【2023-24年 秋冬トレンドがまるわかり!】ファッションの最前線をエディターたちが徹底リポート

ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ。4都市白熱対談

多くのデザイナーが改めて"服の力"に向き合った、2023-’24年秋冬のファッション・ウィーク。各都市でリアルに取材を行なったエディターたちが、心をつかまれたルックは? 注目トピックスを語り尽くす!

“仕立ての美しい服を作る”原点に立ち戻るデザイナーたち

2023-24秋冬コレクション

BALENCIAGA

ファッションの本質、そしてクチュールメゾンのDNAに今一度立ち返った、デムナ率いるバレンシアガ。シンプルな会場に現れたのはテーラリングの技術に心震えるオールブラックのルックだ。構築的なシルエットを実現する、卓越した技術に裏打ちされた美しい仕立てが、服が持つ真の力強さを体現する。ストイックなボクシージャケットは、よく見るとトラウザーを再構築したデザイン。ディテールにはデムナならではのギミックが光った。ミニマル&シックのムードが加速する中、ものづくりへの真摯な姿勢が問われた。

並木 今季はショーをどう見せるかよりも、服そのものに向き合おうというデザイナーの動きを強く感じました。キーワードは「ウェアラブル」と「コスチュームではなく、服」であること。これまでよりも地に足のついた印象でした。

衣笠 ミラノとロンドンを取材して実感したのは、ここ数年モード界を席巻していたラグジュアリー・ストリートが終焉を迎えたこと。アレッサンドロ・ミケーレがグッチを去り、デムナがバレンシアガで服の原点に立ち戻るショーをしたのも時代の変化を感じました。

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1. PROENZA SCHOULER
ブランド設立20周年の今季は、デビュー当時からデザイナーをサポートする友人たちがモデルとして出演。日常的シーンを連想させるルックを40のスタイルで披露した

 NYでも、自分たちの服をもう一度見つめ直そうというムードが高まっていました。きれいなテーラリングを多く提案していたのが、プロエンザ スクーラー(1)。ベーシックカラーを中心に、時折ビビッドなイエローやメタリックカラーを差し込む色の使い方が面白かった。ショーの見せ方が上手で、1990年代のヘルムート ラングの影響を感じました。

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2. BALENCIAGA
テーラリングの再構築・シルエットの研究・イブニングウェアの3つの要素で構成されたバレンシアガのショー。 派手な演出を封印し、服づくりに真摯に向き合う姿勢を示した

並木 90年代のミニマリズムは、今季のランウェイに色濃く反映されていましたね。原点回帰したバレンシアガ(2)のショーも、ファーストルックはビッグシルエットのテーラードスーツでした。派手な演出もフィナーレも、豪華セレブの姿もなし。これまでとは全然違う雰囲気の中、座席にはデムナからのショーレターが。「6歳のときに初めてテーラーでパンツを仕立ててもらったことが、服に夢中になった出発点」という内容が綴られていて、モデルたちが登場すると、ボトムには解体されたトラウザーが縫いつけられていた。それを見て、「手紙のエピソードはこのことか!」と。余計なノイズを省き、服で勝負するというデムナの強い意志を感じました。
 
 

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3. SAINT LAURENT
映画『ワーキング・ガール』(’88)に出演するシガニー・ウィーバーとメラニー・グリフィスを彷彿とさせる。メリハリのきいたシルエットで力強いエレガンスを表現した

森 パワーショルダーのジャケット群が印象的だったサンローラン(3)は「エレガンスの再考」を謳っていましたね。

並木 シルエットは逆三角形で隙がないんだけど、ジャケットの中にはタンクトップをサラリと1枚で着ていてキメすぎない。かっこよさと抜け感のさじ加減が絶妙だった。真似したいと思ったのは、ストールをジャケットの上から巻いてリングで留めるスタイル。今どきここまで突き抜けた女性はそういないけど、それがかえって新鮮でした。

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4. ALEXANDER McQUEEN
テーマは「ANATOMY(解剖学)」。1990年代のアーカイブスを引用し、テーラリングの美を探求した

 テーラリングの技術でいえば、アレキサンダー・マックイーン(4)は卓越していますね。あんなに端正な服を作れるデザイナーは、ほかにいないと思う。

並木 クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートンは、リー・アレキサンダー・マックイーンの原点であるサヴィル・ロウに立ち返ったのですが、確かに別次元の美しさでしたね。ショルダーラインがシャープに研ぎ澄まされ、どのルックも彫刻のようだった!

