【パリコレクション18FW】ファッション月間のトリを飾るパリ、話題を集めたショーは?

NYから始まったファッションウィーク、ならぬファッション月間も、あっという間にフィナーレ。盛況裏に終わったパリコレから、話題を集めたショーをプレイバック。

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ロダン美術館の特設会場で発表されたディオールの秋冬コレクション。ダイアナ・ヴリーランド時代のハーパース・バザーの誌面をコラージュした空間に、ユニフォームのようなセットアップやヒッピー的なパッチワークアイテムなど、60年代の「若者の反乱」に着想を得たルックが登場しました。会場には現代のユースの代表、セラ・マーリーや、カーラ・デルヴィーニュ、AMIAYAの姿も。と同時に、イザベル・ユペールなど大人の琴線にも触れる成熟した仕上がりで、メゾンの懐の深さに脱帽です。

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メゾン マルジェラでは、オープニングの音楽が名作「マーズアタック」で必殺技となった「インディアン・ラブ・コール」だった点もグッときました。スタイリングの必殺技はレイヤリングに挟み込んだナイロンコート。今シーズンはホログラムにも輝きます。

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70年代のムードをまとったクロエ。女性の「アリュール(魅力)」にフォーカスしたコレクションは、開襟シャツの深いVラインがセクシーな前半ルックを経て、中盤に登場したランジェリータッチのドレスがフェミニンで可愛い! ただし、ワーク風のレースアップブーツを合わせて、あくまでもタフな女性像で着こなすのがナターシャ流クロエ・ウーマン。

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ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』などのハードカバーが席に置かれ、工藤哲巳の毒のあるアート作品が随所に。スーパーモダンなロッジ風の場内に、どことなく不穏なムードがただよっていたロエベ。ファーやレザーの仕立て、ハンティング風のパッチポケットなど、ワイルドなディテールが新鮮でした。メンズライクなシャツに、ネクタイ代わりに大判のスカーフを合わせるスタイリングはいまからでも真似したいアイデア!

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