【ロンドンコレクション18FW】スターデザイナーに、ヘリテージブランドまで、ロンドンで今季話題のショーをリキャップ

コレクション取材中のSPURエディターから、ロンドンレポートが到着。ロンドンきってのスターデザイナー、ジョナサン・アンダーソンの最新コレクションに合わせてアメリカから来日したフロントローゲストは?古田泰子によるトーガの秋冬コレクションで注目すべきは?そして今季クリストファー・ベイリーによるラストランウェイのバーバリーの展示会で見つけたウィッシュリストは…?

ニョキニョキ生えたキノコや切り株のインスタレーションは、アーティストのマーティン・ビロウによるもの。ちなみにキノコとキノコの間にラフ・シモンズのお姿が拝めますが、こちらはJWアンダーソンのランウェイです。冒険者のようなコートに、キノコ的な丸みを帯びた遊び心あるディテールのニットウェア。そしてデイリーにもかしこまったシーンにも着て行けるドレスがたくさん。メンズのニットも欲張って手を出したくなる可愛さでしたよ。オーガニックでクリーンなムードがより際立ったコレクションです。

セントラル・セント・マーチンズの新校舎もあり、ただいま絶賛開発中のエリアの、とあるビルの空間から。剥き出しのコンクリートのランウェイに何故だか合ってしまう、レトロなスタイル。お母さんが若い頃着ていた、みたいなスカーフプリントが其処彼処に。とはいえチャンキーなニットの背中はばっくり開き、スリットはもも深くまで切れ込み、めくれたところをピンで止めたようなディテールなど、一筋縄ではいかないのが トーガです。肩はこりそうだけど、金メダルのように大きなストーンのネックレスも気になりましたね。

レインボー、レインボー、レインボー。昨日のランウェイの興奮も冷めやらぬまま、バーバリーの「2018 フェブラリー コレクション」の展示会へ。スウェットやフーディなどストリートウェアに、プリンセスのようなチュールスカートというバランスは明日にでも取り入れたい。虹のカラーパレットのように多様で自由なコレクションの一部は、もう店舗で買えますよ。

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