ミニマルかつセンシュアルモードにアップデートされたY2K

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5. FERRAGAMO
創業者サルヴァトーレ・ フェラガモ氏とともに仕事をした1950年代のハリウッド女優たちをインスピレーション源に、ミニマルかつモダンにアップデート

 ところで、前シーズンまで盛り上がっていたY2Kブームは少し落ち着いたような印象を受けました。ミニマルでしっとりした方向にシフトするブランドが多かったように思うんだけれど。

衣笠 今季はモード寄りのY2Kにアップデートされているようにも感じました。それを顕著に感じたのがフェラガモ(5)。コンパクトなサイズ感のジャケットにショーツのようなボトムを合わせたり、シンプルなミニドレスはデコルテを強調させたり、ミニマルとグラマラスの掛け合わせが素晴らしかった。クリエイティブ・ディレクターのマクシミリアン・デイヴィスはまだ20代なのに、よくこの2シーズンで自分のテイストを築き上げているなと感心します。

並木 ショーツを取り入れたスタイルは、今季いろんなブランドが打ち出していたよね。デザインチームが担当したグッチ(6)についてはどう感じた?

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6. GUCCI
「グッチの遺伝学」という考えのもと、グッチオ・グッチからアレッサンドロ・ミケーレまで、歴代デザイナーたちの功績を称えた

衣笠 歴代のデザイナーたちへオマージュを捧げたコレクションで、ブランドのアーカイブス展を観賞しているような気持ちに。中でもトム・フォード期を再解釈した、ローライズのベロアパンツのルックが可愛かったです。’90 sライクだけど今っぽくて、デイリーにも着やすい。セールス面での間口も広がりそうです。

圧巻のクリエイティビティ!心を揺さぶられたベストショー

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7. THOM BROWNE
サン=テグジュペリの『星の王子さま』をテーマに、スペクタクルなショーを開催。ファーストルックでは宇宙服のようなオールインワンを着た「不時着したパイロット」が登場

 デザイナーへのオマージュといえば、ヴィヴィアン・ウエストウッドへの敬意を示したマーク ジェイコブスのオフスケジュールのショーは傑作だった。 ヴィヴィアンのシグネチャーを引用しつつも、マーク流に昇華させる手腕はさすが! 久しぶりにNYでショーを開催したトム ブラウン(7)も壮大でした。名作『星の王子さま』をテーマにしたコレクション。プレイフルでアヴァンギャルドだけど、ルックを構成するアイテム単体で見ると、じつは普通に着られるデザインも多いんです。マークにも通じる自由な発想のスタイリングは、とても見ごたえがありました。

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8. VALENTINO
クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリは今季、娘のナイトアウトの装いからヒントを得た。フォーマルウェアをパンキッシュなアティチュードで再定義

並木 パリで見たショーの中では、ヴァレンティノ(8)が最高でした。 全ルックがシャツとネクタイのコンビネーションを起点としつつ、ボトムはフレッシュなミニ丈がメイン。パンキッシュなジュエリーとメイクアップもどこかノーブルで、とても品よくまとまっていた。リボンを連ねたルックやバラのコサージュスカートのルックは、「紳士服のコードを夢々しい要素が侵食している!」と膝を打ちました。アイデアが無限にあふれていて、ピエールパオロ・ピッチョーリは天才だなと感服しました。

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9. VALENTINO
アイコンバッグ、ロックスタッズをモダンにアップデート

衣笠 鮮やかなロックスタッズバッグ(9)もスタイリングにすごくマッチしていましたよね。ストリートで目にする機会が増えそう!

リボン、フラワー、フルーツ定番モチーフを自由に再解釈

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10. SANDY LIANG
ブライダルコレクションも展開する注目の若手デザイナー、サンディ リアン。ロゼットやボウモチーフを用いた可憐なドレスルックを発表

 そういえば、リボンやバラのモチーフは今季いろんなブランドで見かけました。たとえばNYで人気のサンディ リアン(10)でも。

並木 以前、ソウル出張の際に絶対行くべきとすすめられたAMOMENTOというセレクトショップに寄ったんですけど、そこで目に留まった服が全部サンディ リアンでした。ガーリーだけれどひねりがきいていて、大人も着たくなる可愛さですよね。

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11. BURBERRY
新チーフ・クリエイティブ・オフィサー、ダニエル・リーによるデビューショー。「英国らしさ」をコンセプトに、大胆なカラーパレットを提案

衣笠 ダニエル・リーによるバーバリー(11)のファーストコレクションでも、黄色と紫のイングリッシュ・ローズ柄のアイテムが多数登場。前職でグリーンというイットカラーを生み出しただけあって、さすがの配色の妙でした。エンポリオ アルマーニ(12)も、首もとにバラやリボンをあしらったルックが多く、エレガントなムードに満ちていました。あと、気になったのは複数のブランドが出していたフルーツモチーフ。ジル サンダー(13)では大胆なチェリーモチーフのプリントが。ブランドにしては珍しいポップな柄が新鮮でしたね。

