DIOR(ディオール) 2018-19年秋冬コレクション

マリア・グラツィア・キウリによるディオール2018-19年秋冬コレクションが、パリにて発表された。会場はロダン美術館の庭園。インスピレーションとなったのは60年代。特設会場には、当時のプロパガンダポスターや、雑誌の切り抜きなどが一面に敷き詰められ、タイムスリップしたような空間が作り上げられた。サイケデリック、ミニスカート、エスニック、モッズ、近未来主義のメタリック素材など、象徴的なスタイルやモチーフが目を引く一方で、ウーマンリブの背景を思わせるマニッシュなパンツスーツが、現代を生きる女性たちの多様性を強調。ワードローブのみならず、ファンならばかの有名な「サドル バッグ」の復活にも注目したいところだ。 Photos courtesy of brand