴重ながら、なんとキスの大サービスも!
カーダシアン家でも1、2の人気を誇るカイリーとの交際効果もあってか(?)、近年トラビスの人気もうなぎ上り。残念ながらグラミー賞受賞は逃したものの、ビヨンセ(37)&ジェイ・Z(49)に次ぐパワーカップルの座はゲットしたも同然!?
⑤アリシア・キーズ、ピアノ2台を同時に演奏する神業を披露!
これまでグラミー賞のノミネート数29回、さらに15回の受賞歴を誇る、アーティストのアリシア・キーズ(38)。この日は司会という大役を務めながら、パフォーマンスも行うという多才ぶりを発揮!
パフォーマンスがスタートすると、ステージにはなんと2台のピアノが。その中間に座ったアリシアは、両手で同時に2台のピアノを演奏するという神業を披露し、観客を圧倒。ロバータ・フラック(82)の『Killing Me Softly』などを含む名曲メドレーに世界中が魅了されたのは、言わずもがな。
⑥ノリノリでパフォーマンスを行ったジェニファー・ロペスに、批判殺到! SNSが大炎上
グラミー賞授賞式のパフォーマーとして常連の、ジェニファー・ロペス(49)。今年はマイケル・ジャクソンや、ダイアナ・ロス、スティーヴィー・ワンダーら大物アーティストを輩出してきた大手レコード会社「モータウン・レコード」誕生60周年を記念する、スペシャルパフォーマンスに登場!
セクシーな衣装で、得意のアクロバティックなパフォーマンスを完璧にこなしたジェニファー。また途中からモータウン・レコードの設立にも携わったスモーキー・ロビンソン(78)のほか、アリシア・キーズ(38)、ニーヨ(39)も加わり、豪華すぎるステージが実現。
当然大成功、と思われたが、同レーベルのファンにとっては不満だったよう。モータウン・レコードが多くの黒人アーティストを世に送り出してきたという背景から、「なぜラテン系のジェニファーが選ばれたのか?」、「全然モータウンらしくない」、「彼女よりも相応しいアーティストが、山ほどいたはず」というクレームが続出し、SNSは大炎上……。今ごろパートナーのアレックス・ロドリゲス(43)に、慰めてもらっていたりして?
⑦No.1サプライズゲスト! オープニングに元ファーストレディが登場
毎年視聴者が楽しみにする演出のひとつが、豪華なサプライズゲストたち。今年も多くのセレブたちがステージを盛り上げるなか、群を抜いて注目を集めたのが前米大統領夫人、ミシェル・オバマ(55)!
司会のアリシア・キーズ(38)から紹介を受けてオープニングのステージに登場したのは、ミシェル、ジェニファー・ロペス(49)、レディー・ガガ(32)、ジェイダ・ピンケット=スミス(47)ら各界のスター4人。すると大きな歓声が湧き起こり、観客は一斉にスタンディングオベーション! 視聴者からすると最高の演出も、来年の司会者にとってはプレッシャーでしかない!?