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12. EMPORIO ARMANI
テーマは「笑みがあふれる日々」。マスキュリンとフェミニンなエッセンスを軽やかに織り交ぜた

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13. JIL SANDER
チェリーやキャンディのプリントで、得意のミニマリズムにポップな要素を加えた今季のジル サンダー

ワードローブに今すぐ取り入れたいモードでウェアラブルな服

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14. LOEWE
クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンは、「ファッションは現在ではなくその先にある」ことを示唆し、リアリティを追求した。


並木 編集部で「着たい!」と話題になっていたのがロエベ(14)。冒頭で「ウェアラブル」というキーワードに触れましたけど、今季のロエベはまさにそれを体現していた。

 このレザードレスについているチェーンは、バッグと続いているの?

並木 これはただの装飾で、チェーンバッグを掛けているように見えるデザインなんです。ジョナサン・アンダーソンらしいギミックをきかせながらも奇抜すぎず、着てみたいと思わせる服だなと。そうかと思えば先シーズン同様、「まるでアート」みたいな服も健在でした。見るからに硬そうなレザーのトップスとミニスカートは、展示会でさわってみたらカッチンコッチンだった!

衣笠 1940~50年代のヴィンテージ服をスクリーンプリントしたシフトドレスも素敵でしたね。

並木 プリントの輪郭がぼやけているのは、「ファッションは未来を見ないといけない」というジョナサンの考えを表したもの。昨今のヴィンテージブームに対する彼なりの解釈なのかもしれないね。

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15. DRIES VAN NOTEN
褪せた色合いの花柄や、着古した服を修繕するかのように施されたステッチなど、コレクションを通じて「服を大切に着る」という考えを示した

並木 一方、「手持ちの服を修繕して着ることの大切さ」を示したのが、ドリス ヴァン ノッテン(15)。大好きで長く着続けたような質感の服が多く、愛着が湧きました。ランウェイと座席の距離がすごく近かったので、「服をよく見てほしい」というドリスの熱い思いも伝わった。

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16. MAX MARA
18世紀の知識人、エミリー・デュ・シャトレ侯爵夫人をフィーチャー。宮廷衣装をモダンなワードローブにアレンジした

衣笠 マックスマーラ(16)のショーでも、現代女性のための心地よさそうな服を目撃しました。ブランドを象徴するキャメルカラーのコートのファーストルックを見た瞬間、「まだバリエーションがあったのか!」と脳内でのけ反りましたよ。

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Photo: Courtesy of ISSEY MIYAKE

17. ISSEY MIYAKE
「The Square and Beyond」をテーマに、四角という"型"に着想を得た

並木 イッセイ ミヤケ(17)の立体的なコートも、どこから見ても美しかったです。

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18. MICHAEL KORS COLLECTION
オノ・ヨーコやジェーン・フォンダなど、1970年代に活躍したインフルエンサーたちがコレクションの出発点。ボヘミアンスタイルを都会的なムードに落とし込んだ

 マイケル・コース(18)のマントにも惚れぼれした。贅沢なダブルフェイス仕立てで、品格が際立っていました。

独自の視点とユーモアを交えて美の価値を再考

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19. BOTTEGA VENETA
イタリアの芸術を見つめ直す3部作のラストコレクション。ストリートに集うさまざまな人々を、クラフツマンシップを通じて現代的なルックに投影した

衣笠 ロエベでアーティスティックなデザインを打ち出すジョナサンに対して、「服づくりそのものがアート」というスタンスを感じるのが、ボッテガ・ヴェネタ(19)を手がけるマチュー・ブレイジー。「イタリア」3部作を締めくくる今季のファーストルックはシュミーズで、モデルが起き抜けみたいな感じで出てきて意表を突かれました。しかも、履いているのはソックスのようなシューズ。「もしや?」と思いながらも、展示会でさわってみるまでレザー製だとわからなかった! 着る人だけに価値がわかる、芸術品のような趣があったし、それをコレクション全体からも感じ取りました。

 マチューはラフ・シモンズ率いるカルバン・クラインでデザインディレクターをやっていたときから話題の人でした。人柄のよさも有名ですよね。

衣笠 ショーのシーティングが国別に仕切られておらず、ランダムで民主的だったことにも感動したのですが、そこにもマチューの心づかいを感じました。

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20. PRADA
「TAKING CARE」と題したコレクション。看護師の白衣をドレスに作り替えたり、ミリタリーウェアを戦う服ではなくファッションへと転化させたり、愛のあるユニフォームがキーワードに

