BALENCIAGA(バレンシアガ) 2019年春夏コレクション

バレンシアガによるSUMMER 19コレクションが、パリにて発表された。会場は、リュック・ベッソンが手がけた、パリ郊外サン・ドニに位置する映画施設。LEDスクリーンのパネルが床から天井まで継ぎ目無くトンネル状に張り巡らされたランウェイでは、カナダ人アーティスト、ジョン・ラフマンによる映像作品が幻想的な空間を作り出した。今季ランウェイで登場したのは、メンズ、ウィメンズ合わせて76体のルック。80年代を彷彿とさせる力強いショルダーラインは、エッジを四角く構築することでアヴァンギャルドなフォルムに仕立てられた。デムナ・ヴァザリアが得意とする、ハイブリッドなスタイリングは健在。一方で、ブランドのシグネチャーのひとつへと成長したスニーカーは今季なりを潜め、エッジが効きながらもエレガントなパンプスやブーツで統一された。 Photos courtesy of brand
FEATURE