MARC JACOBS(マーク ジェイコブス) 2018年春夏コレクション
ニューヨークの都会の風景をこえて、空想の彼方へ。マーク・ジェイコブスが頭の中で休暇に出かけた先は、色彩溢れるどこか「somewhere」。その街には、アフリカのターバンを思わせる頭飾りを巻いた人が歩いていて、色あざやかなスポーツウェアや、エキゾチックな模様のドレスで着飾っている。トラックパンツはたっぷりしたサルエルで、足元にはキラキラ輝く飾りがついたスポーティなフラットサンダル。唐突に露店で売っていそうなウエストポーチや、エアラインバッグをさげていたり。ふと気づくと、街行く人の服に過去のコレクションを思いおこさせるフラワーモチーフが混ざり込んでいたりする。空想と現実とをごちゃ混ぜにして、デカダンに誇張した世界。ひとつ確かなのは、その世界の住人がファッションを心から楽しんでいることだ。
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