LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン) 2019年リゾートコレクション

ルイ・ヴィトン2019年クルーズコレクションが、南仏サン=ポール=ド=ヴァンスにて発表された。会場として用いられたのは、マルグリット&エメ・マーグ財団美術館。20世紀初頭パリのアートシーンで影響力を持った画商のエメ・マーグが設立した同美術館には、様々な現代アート作品が並ぶ。 今回のコレクションのインスピレーションとなったのは、ジョアン・ミロの著名な彫刻作品である「ラビリンス」。ニコラ・ジェスキエールが得意とする、クチュールライクな構築的なシルエットと、モダンアートを彷彿とさせるテキスタイルやモチーフが特徴的なルックには、スポーティーなサイハイブーツと、リュクスなバッグがアクセントを添える。ユーモラスな猫のモチーフのバッグは、ファッションエディターのグレース・コディントンのコラボレーションによるもの。ランウェイの楽曲は、フランス人アーティストのウッドキッドが演奏。50年代に活躍したバシェ兄弟へのオマージュとして、実験的なサウンドクリエイションを披露した。 Photos courtesy of brand
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