衣笠 そして今季、「心づかい」に着眼して美しさを再考したのがプラダ(20)。シンプルなニットにマリエのようなスカートを合わせて、ウェディングドレスを日常着に落とし込んだルックには、一瞬で心を奪われました。

 素敵! 1950年代に活躍したデザイナー、ノーマン・ノレルのスタイルのような、アメリカン・ハイファッションを彷彿させるルックですね。

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21. TORY BURCH
ディテールにひねりをきかせることで、「不完全な美しさを肯定する」という力強いメッセージを発信

森 素敵! 1950年代に活躍したデザイナー、ノーマン・ノレルのスタイルのような、アメリカン・ハイファッションを彷彿させるルックですね。トリー バーチ(21)の赤いニットのルックも、リラクシングな雰囲気がアメリカ的ですごく好き。ブライアン・モロイによるスタイリングのセンスが光っていたし、「伝統的な女性像からの脱却」というテーマにもエンパワーメントを感じました。

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22. MIU MIU
ミュウミュウは日常の服装の着方に着目。インナーウェアとアウターウェアの解釈を揺るがすスタイルを提案した

衣笠 既存の認識を覆すアプローチは、ミュウミュウ(22)にも見られました。パリ・ファッション・ウィーク最終日のあの衝撃は忘れられません!

並木 冒頭でいきなり髪の毛が突っ立ったミア・ゴスが出てきたときには斜め上をとんでいってる感じがしたけど、それがたまらなくキュートだった! 慌ただしい朝にうっかり着方を間違えちゃった事務員さんのようで、ストッキングの中にトップスが入っていたり、バッグのキーチャームが歩くたびにガチャンガチャンと音を立てて揺れていたり、どれも日常にありそうな光景。一見「普通」なんだけど、よーく観察すると複雑にレイヤリングされていたり、フォルムにエッジがきいていたりして、そこに目新しさを感じるのよね。ミウッチャ・プラダのユーモアと技量がいかんなく発揮されていたわ。

ネクストシーズンを盛り上げる若手クリエイターにも注目

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23. SETCHU
「クラシックなものにひとひねりを加える」をコンセプトに、タイムレスでコンテンポラリーな服づくりを行うセッチュウ

衣笠 こうやって振り返ると、見る側も服とじっくり向き合えるような、心に響くショーがいっぱいありましたね。来季も、サバト・デ・サルノによる新生グッチや、3部作を終えて新章幕開けとなるボッテガ・ヴェネタ、ピーター・ドゥがクリエイティブディレクターに就任したヘルムート ラングなど、注目トピックスが目白押し。

並木 若手デザイナーのクリエーションも楽しみ。パリでLVMHプライズのファイナリストたちのパーティに出席したんだけど、グランプリを受賞したセッチュウ(23)のまわりはすごい人だかりで、錚々たる面々が訪れていた。業界の重鎮である某エディターも「あなたの服は“普通”に着られていいわね!」と絶賛していた。

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Photo: Courtesy of ASHLYN

24. ASHLYN
立体裁断により、16世紀の宮廷服や軍服を再解釈。構築的なシルエットを生み出した

 NYでは、アシュリン(24)がパターンの工程をすべて見せるという斬新なプレゼンテーションを披露していました。服づくりに自信がないとできないことですよね。今季から新たにCFDA(米国ファッション協議会)の会長になったトム・ブラウンは、ファッションのクリエイティビティを高めようと若手を鼓舞している様子。あと数年で、逸材が出てくるかもしれません。

衣笠 ラグジュアリーファッションは転換期を迎えているといわれていますが、NYのモードシーンも再び勢いが増していきそうですね。期待が高まります!

Teruyo Mori(森)プロフィール画像
Teruyo Mori(森)

NY在住のファッションジャーナリスト。パンデミック以前のファッション・ウィークと変わらない盛況ぶりを肌で感じ、デザイナーたちのNYへの愛を再確認。アヴァンギャルドな服づくりをする若手デザイナーたちの動向にも注目している。

Nobuko Namiki(並木)プロフィール画像
Nobuko Namiki(並木)

SPUR編集長。パリのファッション・ウィーク取材は今回が初。2月下旬の寒い時季だったにもかかわらず、街のパワフルなムードを実感。最もときめいたセレブリティは、アレキサンダー・マックイーンのショーに出席していたエディ・レッドメイン。

Nayuta Kinugasa(衣笠)プロフィール画像
Nayuta Kinugasa(衣笠)

SPUR副編集長。ミラノとロンドンを担当。現地では怒涛のスケジュールの中、SNS用に必死でセレブリティの撮影を試みる日々を過ごす。ボッテガ・ヴェネタのショーで最も尊敬するBTSのリーダー、RMに遭遇しマイクが壊れるハプニングが。

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