サラ・ジェシカ・パーカーやレオナルド・ディカプリオ、ジャスティン・ビーバーにセリーヌ・ディオン……桁違いな資産を持ち、ゴージャスな生活を送る海外セレブたち。しかしそんな彼らにも、苦労した過去が。貧しい家庭環境にも屈せず、見事アメリカンドリームをつかんだスター15人を大特集。
桁違いな資産を持ち、ゴージャスな生活を送る海外セレブたち。しかしそんな彼らにも、苦労した過去が。貧しい家庭環境にも屈せず、見事アメリカンドリームをつかんだスター15人を大特集。
子役の仕事で大家族の生計を支えたサラ・ジェシカ・パーカー、治安の悪い地域を脱することを目標に俳優を目指したレオナルド・ディカプリオ、母とふたりで車上生活を送っていたヒラリー・スワンク……。強い意志で成功を収めたエピソードの数々に、勇気をもらえること必至。
Photo : Getty Images
text : Ayano Nakanishi
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８人兄弟の大家族で育った、サラ・ジェシカ・パーカー。母の再婚相手である義父は定職についておらず、生活は困窮。幼い頃から習っていたバレエと歌の才能を活かし、８歳のときに子役としてデビュー。サラがブロードウェイなどに出演して得たギャラを、家族の生活費にあてていたそう。
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シングルマザーの母と、ロサンゼルスの治安が悪い地域で育ったレオナルド・ディカプリオ。義母の連れ子、アダム・ファラーが芸能界で大金を稼ぐ姿を見て、俳優を目指すように。高校を中退後、何度もオーディションに落ちながら、19歳でブレイク。辛い過去がなかったら、今の彼はいなかった!?
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15歳のときに酔った父から暴力を振るわれ、母が父を射殺するという過去を持つシャーリーズ・セロン。アメリカへ移住し、女優を目指しながらその日暮らしの極貧生活を送る。小切手をめぐって銀行員と口論していたときにスカウトされ、晴れて女優に。どん底からの復活劇はまるで映画のヒロイン！
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17歳の未婚の母の元に誕生した、ジャスティン・ビーバー。公営住宅の自宅にはネズミが棲みつき、いつも空腹で寝ていたというエピソードを告白している。12歳のときに地元のコンテストで披露したパフォーマンスを、母がYouTubeに公開。それが名プロデューサーの目に止まり、見事デビュー！
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マライア・キャリーが３歳のときに両親が離婚、ニューヨークの貧困街で幼少期を過ごす。高校卒業後は歌手を目指しマンハッタンへ。ウェイトレスなどのアルバイトを掛け持ちし、やっとの生活を送っていたそう。そんな彼女が持つ全米No.1シングル18曲という記録は、ビートルズに次ぐ世界２位！
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父親によるDV被害を受けて育った、トム・クルーズ。12歳のときに両親が離婚し、経済的に苦しい生活を送る。レスリング一筋の学生時代を過ごすも挫折し、俳優を志すように。21歳のときに『卒業白書』（1983）で注目を集め、着々とヒット作に出演。今では、もっとも稼ぐ俳優ランキングの常連。
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14人兄弟の大家族に生まれたセリーヌ・ディオン。洋服は兄弟のお下がりばかりなど、辛い幼少期を告白。転機は音楽マネージャーでのちに夫となる、レネ・アンジェリルとの出会い。セリーヌの美声に惚れ込んだ彼は、自身の自宅を担保としてデビューアルバム発売の資金を調達したとか！
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未婚のティーンの母のもと誕生し、祖母に育てられたオプラ・ウィンフリー。９歳になると、親戚から性暴力を受けるように。貧しい家庭で育ちながらも真面目に勉学に勤しみ、奨学金を得て大学へ進学。ローカル番組のキャスターを経て、人気司会者へと成長。黒人として世界初の億万長者になる。
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アルコール依存の母、暴力的な父とともに、トレーラーハウスでの生活を送っていたデミ・ムーア。そんな生活に嫌気が差し、16歳で高校を中退し、単身ハリウッドへ。モデルとして活躍しながら薬物に溺れるも、治療を経て回復。28歳のときに『ゴースト』（1990）で大ブレイクし晴れてスターに。
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カナダ出身のジム・キャリーは、両親や３人の兄弟とともにトレーラーハウスで生活。コメディアンを目指し高校を中退後、アメリカへ渡り、スタンドアップ・コメディアンとして大成功。映画『マスク』などの大ヒットから俳優としてもブレイクし、その資産は150億円超えとも！
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２度のアカデミー賞受賞を誇る大女優ヒラリー・スワンクは、トレーラーハウス育ち。女優になるという夢を叶えるべく、16歳のときに、母とふたりでロサンゼルスへ移住。アパートを借りる資金もなかったため、車上生活を送っていたとか。インタビューでは度々、母への感謝を語っている。
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代々麻薬の密輸を行う一家のもと、母が服役中に誕生したレイトン・ミースター。摘発を受け財産を失った両親は、わずか10歳のレイトンをモデルとして働かせるように。ガソリン代を心配する日々を送りながら『ゴシップガール』で世界的スターに。しかし両親とのバトルなど現在もトラブル続き。
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１億枚以上のCDセールスを誇る、ラッパーのエミネム。母親は15歳で彼を出産するも、父親は蒸発。薬物依存の母からは育児放棄され、学校ではいじめを受けるという苦悩の連続から、自殺を図ったことも。しかし荒んだ過去を綴った曲が爆発的にヒット、世界で最も成功したアーティストに。
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ニッキー・ミナージュは５歳のとき、トリニダード・ドバゴからニューヨークへと移住。スラム街で、酒と薬物に依存する父親の暴力に怯えながら育ったという彼女。毎晩「お金持ちになって、母親に楽をさせたい」と祈っていたそう。そんな経験からか、恵まれない子どもへの支援を熱心に行う。
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『テッド』シリーズで知られるマーク・ウォールバーグは、ボストンの貧しい家庭で、９人兄弟の末っ子として誕生。高校を中退後は薬物に溺れ、殺人未遂まで犯した経歴が。しかし人気歌手である兄の助けによって、歌手として成功。俳優としても才能を発揮し、今ではトップ俳優のひとり。
