MAX MARA(マックスマーラ) 2018年春夏コレクション

【ミラノコレクション現地レポート】キャメルのトーンオントーンのルックで幕を開けたマックスマーラ。透け感のあるオーガンザの素材を軸に、エフォートレスなムードが漂う。着想源となったのは、詩人シャルル・ボードレールが描く、儚く絶えず変化する"都市"。そこで働く人々は、前衛的なランドスケープアーティストのジル・クレモンが作る庭園のように、自然に逆らわず、むしろ都会の中にあっても自然を謳歌している。そんなイメージから、アイコニックなキャメルのほか、白やインディゴ、モーヴ、ブラックなど、自然を感じるカラーパレットを提案。アクセントとなったのは、MaxMaraのアーカイブロゴを使ったプリントや野趣溢れる花を描いたプリント。ショー後半にはドビュッシーの「月の光」が流れ、クリーンなコレクションを印象づけた。 Photos courtesy of brand
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